
氷ノ山の名水 樹氷水 |
夜のうちに氷ノ山スキー場の駐車場の一角に車を止める。この「樹氷水」のすぐ近くだ。
昨日は、夜中1時間と2時間半の仮眠をとりつつ車を走らせ、岡山県の那岐山に登ったので、ちょっと疲れが残っている。そこで今日は朝の8時までぐっすりと眠ることにした。
朝はぜいたくにも、この名水・樹氷水で歯を磨き、顔を洗った。
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氷ノ山キャンプ場 |
登山口は、氷ノ山キャンプ場にある。地図には、道路の省略がかなりあり、なかなかここにたどり着けなかった。車道を歩くこと40分。やっと登山口に到着。
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電流の通った線を
越えて登山道を進む |
登山口近くには、電流を流した線が引っ張ってあった。イノシシが入らないようにするためか。
登山道はこの電線の向こうに延びていた。えっ、どうするの? と思ってよく見ると、この電線をいったんはずして電線をまたぎ、また電線を元に戻しておくというものだった。3本のうち上の1本しかはずさなかったが、またぐときなんとか電流に触れることなく、無事に通過。
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氷ノ山も雪が深いのか、根本のところで大きく曲がる木が目立つ。まっすぐ伸びようとする木の根本に、大量の雪の重みがのしかかり、このように曲がってしまうのだと聞いたことがある。
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氷ノ山の花
登山道に入るとまもなく、
ギンバイソウの群生地が現れる。
梅の花に似ていて銀色をしているので
「銀梅草」というらしい。
可憐な花だ。
他にも、花の百名山にふさわしく
登山道にはたくさんの花が咲いていた。
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ギンバイソウ(白)
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ギンバイソウ(ピンク)
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コガクウツギ
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ミゾホウズキ
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ウツボグサ
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シモツケソウ
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氷ノ越にある避難小屋 |
尾根道と出会ったところに避難小屋があった。雪が深いため、屋根が急角度に傾いている。
ここからは、わりとゆるやかな坂。たくさんのトンボが飛び、もう秋の気配だ。
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コシキ岩 |
このコシキ岩を越えるコースもあるとガイドに書いてあったので、ものは試しと行ってみる。
しかし、真ん中あたりで崖にはばまれ、後戻り。しかし、真っ赤なツツジと出会うことができた。
その後は、この岩の横をまいて進む。
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氷ノ山のアジサイたち
山頂近くは、アジサイの天国だ。
白、青、赤紫、青紫、クリーム色・・・
いろいろな色のアジサイがたくさん咲いている。
「これもきれい。」「あっ、これもいいねえ〜」
とたびたび写真をとるので、
頂上まで後わずかなのに
なかなか頂上にたどり着かない。
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山頂 |
やっと、山頂に到着。
さっきまで、晴れていて展望がよかったのに、アジサイの写真に夢中になっているうちにガスがわいてきてしまった・・・ |

山頂小屋のあたり |
山頂のまわりは雲におおわれ何も見えない。しかたがないので、草の前にすわり、お昼を食べることにする。昨日の那岐山に続いてさみしい山頂だ。
山頂の原っぱも、植物を養生中とあって、花も少ない。ひたすら緑の葉っぱを見ながら、食事を口に運ぶ。
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展望小屋から
西の山が見えた |
3個目のおにぎりをほおばっていると、突然霧が晴れてきた。思わず立ち上がり、近くの展望小屋へ。若いカップルと、2人のおじさんの中に割って入り、展望を楽しむ。
この小屋の1階には、なんと水洗トイレが設置してある。太陽電池で電気を起こし、蓄電池にため、浄化装置を動かしている。いったん使った水は、またきれいにされ、水洗トイレで使われる。
男子小用にまず行ってみる。やや茶色っぽい水が大量に出た。小なのにこんなにたくさん水を使ってもいいのだろうかというくらい水が出る。
いい具合に大の方にも行きたくなった。大の方も清潔だ。やっぱりやや茶色い水が、大量に出てきれいにしてくれた。山のトイレもだいぶ変わってきているのだ。
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山頂から反対側に少し下りると、日本庭園のようなところがあるらしい。行ってみると、古くて太い杉が立ち並んだところであった。古生沼というところで、湿気も多く、こけがよく生えていた。ここの木の枝も、マンモスの牙のように下から上へと張り出していた。
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古生沼の古杉 |
再び山頂に戻り、今度は仙谷コースより下山する。なかなか急なコースだ。
急な岩だらけの谷を下りていると、テーピングもないし、何の踏み跡もないことに気づいた。もしかして、違う谷に入ってしまったか? 道無き道を行くようなところが何度かあったが・・・
引き返して、踏み跡とテーピングのあるところに戻る。そこから注意深く回りを見渡しながら下りていく。しかし、やっぱり同じところに着いた。ここが正規のルートなのだ。そんな道だった。
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仙谷コースのブナ |
急な谷を下りていく前半を過ぎると、今度はゆるやかな下りになる。
木はブナから杉に変わった。背の高い、まっすぐな杉が並んでいる。
アメリカには、真上を見上げると大聖堂の天井のように見える森があるという。私も、上を見上げてみた。大聖堂の天井のように見える?
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杉林の中から
上を見上げる |
スキー場が見えてきた。山を下りてきた。出発から7時間15分、ゆったりとした1日だった。
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氷ノ山スキー場 |
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