山歩き日誌
| ♪大菩薩嶺(2,057m) 2003/10/13 |
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今年の夏は、梅雨明けも遅れたけど、
その後も夏らしい天気が続かず、冷夏な年だった。
そんなことも影響して、今年の紅葉はどうだろう・・。
10月の3連休は、山にあてるつもりでいたのだが、
あいにくの天気で、それもままならず。
2日間をうだうだと過ごし消化不良気味。
最終日の13日に賭けてみた。
珍しく休みとなった夫と二人、早朝5時家を出る。
駐車場から見上げた空には、雲も多いものの星がたくさん。
もしかして、もしかするかも・・♪。
この日は、車なので上日川峠まで入れるのが嬉しい。
高速を走っているうちに夜明けを迎える。
東の空がオレンジ色の綺麗な朝焼けだ。
談合坂を出るとき、太い虹を見つけた。
うわぁ〜、綺麗!と、車のフロントガラス越しに眺めていると、
あれあれ、この虹、みるみる長く伸びてゆく。
発達する虹を目撃したのは、初めてのことだった。

7:25身支度を整えて、上日川峠・ロッジ長兵衛の駐車場を出発。
青空が出始めており、雨上がりの登山道は少しむっとする。
道がぬかるんでいそうなので、福ちゃん荘までは車道を行った。

| 唐松の先には青空 | 唐松尾根の道脇には、綺麗な紅葉が |
稜線に近づくに連れて、風が強くなってきた。
まるで台風並みか。
稜線直下は岩がちなので、風で身体がもっていかれないように注意する。
途中振り返ると、富士山にまとわりついた雲が
時々払われては、そのどっしりとした姿を現す。
山姥のような髪で、雷岩に出ると何組かの登山者が。
思わず手ぐしで髪をなでつけて、「こんにちは!」
今回、私にとっては、3度目の正直の大菩薩。
前の2回は、いずれも天気が悪く山頂(大菩薩嶺)を踏んでいないのだ。
雷岩に着くと、迷うことなく左に曲がり樹林の中を歩いた。
「木がうっそうとして、面白みのない山頂だよ」と夫は言う。
「そんなことわかってるけど、いいの!とにかく行くの!」
やっぱり一度は山頂標と三角点にタッチしなくっちゃ。

雷岩の分岐
左:大菩薩嶺 右:大菩薩峠
8:44嶺で記念撮影をした後は、雷岩に戻り一路大菩薩峠を目指す。
大菩薩の稜線は、この伸びやかさが好きだ。。
笹原の緑に、赤・オレンジ・黄に色づく樹木のグラデーションが見事。
眼下に見下ろす、ダム湖の向こうには折り重なる峰々。
峰の間からは、雲をまとった富士山が実に堂々としている。
刻一刻と、強い風と共に急速に雲が増えているようだ。


*クリックで大きくなります。
賽の河原には、避難小屋があり覗いてみたが、
中は狭いが、土間と板敷きになっていて、思ったより綺麗だった。
使った人たちがきちんと掃除しているんだな。
ゆるやかに稜線を進み、親不知ノ頭あたりからは、介山荘がよく見える。

介山荘に着く頃には、すっかり空は灰色。
10分ほど休憩してから、
雨の降らないうちに・・と、さっさと下山を開始。
駐車場のある、上日川峠へ戻ったのは10:20。
さぁ、もう一つの目的である温泉へと車を走らせた頃から、
ポツポツと雨が降り出し、あっという間に土砂降り。
早起きは三文の得っていうけど、ホント、ラッキーな一日だった。
フルーツ公園内にある、「赤松の湯ぷくぷく」でしばしくつろぎ、
高速の渋滞が気になったので、早めに帰りましたとさ。(メデタシ、メデタシ)
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music by Sora Aonami