電磁波について
参考文献:記者のインターネット探訪/フルモト商事株式会社
(5月11日、AP)
世界中で爆発的に利用者が増えている携帯電話から出ている電磁波が、人体になんらかの影響を及ぼしているのではないか−−。そんな指摘に対する関心は各国で高まっており、世界保健機関(WHO)の呼びかけで、脳腫瘍(しゅよう)と携帯電話との関連を探る国際的な調査が行われることになった。それに先駆け、イギリスでは今月、この問題に関する一つの報告書が発表され、インターネット上では、子供の携帯電話利用をめぐる論争が巻き起こっている。
「携帯電話の有害性を示す明確な証拠はないものの、脳を含む身体の機能に微妙な影響を及ぼす可能性があり、潜在的な危険性を完全には排除できない」
電磁波は、空間に波を描いて進む電磁気の流れで、電波や光もその一つ。電子レンジで使われるマイクロ波もそうだし、携帯電話のほか、一般の家電製品からも、わずかながら電磁波は放出されている。そうした電磁波を浴び続けると、がんになったり、アルツハイマー病になったりする可能性があるのではないか、との懸念がある。
特に電源を入れると微弱なマイクロ波を出す携帯電話は、常に頭に密着して用いられるために、利用者の急増とともに心配する声が高まってきたのだ。
今回、イギリスのグループは、有害性について“灰色”と判断したものの、子供については「不必要な通話は避けるべきだ」と表明した。子供は成長過程にあるために、頭骨も薄く、神経組織も発達途上であるためだ。
グループの班長を務めた生物学者のウィリアム・スチュワート卿は、BBC(英国放送協会)のラジオ番組で、「私には2歳と4歳の孫がいるが、携帯電話は使わせない」と語った。
グループは、子供への電話機販売を慎むことや、製品に電磁波量を表示することも提案。英国の電話会社は早速、それに反応し、業界団体の電子工学産業連合(FEI)は「報告書はわかりやすく、バランスがとれた内容で、歓迎したい」と表明するとともに、ホームページにも報告書への対応を掲載した。
FEIによると、英国の携帯電話利用者は、今年3月現在で2680万人、人口の4割を超える。昨年のクリスマスプレゼントとしてもらった人は450万人にものぼり、利用者の4人に1人は子供という。親が、もしもの時の連絡手段として、持たせるケースが多いからだ。
◎子供の携帯電話利用をめぐって、議論が続く英BBCのページ ◎
BBCがホームページの「トーキング・ポイント」というコーナーで、「あなたは、子供に携帯電話を持たせますか?」と問いかけたところ、たちまちインターネット・ユーザーの反応が返ってきた。様々な意見が公開されている。
携帯賛成派は−−。
・「報告書は、害があることを示す証拠はないといっている。それなのに、なぜ心配するの?」
・「喫煙や飲酒、ドラッグに比べたら、害は少ないんじゃない?」
・「私が携帯電話を持たせるのは、子供が安全だということを確認する唯一の手段だから」
対する反対派は、こう反論する。
・「生徒は、いつも携帯電話でぺちゃくちゃおしゃべり。なぜ、親たちはお金をどぶに捨てるだけでなく、子供たちの頭をフライにしようとする(電磁波で温度が上がる)のだろう」(注=携帯電話のレベルで体温が上がることはない)
・「私は教師です。緊急時の連絡用に必要と言われますが、ほとんどは友達同士の通話に使われています。健康に影響があるかどうかは別にして、子供の教育にはマイナスになっています」
・「私は17歳です。ほとんどの友達は携帯電話を持っていて、400ポンド(約6万7千円)も通話料を母親に払わせた子もいます。私には無駄遣いとしか思えません」
このほか、「通話先を限定する機能を使えば無駄な通話は減る」といった現実的な提案や、「なぜマスコミはこの問題をセンセーショナルに取り上げるのか」という苦情もある。
こうした賛否両論の声をみると、携帯電話事情は洋の東西を問わないようだ。
ちなみに、電波状態の悪い場所での通話に必要な最大出力は、欧州諸国は2ワットだが、日本の携帯電話は0・8ワットと小さい。もっとも、最大出力が小さいからといって、健康への影響がまったくない、と言い切る証拠は、もちろんない。
インターネットをするパソコンからも電磁波は出ている。ディスプレーを見続けると、体によくないことも確かで、眼精疲労、首や肩などの痛み、ストレスを訴える「VDT障害」「VDT症候群」といった言葉もある。
IT(情報技術)革命の時代といわれるが、電磁波のことなど、思わぬ副産物の問題も少なくない。
通勤客は強い電磁波にさらされている 〜 電車内は電子レンジの大型版?
列車内では多くの乗客が持つ携帯電話の電磁波が重なって反射し合い、
その電磁波密度は国際的な安全基準値を大幅に越えうることが、東北大
理学研究科の本堂穀助手(熱物理学)の研究でわかった。
金属で覆われた車両は電波が外に漏れにくく、複数の携帯電話が同時に発した 電磁波は重複して反射すると日本物理学界の論文誌で発表した。
本堂氏は「金属の箱で電磁波を反射させる電磁波の大型版と考えれば
分かりやすい」と話している。「平成14年6月3日付、朝日新聞」
携帯電話で脳しゅよう〜米国で8億ドル(約872億円)の賠償請求
携帯電話の使用で脳しゅようになったとして、米メリーランド州の神経学の専門家が モトローラ社などに対し8億ドルの損賠償を求める訴訟をボルティモア市巡回裁判所 に起こしたことが3日、わかった。
ロイター通信によると、訴えたのはクリストファー・ニューマンさん(41)。
数年前から携帯電話を使用した結果、脳しゅようになったと主張。
電話会社やメーカーは、がんの原因になり得る電波を出すことを消費者に
知らせなかったとして、補償的損害賠償金1億ドルに加え懲罰的損害賠償金7億ドル の支払いを求めた。「平成12年8月4日付、読売・朝日新聞」
また心臓ペースメーカーを装着している人にとっては、死活問題です。心臓ペースメーカーは、不整脈などで心筋が止まってしまう場合などに心臓に刺激を与え、心筋を動かす役目をしますが、携帯電話の電源が入っているとその電磁波を人間の心拍と勘違いし、心拍が正常でない時にも「正常」と認識して動きを止めてしまいます。
電源を切らない限り悲劇が起こります。
全国にペースメーカーを装着している人は30万人、年間2万人前後がペースメーカーの装着手術を受けているといわれています。また年齢層もお年寄りだけでなく、30〜50代の人も増えています。
電磁波は離れているから安全とは言えません。障害物の影(裏)に回り込んで、近くよりも離れているほうが数倍も影響が大きくなる回折(かいせつ)現象が起こります。
どうしても携帯電話を手放せない人へのアドバイス
どうしても使用しなければならない場合には、通話回数を少なく、出来るだけ短く用件を済ます。常にアンテナを伸ばし、アンテナの先端が頭部から離れるような角度で使用する。出来るだけ広い場所で使用する(携帯の出力が低くなり、マイクロ波強度が弱くなる)
イヤホーンマイクを使用し、携帯電話は出来るだけ遠くに離す(頭部の直撃だけは避けられます)。
3分〜5分程度使用していると電話機が熱くなるような機種は、出力がかなり大きいと考えられますので機種を変える。
携帯を使用していると頭が痛くなる、目がチカチカする、顔が熱くなる等の状態は要注意なので、即刻 携帯の使用を止める。また他人が近くで携帯を使っていると上記のような症状を覚える人は「電磁波過敏症」の可能性があります。「電磁波過敏症」は世界的に急増しているハイテク病です。
携帯電話を胸のポケットに入れたり、腰のベルトに吊り下げない。胸のポケットに入れると心臓を被曝し、首からぶら下げると頭部と胸部を被曝します。また腰に吊り下げると睾丸がん、精子減少、性的不能の原因になる危険性があります。
就寝時には、携帯の電源を切るか頭部から離れたところに置くようにする。電源をONにしているだけで位置確認のための電磁波 (磁場は3〜6ミリガウス,マイクロ波は1マイクロワット前後)が放射しています。

アンケートの結果、電磁波について 恐いと答えた人が30人、気にならないが61人、その他が6人となりました。半数以上の人が気にならないようです。電磁波問題は、目に見える症状がなく、話を聞くだけなのでこのような結果になったのではないかと思います。