初めてのネパールトレッキング プーンヒル
<石田OBからの投稿です。>
もう1年以上も前からネパールにtrekkingトレッキングに行きたいと考えていた。半年前には早くも飛行機の予約を
し、それからは時々山に出かけトレーニングをしてきた。やっと実現し10月24日から11月5日の日程でPoon Hillプー
ンヒルに出かけることができた。
今回の旅行は3年前にネパールに行った時と同じように航空券は日本のHISに頼み、ネパールの国内旅行は
trekkingを含めて現地の会社にメールで頼んだ。しかし出発前からアクシデントに見舞われた。トレーニング中の7月
下旬に女房が徳沢のキャンプ場で転び、肩を骨折してしまった。直り具合を見ながら出発日の再検討を考えていたが、
結局当初の10月8日から10月24日に変更した。リハビリに6ヶ月を要するので中断して行く形になってしまった。また
他のアクシデントも発生した。出発2日前になって予定の飛行機が突然キャンセルになってしまった。
タイ航空の深夜便であったが機材の調整がつかないとのことでキャンセルだ。飛行機の手配とネパールの国内旅行は
別会社手配だからあせった。飛行機は航空会社の便宜で24日の昼の便でBangkokバンコクへ行き、Bangkok 1泊後25日に
Kathmanduカトマンズへ入ることで調整がついた。Bangkokのホテルはインターネット予約して自分で確保した。
初めての経験だったから予約に手間取った。ネパールの国内旅行はメールのやりとりをしてKathmandu到着後2時間弱
でPokharaポカラ行きの飛行機に乗り、明くる日からtrekkingに行くということで当初の日程通りとすることができた。
初めのプランはKathmanduに1泊後翌日車でPokharaに行くことにしていたから飛行機を利用することによって1日短縮で
きた。
Pokharaから予定通りtrekkingに出かける。コースはNayapulナヤプル→Ulleriウレリ→Ghorepaniゴレパニ→
Poon Hillプーンヒル→Tadapaniタダパニ→Ghandrukガンドルック→Pothanaポタ-ナ→Phediフェディだ。
コース全体少しでも傾斜があると道は石畳となっている。
生活道路だからごく自然の成り行きだ。天候は最初の3日間は快晴、後の2日は晴れで朝は山が見えるが、すぐにガス
がかかり山だけが時々しか見えない状態だ。5日目には1時間ほど雨も降った。最後の1日は曇りであった。気温は暖
かく9月の北アルプスを歩く感じだと思う。Ghorepaniではホテルの室内で朝7℃、Poon Hillでは3℃くらいであった
であろう。ガイドの話では真冬でもPoon Hillで-5℃を下回らないとのこと。Poon Hillでは外国人が150人ほどいた。
このうちの半数以上の人がNayapulからの往復のコースを取るようだ。このコースを取ると日本からでも1週間まるま
る休暇とすれば行けそうである。欧米人の中には70歳を越えたと思われる人が何人かいた。この人達のパワーには驚
かされる。この人達から多少パワーをもらったような気がする。
ところで、温度は日本から電波時計を持参して計ったものだ。その電波時計でおかしな現象が生じた。
Pokharaで時間を手動でセットし直した。ところがTadapaniで時計をみたら日本の時間になってしまっていた。日本か
らの電波をキャッチしてしまっていたのだ。電波をキャッチしているマークも表示されており時間もぴったり3時間
5分進んでいる。どうしてこんな現象が起きるかわかる人がいれば教えてもらいたいものだ。
コース中で景色のよい所はGhorepaniからPoon Hill、GhorepaniからTadapaniに向かっての1時間半ほどの登り区間、
Tadapani、Ghandruk、Landrukランドルック、Photana、Dhampusダンプスであろう。特にPoon HillとTadapaniが
素晴らしかった。
Poon HillではAnnapurnaアンナプルナとDhaulagiriダウラギリ山群が眼前に見え山の景色としては今までで
最高のものであった。春と比べると空気が澄んでいる影響もあろう。本当に山が近くに見える。現実の光景は写真を
はるかに超えている。また、Tadapaniでの景色も素晴らしかった。Annapurna Southアンナプルナサウスが間近に見え、
少し歩けば取り付きまで行けそうな感じがする。村全体が停電でローソク暮らしのためか夜には満天の星空も眺める
ことができた。PhotanaとDhampusでは曇りのためMachhapuchhreマチャプチャレが見えなかったのが残念だった。
今回はガイドにも恵まれたような気がする。1ガイド、1ポーターとわれわれ夫婦の4人の行動であったが余分な荷物は
Pokharaのホテルに預けた。Kathmanduなどの平地で着る衣装と靴などが主なものであるがそれでもトランクいっぱいの
量であった。ポーターには14kgほどの荷物を持ってもらった。23kgくらいまでならOKとのこと。trekking中のホテルは
見晴らしのよい部屋を確保してくれた。角部屋が2回もあり部屋の中から山の景色を充分に堪能できた。部屋はベッド
だけがあり、そこにシュラフをひいて寝ることになる。また、女房の歩行をだいぶ助けてくれた。最初に肩の骨折の話
をし、現在でも左腕が前と横とも1/3ほどしかあがらない状態を示した。また、歩くピッチも私のやりかたとし、30分歩
いて5分の休憩というペースとした。全行程の6日間とも私が終始先頭を歩き、休憩の合図も自分でした。途中1回女房が
転んだ。木の上に足を乗せた時に滑ってしまった。私、女房、ガイドの順で歩いていたが、その時のガイドのとっさの
反応は素晴らしかった。女房の悲鳴で振り向くとガイドが女房の右腕をつかんでいた。そのためしりもちだけですんだ。
大事にいたらなくて本当によかった。ガイドが女房の斜め右後ろをずっと歩いている理由がやっとわかった。
費用について少し触れたい。日本の旅行社に頼めば全て段取りしてくれてついて行くだけですむ。余分な気をつかわ
なくてもすむから楽だ。しかし体調をくずすと他のメンバーとの関係で落伍者だけヘリコプターでKathmanduに運ばれ
治療を受けて日本行きの切符を新たに買って一人で日本に帰ることになる。余分な費用が40万円ほどかかるようだ。
今回のネパール旅行社に払った費用は2人分で次の通りである。2回目だから多少便宜を計ってくれたかもしれない。
Trekking(Pokhara基点) US$615(ガイド、ポーター、tea house、朝昼夕食を含む)
ホテル(5泊?朝食付) US$225
国内移動費他 US$430
計 US$1,270
ただし、trekking期間中のドリンク代、市中ホテルでの昼夕食代及び時々のチップ代は別である。この費用をみるとかな
りお得の感がする。今回のガイドは英語しか話すことができなかったが日本語を話すガイドも料金の加算があるが用意で
きるという。支払いは空港到着時に半分、残りはtrekking終了時に行なった。また、今回のガイドはしきりに日本の仲間
を直接紹介してくれと頼んでくる。飛行機、ホテルそれにtrekkingすべて段取りするという。旅行社からの依頼よりはよ
い仕事になるためであろう。どこかの国のように「豊かになれる人から豊かになれ」を必死で実行しようとしている。
参考までに今回使用した旅行社は次の通りである。興味のある人はメールで直接問い合わせされたし。日本語でもOKとの
こと。
e-mail kristal@wlink.com.np
Mr.Raju Manandhar, Mrs.Shovana
自由度の高い旅行にはよいと思う。今回も当初4泊の予定を4日目に5泊に変更した。変更後のホテル他の対応も全てスム
ーズであった。NUACのメンバーであることを言えばそれなりの面倒をみてくれると思う。
飲み水についても少し述べたい。前回来た時には女房がラッシーというジュースでお腹をこわした。昨年インドへ行った
時には帰りのニューデリーの空港の出発ロビーで飲んだジュースで私がお腹をこわした。いずれも回復までには10日以上を
要した。常時ミネラルウォ―ターを飲んでいたがどうも氷でやられたようだ。今回は毎食後に整腸剤を飲んだ。おかげでお
腹をこわさなくてすんだ。
最後に今回の行程および写真は次のとおりである。
行程 10/24 Nagoya→Bangkok TG645 10:35-14:35 TG:Thai Airways
10/25 Bangkok→Kathmandu TG319 10:35-12:45
Kathmandu→Pokhara by air 14:25-
10/26 Pokhara→Nayapul(1000m)→Ulleri(2080m) 実動5時間(昼食時間1Hを除く。以下同じ)
10/27 Ulleri→Ghorepani(2850m) 実動4時間
10/28 Ghorepani→Poon Hill(3210m)
→Ghorepani→Tadapani(2680m) 実動4時間15分
(GhorepaniからTadapaniまで)
10/29 Tadapani→Ghandruk(1939m) 実動2時間45分
10/30 Ghandruk→Pothana 実動6時間15分
10/31 Pothana→Phedi→Pokhara 実動2時間25分
10/31 Pokhara→Kathmandu by car
11/01 Kathmandu
11/02 Kathmandu
11/03 Kathmandu→Bangkok TG320 13:55-18:20
11/04 Bangkok→Nagoya TG644 00:05-07:25
今回のルート(赤線部分)


Pokharaのホテルから
バックはMachhapuchhre(10/26)

Nayapulにて(10/26)
左端がガイド、右端がポーター

Ghorepaniのホテル前から
Annapurna TとAnnapurna South(10/27)

Poon Hillにて
バックはDhaulagiri(10/28)

Poon Hillにて
バックはDhaulagiri(10/28)

Ghorepaniのホテル前から
Annapurna TとAnnapurna South(10/28)

GhorepaniからTadapaniに向けて
左端部分がPoon Hill
鞍部がGhorepani(10/28)

GhorepaniからTadapaniに向けて
バックはDhaulagiri(10/28)

Tadapaniのホテル裏から
Annapurna Southが間近だ(10/29)

Ghandrukのホテルの部屋より
Annapurna South(10/30)

Modi Kholaモディコーラにかかる橋
カヌーを楽しむ人(10/30)

Landrukから
Annapurna SouthとHiunshuliヒウンチュリ(10/30)

Phediへの最後の下り
後方はSarangkotサランコット(10/31)

PokharaからKathmanduへ
Machhapuchhreを望む(11/1)

PokharaからKathmanduへ
Manasluマナスルを望む(11/1)