北海道の山 大雪 羊蹄山 他、そして石徹白 '07.09〜10
<札幌在の田中昭男OBからの報告です>
◎ 大雪山 当麻乗越(1700m) 9月18日
7:00 当麻キャンプ場発―8:00 愛山渓ヒュッテ発―12:20 当麻乗越−13:10発
―15:30愛山渓着
ご存知、大雪の旭岳、姿見の池と層雲峡手前を結ぶ道の中間に「当麻乗越」というのがある。
この少し下に大雪に多い高層湿原があって、その代表とも言うべき「雲の平」があって大小
の沼が点在している。その白眉とも言うべき「神遊びの庭」というのがある、前から行って
みたい景色だった。どうせなら、大雪の紅葉の時期に行こうと思い、層雲峡側の愛山渓から
行ってきた。さすがにすばらしい景色だったし、大雪の初雪の直前、紅葉もまたきれいであ
った。
ただ、湿原地帯でもあれば、登山道はぬかるみ、またぬかるみで家内に言わせると「もう
いい」ということになる。私は、今回は当麻乗越だけだったが本来、永山岳、愛別岳、当麻岳
などと一緒にまわりたいわけだから、また行こうかと思っている。
◎ 羊蹄山(1898m) 9月30日
4:00 旅館(ニセコ町)発―4:30 真狩登山口―5:00 発―7:20 五合目―
10:10 頂上お鉢稜線分岐―11:00 頂上―12:00 発―17:00 登山口着
蝦夷富士と称され、これも登っておかなければという山、8月下旬にふもとのキャンプ場で
泊まったが、あいにく台風が来て、雨の中ではしょうがないので出直し、初雪が10月上旬と
いうことで直前の山行となった。
往復8時間のコースタイムということは、私は1,5倍の12時間は見ておかなければ、という
こと。どういうわけか家内も「行く、登る」という、無理だと言いたい所だったが、しょうが
ないかとあきらめて、連れて行った。
5時出発ということはヘッドランプを着けてのスタート。単独峰だから淡々とした長い登り、
途中で洞爺湖、昭和新山、数年前爆発した有珠山、そして来年サミットが開催されるホテルな
どの展望がいい。紅葉は大雪にくらべればイマイチ。
頂上のお鉢は火口が父釜、母釜、子釜とあって、意外と大きい。お鉢を一回りしてきた。
この山は登山コースが4つあって、頂上に着くとそれぞれのコースからの登山者でいっぱい。
20人くらいのツアーグループも2つくらいあって、今日中に東京に帰るという。いつもながら、
ツアー登山というのは危なっかしい。
帰りは家内はやっぱりバテバテながら、なんとか明るいうちに登山口についた。
◎石徹白 10月7日
家内の長兄が急死したので、郡上に帰ってきた。葬儀も終わって家内の次兄と話していたら、
白鳥でスーパーをやってる次兄は石徹白に配達に行ってるという。昔の話をしていて、たしか
石徹白秀太郎さんという人に世話になったことがあると話したら、知ってるという。まだ存命か
と聞いたらだいぶ前に90歳くらいで亡くなったという。とにかく連れて行ってやるということ
で出かけてみた。
38豪雪の時、石徹白から白山をめざして下山が遅れている浅野さんたちのサポートでいった
のだった。そのとき泊めてもらったのが石徹白秀太郎さんと記憶している。雪道の長い峠越えで
石徹白に入った。ようやく下山してきた浅野さんたちと合流して、翌日か正月の神社参りに行っ
たと思う。
40数年ぶりの石徹白だった。あの時は一面が雪の世界だったから、当時との比較はできない。
峠は車で通れるとはいえ冬場はよく通行止めになるという。石徹白から白山の夏道ができてて、
登り14時間、下り10時間という。
いちどやってみるか。懐かしいところだった。
<私も一度行ってみたいと思いながら、思いを果たしていません。38豪雪のときは、往きは
よいよい(石徹白の積雪は30cm位)、帰りは恐い(積雪は1週間で1.5〜2m位)で、
下山が5日ほど遅れ、遭難騒ぎとなりました。この山行は鮮明に覚えています。
懐かしい写真をありがとう。 浅野>
◎ニセコの紅葉 10月10日
天気もいいのでニセコなら紅葉も盛りだろうと思い、行って見た。
前から話に聞いていた「鏡沼」というところに最初でかけた。車道から1,6km歩いて沼に着いた。
紅葉も丁度真っ盛りで静かな本当にいいところだった。
その後、五色温泉近くからのアンヌプリとイワオヌプリの山腹の紅葉は凄いの一言につきる。
「これがニセコの紅葉」というのを堪能してきた。
一足お先の紅葉のおすそわけ。
当麻乗越 9/18

これが「神遊びの庭」よくぞ名づけた

沼の平」湖沼群、高層湿原という

旭岳遠望、予定通り1週間後の9/25に初冠雪

当麻岳山腹の紅葉、少し早いのか遅いのか
赤と黄色がいまひとつ
羊蹄山 9月30日

羊蹄山中腹から、左上に洞爺湖、真ん中奥の
小さいの昭和新山、その右有珠山、その右
なだらか山の頂上雲の下が来年のサミット会場

羊蹄山頂上の父釜、大きい、真ん中奥が頂上

この人も頑張った
石徹白 10月7日

石徹白秀太郎さん宅。表札は秀太郎のまま、
建て替えたのか
当時は大きい家だと思ったが。

白山中居神社。杉の大木と沢の橋を渡ったことは
うっすらと記憶していたが。

石徹白の大杉、樹齢1800年、幹廻り13mという
この左が登山口、ここまでの林道は長く
立派な駐車場から420段の階段道。
ニセコの紅葉 10月10日

「鏡沼」名前どおりのきれいな水面と岸辺の紅葉

イワオヌプリの紅葉、午前中陽があたってたら
なおあざやかだったろう

五色温泉近くの山腹

アンヌプリ遠望、夕方の薄日がよけいにあざやか
にした

アンヌプリ山腹、すごい迫力

帰途からの羊蹄山、雲の下は雪。
帰った夕刊に「羊蹄山に初冠雪」の写真