赤谷尾根から剣岳展望山行 '06.5
なつかしの剣岳馬場島へ。
最初は楽をして、ブナクラ谷を遡行し、赤谷山から剣を眺めようと計画したが、
”剣見るなら赤谷尾根から”と、赤谷尾根の末端から尾根上に出て、赤谷山(2258m)
の下(約2000m)まで、雪尾根をたどり、圧倒的な剣岳西面の眺めを堪能してきました。
浅野は昭和36年春の赤谷尾根合宿以来45年ぶりの再訪でした。
<メンバー> 加藤祥+友人 伊藤瑛 浅野カップル
<記 録>
5/3(水)馬場島入山
加藤、浅野は中央高速梓SAで、朝8時過ぎ合流し、大町から糸魚川へ
抜け、北陸道に入り、滑川ICから加藤のナビの誘導で、14:30頃
馬場島着。伊藤は福井から北陸道経由で13:00頃馬場島に先着。
馬場島山荘前の駐車場はほぼ満杯。
駐車場前のほぼ1mの残雪で埋まったキャンプサイトの炊事棟横にテント
を二張り設営。
炊事棟の中で、焼肉。17:00頃、前日入山し、今日ブナクラ谷から
赤谷山をアタックした高井+友人の二人が戻ってきた。時間切れで、赤谷山
直下まで行き、引き返したとのことであった。
5/4(木)終日、年に何回もない快晴無風紺青の抜けるような空であった。
5:20発。雪の上を歩き、6:00白萩川の二股にかかる橋を渡り、
数十mブナクラ谷に入った地点から、赤谷尾根に取り付く。
ブッシュ混じりの急な雪面を、しゃにむに登り、7:30 尾根の末端の
1200mピークに出た。剣岳西面の巨大なマッスが眼に飛び込む。
9:00 1500mピークの展望台。剣岳西面の大パノラマ。
ここからは、ブッシュはほとんど雪に埋もれ、雪上行となった。
スピードは上がらず、11:00頃1800mピーク下で大チン。
12:00 更なる展望を求めて1800mピーク上へ。
ここからの眺めは、ただ「すごい、すごい」と詠嘆するばかりであった。
下山に往路を下る気にならず、どこかブナクラ谷へ下降する沢筋を探し
ながら、加藤と浅野は赤谷山直下約2000mまで行き、いいルートが
見つからず、他の3人が休む場所までもどる。
13:15 1800mピークからブナクラ谷に派生する雪稜を少しくだり
地図上で大谷と表記された急な沢を下る。雪は柔らかくはあったが、雪崩が
発生するような恐れはまったくなく、ブナクラ谷本流出合いまで600m位
を、もたもた下る。1ピッチ入れて、傾斜の緩くなった本流を「充実の一日」
を思い返しながら、馬場島に向かった。
本流は、ほとんど雪で埋まり、真ん中部分が所々切れているところがあったが、
一度も渡渉するようなことはなかった。
16:50 馬場島着。
キャンプサイトの炊事場は、水、電気OK、トイレは電気、水洗、トイレッ
トペーパーもありであった。炊事場横のテントは、車から数十mで、キャン
プ用荷物も、手で持って何回か運べば終わりで、重いザックを担いで歩く労
もなかった。
5/4(金)晴天はまだ続くが、しかしもやのかかったような空である。
剣岳の展望台となっている馬場島裏の中山(1255m)へとも考えたが、空模様
と午前中は逆光であり、面白そうとは思えないので、下山することにした。
テントを撤収し、8:40馬場島発。上市から神岡に向かう。
伊藤君推薦の栃尾温泉荒神の湯(無料)で汗を流し、解散。
剣岳周辺図 馬場島から赤谷尾根ルート

まずはごらんください。41年前の春 赤谷山頂上で

5月3日 午後 伊折の近くから

馬場島山荘 周辺は昔の面影はどこにもない。

炊事場横にテント設営 残雪は1m位

5月4日 赤谷尾根末端1200mPへの急斜面の登り

1200mPへ出ると剣岳が眼前へ

雪稜を行く 1500m位

1800mピークからの剣岳

大満足の記念写真
