笠が岳、雲の平へ   '06.8

   

この10年、毎年夏が近づくと、立山から上高地への縦走をと思いながら、果たせないでいました。 今年はどうしてもと、日程をたて、予算をざっと立てて見ると、夫婦二人で小屋泊6泊でざっと12 万円、車を使えないのでJR、バス等の交通費がざっと6〜7万円、+他、合わせてざっと20万円 となり、この金額を見ておおいに気落ちし、車が利用でき、周回できるようなコースをイメージし て、笠が岳から雲の平へのコースを歩いてきました。 <メンバー> 浅野とその妻 二人 <時>2006.8.2〜7 <コースタイム>  8/2(水) 午後、富士から車で新穂高温泉へ。        中央高速、安房峠、平湯を通り約5時間。温泉から数100m手前の深山荘へ降り        る途中の村営無料駐車場(200台位駐車可)に駐車。車中泊。    8/3(木) 晴 新穂高温泉(5:20)→笠新道→(15:30)笠が岳山荘 笠が岳往復        笠新道からの登りが、炎天下となり、7時間位の心積もりが、10時間近くもかかって        しまった。きつい登りだった。残雪の消えるのも遅く、梅雨明けも遅かったせいか、        杓子平あたりの高山植物は、今を盛りであった。        山荘は満杯。敷布団に一人であったが、部屋内ではなく、廊下に寝させられた。     8/4(金)晴 笠が岳山荘(5:15)→双六→(15:30)三俣山荘        朝食は自炊のレトルトカレーをすばやく食べ出発。安定した夏の天気。朝は大気は、        澄み渡り、すがすがしい。笠から双六への道は、穂高から槍を西から眺める大展望        コースであるが、朝のうちは逆光であり、太陽が高く上がる頃には、雲が湧き、濁        った風景となる。双六小屋で昼食。双六岳を少し登ったところから、三俣へ延々と        山腹をトラバース。        三俣山荘泊。ここは敷布団2枚に3人であった。2階の小さな窓がひとつしかない暗        い部屋。トイレの臭い。隣の部屋からはエンジン発電機の音。  8/5(土)三俣山荘(6:00)→(8:50)雲の平山荘→(12:40)三俣山荘→(15:40)双六小屋        三俣から雲の平を往復して双六へ。三俣山荘から30分ほどで黒部源流を岩伝いに        渡る。祖父が岳の裾の急斜面を40分ほど登ると、雲の平の端へ飛び出た。ここから        雲の平山荘が見えるところまでのなだらかな草地が、双六、黒部五郎、薬師、水晶        等の黒部源流の山々の展望が得られ、回りは高山植物と、今山行でのハイライトで        あった。        雲の平山荘から高天原方面に少し登ったところの奥スイス庭園に寄り道したが、高        山植物はまだこれからであった。         三俣へもどり、また長い長いトラバースをして、双六小屋に入った。土曜日であ        ることもあり、宿泊申込登山者で、玄関はあふれていた。        ここは、敷布団1枚に2人であったが、部屋が大きく開放的であったせいか、三俣ほ        どひどいという感じはしなかった。  8/6(日)双六小屋(7:30)→鏡平→わさび平→(13:30)新穂高温泉・・・栃尾民宿泊        体調がしだいに回復してきたので、槍へとも考えたが、小屋泊まりのきつさを考え        ると、限界であった。朝食は入れ替わり最後の4回目を食べ、鏡平コースで下山する。        新穂高までは長くて長くて、暑い暑い道だった。        5月の剣岳赤谷尾根山行の帰りに入った栃尾温泉の荒神の湯近くの民宿に泊まる。        客は私たち夫婦ふたりだけで、貸切であった。    <写真16葉>  

8/3 笠新道登り口の案内板





  笠への稜線 ハクサンイチゲ





笠が岳山頂





8/4 双六小屋と鷲羽岳





三俣山荘と鷲羽岳





8/5 雲の平 水晶岳





雲の平小屋





奥スイス庭園から立山





雲の平の小屋と薬師岳





雲の平から槍が岳





双六小屋の夕食





双六小屋の登山客





8/6 下山の朝





朝の双六池 右端に笠が岳





弓折岳近くの高山植物の群落と鷲羽と水晶岳 





鏡平の池と裏穂高