坊主への手紙



2002/11/19

潤へ

93年12月に双子のカタワレの生き残りとして生まれて、もうすぐ9歳になろうとしてる。
潤が1008gという小さく未完成で生まれ、半年間の保育器生活や年末の病院からの
呼び出しでお父さんとお母さんがどれだけ心配したかなんて憶えてもないやろけど、
どうにか元気で、ヒトとなりつつあるコトをウレシク思ってるねん。

潤が生まれた日、お父さんは「一般旅行業取扱主任者」の合格証をもらった。
大好きな旅行の仕事やったけど、35歳の時に会社を辞めて会社を作ったのは知ってるやろ?
3年間、たくさんのヒトに喜んでもらったと思うのやけど、あんまり儲からんかったんよ。
お母さんも反対してたし、今こうして離れて暮らさないとアカンよーになったのは、
お父さんの勝手やったと思うし、潤に寂しい思いをさせてるコトは反省してるねんけどな、
自分がやってみたいと思ったコトをやれたのは、お父さん、自慢なんやで。

ヒトに喜んでもらうには勉強もいっぱいせなアカンけど、潤は大丈夫やと思うねん。
部屋の片付けは苦手やし、おかあさんの云うコトもあんまり聞いてないみたいやけどな
潤は一番大切なコトが出来てると思うねん。

お父さんが千葉に行く時、ワリバシくれたやろ。
おかあさんに、必要やし買わないとアカンなぁって云うての聞いてたんやなぁ。
ご飯を食べに行った時に潤がこっそりと持ってきたって、お母さんから後で聞いた。
2ヶ月ぶりやのに2日間しか一緒に居れなかったけど一番ウレシかった、お父さんのタカラモノや。

ホンマはもっと部屋の片付けや勉強もせなアカンのやろけどお父さんはヒトの気持ちを
大切に出来るコトが一番大事と思ってるねん。
潤がとーちゃんにくれたよーなタカラモノをいっぱいのヒトにあげられるようになってほしいなぁ。


2002/12/05

潤へ

もうすぐ、9歳の誕生日を迎えるのやなぁ!
プレゼントは半年前から云っていた「ゲームボーイ・アドバンス」がイイのかな?
お父さんとしては海辺を歩いたり、海の近くの公園で遠くに見える富士山を一緒に見たりしたいと
思ってるねん。それにお父さんがたまに行く温泉ホテルではアイススケートが出来るし、お昼ごはんは
バイキングやってるねんで。
少しでも多くの「こんなん初めてや」を経験して欲しいし、いろんなコトを感じて欲しいです。

お父さんも、この年齢になって経験なかった仕事をやってます。
家や建物を作る為に必要な道具を使えるようなったし、色々憶えないとアカンコトがあって、
勉強もしてるんやで。
新しいコトが出来るようになるのはウレシイけど、毎日がそういうワケには行かないのが少ししんどい
ねんけどな。

大きく分けると、お父さんの前の仕事みたいに机に座ってする仕事と、今みたいにカラダを動かしてやる
仕事と2つあるねん。
どっちがイイとかカンタンには云えへんのやけど、カラダを使う仕事は色んなコトをいっぱい憶えないと
アカンから、一人前になるには時間がかかるのが大変かもしれんなぁ。

まだまだ先のハナシやけど、色んなコトを早いうちから見たり聞いたり経験して、潤が一番好きになれる
モンが何なのかを考えるヒントにしたらイイと思うねん。


2002/12/10

潤へ

9歳の誕生日おめでとう!