北海道の山 ニセイカウシュッペ 他 '07.08
<札幌在の田中昭男OBからの報告です>
引退して暇になったとはいえ、6月、7月はなにかと後始末があったり、家内や家族や友人たち
を山に案内したり、キャンプに連れっていったりでなかなか思うような山に登れず、ようやくお
盆明けに行きたかった山に行けた。
9月、10月はまた紅葉の山に行く予定。
◎ニセイカウシュッペ(1878m)、単独
8月18日
8:00層雲峡キャンプ場発―8:50登山口着―9:15登山口発
−12:15頂上着―13:00頂上発―15:30登山口着
層雲峡をはさんで大雪の北向かい、まあ有名な山のうち、北大山岳部の歌だったと思うが、
「ニセカウシュペにトムラウシに〜」という一節もあって今年は登ろうと思っていた山。
ガイドブックでは長い林道歩きで健脚者向きとあったから心づもりをして行ったが、営林
局(今は森林管理局)に聞いたら、新しい登山道ができてます、新登山口から2時間半から
3時間です、ということで少し拍子抜けながらの山だった。
登山道はまあ普通で頂上近くの稜線のお花畑は時期によってはきれいだろうが、ナイフリ
ッジぽくて、両側が急傾斜でお花畑で遊ぶということにはならない。
おまけに今日はガスが晴れず、見通し展望がまったくゼロ、早々に下山。
◎ひらやま (1771m)
8月19日
6:00層雲峡キャンプ場発―8:10登山口着―8:30登山口発
11:10平山頂上―11:50頂上発―14:00登山口着
ニセイカウシュッペと並んで大雪の向かい側、大雪からみるとニセイカの隣手前の名前ど
おり平たい稜線の山、ニセイカと大雪の展望がいいのと稜線の高山植物がきれいらしいし、
なによりも、この稜線の一角にヒマラヤマ(比麻良山―1796m)というのがあって、いつか登
ってみようと思ってたし、昨日のニセイカの展望がゼロだったので急遽登ることにした。
キャンプ場からは思った以上に遠かったが、登山道は整備されたいい感じの道だ、二つの
雪渓(この時期は消えていたが、雪渓あとのアオノツガザクラの大群落が見れた)があるの
も変化に富んでていい山だと思った。稜線はうわさどおり高山植物は全部あるし、隣のニセ
イカの稜線も今日はバッチリ、向かいの大雪は頂上がガス。
来年は7月中旬の高山植物満開の時期に家内をつれて、ヒマラヤマ(比麻良山)に行くか。
◎羅臼岳 (1660m)
8月24日
5:00知床自然村キャンプ場発―5:45登山口発(岩尾別、「ホテル地の涯」裏、木下小屋)
―6:25オホーツク展望台−7:25弥三吉水−8:25銀冷水―9:30羅臼平―10:40頂上着
―11:10頂上発―15:10登山口着
ご存知、世界自然遺産になった知床連山の最高峰、今年一番の目標の一つ、家内も行くと
いうので、知床自然の村というキャンプ場に3泊の山。家内は岩尾別のホテル「地の涯」の
温泉で待機。お盆明けの時期だが本州からの登山ツアーも幾組かあって結構いっぱい、さす
が人気の山だ。
道は下部樹林帯は白樺林主体のせいか明るいし、中ごろの雪渓あとの大沢の枯れ沢や羅臼平か
らの本峰の眺め、高山植物の多さ、そして頂上直下は大岩の岩塊地帯で初級の岩登りの感じ。な
かなかまとまったいい山だ。頂上からは北方領土の国後島が指呼の間に見える。ただ頂上は狭く
てこう人が多いと怖くなってくる。
早々に下山。それにしても休憩があるとはいえコースタイムの1,5倍もかかるといつもとは
いえ年を感じざるを得ない。

ニセイカウシュッペ頂上、ガスで展望はゼロ

平山雪渓あとのアオノツガザクラの群落

平山稜線の標識、ヒマラヤマ(比麻良山)
へは約1時間来年にとっておいた

平山稜線からのニセイカウシュッペ、左から小槍、
大槍、頂上

羅臼平から頂上

羅臼岳頂上、狭い

羅臼岳頂上にて、背景は硫黄山方向

頂上直下から北方領土のクナシリ島

翌日知床観光船から知床連山、右端が羅臼岳、
左端が硫黄山