お魚図鑑&お料理
ブリ(鰤) 旬は冬

温帯性のアジ科の回遊魚。スズキなどと同じ出世魚で、関東では、ワカシ→イナダ→ワラサ→ブリと呼び名が変わる。漁師の間で は、別の呼び方をすることもある。関東では養殖物をハマチと呼ぶ。
冬に北陸で取れる寒ブリは最高級品で、高値で取引される。特に氷見のブリは高値が付くが、12月になると日本海でも漁に出ら れる日が少なくなり、年越しの魚として、関西 、北陸では重要視されるため、東京の築地市場でも、氷見の10キロを越すブリはシケ が続いて漁に出られなければ、いかに築地といえども配分がなくなり、魚が入ってこないので、注文をしておいても手に入らないことも 多い。同じ北陸でも別の漁港でとれたものはそれほどの高値にはならない。それでも、1本10キロもので`3千円くらいはする。(仲卸 の値段で)
ブリは完全な養殖物と半養殖物、天然物とに別れる。半養殖物は、なるべく自然に近い状態で育てたものだが、それでも手に入ら ないことがある、小売だと天然物より値が上回ることさえある。
釣り
大きさによって釣り方が変わる。大きく分けて擬似餌釣りと、生き餌釣り、コマセ釣りに大別される。基本的には回遊魚のためイ ワシを追うので、鳥山(かもめの群れ)の下などがポイントとなる。青物のため、イナダクラスでも40センチを超えてくるとかなりの 引き込みを見せる。釣り人の血が騒ぐのはワラサ釣りで、下にもぐる突込みをかわしながらやり取りをするのはとても楽しい。
料理
刺身、照り焼き、塩焼きなどにする。ブリカマの煮込みはとてもおいしい。
(照り焼き)
1 切り身に塩をし、10分ほど置く。 2 鍋にみりんを入れて煮きり、同量のしょうゆ、砂糖少々を加え半分の量に なるまで煮てたれを作る。
3 切り身に串を打ち、半身づつ九分火を通す。白焼き。 3 たれをかけて火にあてて乾かす。これを数回繰り返 し照りを出す。照りが出たら熱いうちに食べる 。
我が家ではこれをオーブンにて行っている。