山歩き日誌
| ♪両神山(1,723m)
2003/5/3、4 |
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そんなこともあって、特急料金を節約できたので、西武秩父駅から日向大谷の登山口までは、ちょっと奮発してタクシー利用。(7780円ナリ) 日向大谷の登山口にある管理の行き届いた綺麗なトイレで用を足し、お守りの登山届けもきちんと出して、出発したのがかれこれ10時。道脇のオドリコソウの花に見送られて、登山道へと吸い込まれてゆく。 |
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今日の行程は、ほとんど登りで苦しい事この上ない。八海山という標識を過ぎ、地図を確認する。もう少し、もう少し。。 「あともう少しで弘法の井戸で美味しい水が飲めますよ。頑張って。」と、すれ違ったご夫婦に励まされ歩く。登山道にニリンソウの群落が現れ始め、見とれているうちに弘法の井戸へ到着。これは「命の水」だ…と思えるほど、冷たくて美味しかった。 |
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清滝小屋に着いて、テン場の申込みをする。(@500円×4人)段々畑のようなテント場の、最上段に設営するように小屋のオヤジさんに勧められる。ここは、他よりも狭いので、我が家のエスパース一張でいっぱい。なんだか、マンションの最上階を独占しているオーナーの気分だ。オヤジさんに「いい場所だろぉ〜」とのお墨付き。(テント場はこの段々畑の他にもう一ヶ所2〜3張晴れるスペースが別の場所にあった) |
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小屋の裏の斜面をジグザグに登って尾根に出る。クサリ場の連続とガイドブックにあったので、覚悟してきたのだが、思ったほど難しくはなく、手がかり足がかりもある岩場だったし、木の根っこなんかもしっかり張っていて、怖れることはなく無事に通過できた。奥社の鳥居をくぐると、白いわんこがお出迎え。吠える事もなく、こちらの顔をじっと見つめたかと思うと、またごろんと横になり昼寝。どうも小屋のわんこらしい。 |
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30分ほど、木の根のよく張った道や、付け替えたばかりなのか、金ぴかのクサリが付けられた細いトラバース道を歩いたり、ちょっとした急登を頑張ると、テーブルベンチが1組設置した場所に出る。山頂までは、ほんのひと登り。 ヤシオツツジを両脇に見ながら、山頂直下のクサリ場を頑張ると、狭い岩の山頂だ。狭いとはいえ、ぐるりと360度眺めは最高。 あいにく春の午後は遠望が利かないが、この達成感が気持ちよいのだ。八丁峠の方からも、登山者がやってくる。向こうはどんな道なんだろう。今回私たちが登ってきたルートよりも、明らかにアップダウンが多くて、クサリ場もわんさかなんだろうね。両神山は遠くから見ると、あれだけギザギザな山なんですから…。 |
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| テント泊 今日の晩ご飯は、子供達のリクエストで冷やし中華と焼き肉。いつもの麺よりも太麺だったのに、茹で時間をうっかり変えなかったので、生煮えっぽくてまずかった。つゆを掛ける前に茹で直せば何とかなったものを、面倒くさがったのが悪かった。結局、具ごと鍋に移し炒め冷やし中華(!!)にアレンジ。あったかいキュウリが美味しいとは言えなかったけど、まぁ、山の食事は残してはいけないという鉄則に沿って、なんとかハラに収めた。(ゲップ!) あ、でも焼き肉の方は大成功。いつもは他の自炊登山者の焼き肉のイイ匂いを嗅ぐ側だったけど、今日ばかりは母がヨレヨレになりながら食料を運んだ甲斐があり、美味しかった…らしい。(らしい・というのは、私は匂いだけでお腹いっぱいになってしまい食べていないのだ) 小屋には、屋根のついた炊事場があり、調理には非常に便利だ。流しの周囲には、テーブルやベンチも備え付けてあるのだが、こちらはおじさまおばさま達が、既に宴会モードに入っており、空く気配はない。テント場にも、ポツポツと2ヶ所ほどテーブルベンチがあるので、そこを使わせてもらった。ちょうど、登りの時に後になり先になりと歩いていた、お母さんと息子さんの二人パーティーと相席させて頂き、それぞれに夕餉を楽しんだ。 |
鹿の鳴き声と満天の星 小屋のトイレは、炊事場のすぐ近くにあった。小屋のトイレとはこれが普通だと思うようになったが、当然のように中は暗くてボッタン式。 外が暗くなると、トランプを忘れた我が隊はすることもなく、シュラフにもぐりこんだ。眠れないよぉ〜。。と、しばらくゆりっちが誰にともなくつぶやいていたけど、いつの間にか静かになって、鹿のケーーーン、ケーーーンという鳴き声が遠くで聞こえた。他にも森に住む獣の声が聞こえてきたがどれが誰(何)の声だか、さっぱりわからなかった。 夜中2時半ごろ、ゆきっちがトイレに行きたい・・と言うので、ヘッドランプをつけてテントを出た。そしたら、なんとなんと満天の星空が広がっているじゃぁありませんか。森の中だから、木々が邪魔をして小さく切り取ったような空でしたが、それはもう綺麗にきらめいていました。ヘッドランプを一度切って、少しの間空を眺めてからトイレに向かった。トイレからの帰り道、マイテントまでの順路は頭に入っていたはずなのに、あやうく曲がるべきところを通り過ぎて、登山道へ向かって踏み出しそうになった。ふ〜、アブナイ、アブナイ。 |
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朝7時の山頂からは、昨日とうってかわって遠くまでよく見えた。南アルプスのまだ白い峰々や、富士山も。 この連休、夏のように暑くて参りました。細かい虫が何故か私の回りばかりを飛び回り、うっとうしいことこの上ない。私だけがよっぽど臭いのか(うわっ、ショック!)…はたまた、私だけがO型で家族はA型。その辺にも原因があるのか。とにかく最悪!!虫に好かれても困るのだ。 |
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昨日「命の水」だと感謝した弘法の井戸水を、空のペットボトルにたっぷり詰めて歩き出す。今日もまた暑いから、水分補給は必至だ。今日登ってくる登山者も多い。たくさんのパーティーにすれ違った。会所の分岐近くで、3才くらいの女の子と1年生くらいの男の子を連れた家族とすれ違った。「すごいね、頑張ってるね。」思わず声をかけた。うちの子供達もそういう声に励まされて山登りしてきたから。この声かけがとても嬉しかったから。。。 |
11:48発のバスの発車時刻まで、30分程の休憩時間となり、タイミングが良かった。山荘テラスから眼下のバス停までは、石段を下りればすぐの距離だ。 両神村役場前で途中下車して、15分ほど車道を歩けば、道の駅と併設されている「両神温泉・薬師の湯」だ。一風呂浴びた後の天ザルうどんは美味い!ビールもサワーも美味い! その後の100円マッサージ機も、実に気持ち良かった〜。 |
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