パタゴニア(パイネ)トレッキング
ブラジル在の永野秀男OBからの報告です。 <写真 11枚>
ブラジルに移住して1年9カ月たち、少し落ち着いてきたので、Xマス頃になると閑になる
鍼灸治療院を閉め、家内とチリ・パタゴニアに行ってきました。
ルートはパイネ山塊の奥を回る「パイネ大サーキット」に挑戦したのですが、60歳を超え
て、毎日テントと食料を担いで縦走形式に移動するのは些か辛いものがあり、連日コースタ
イムを大幅に上回るバテバテ山行でした。
4日目に最難関ジョン・ガードナー峠1241m越え(泥床地帯+600mの急登+700
mの急下降)を向えて、前夜からの激しい雨が朝も降り止まず、ここに至りて、この悪天を
天の声と受け止め、泥ビタテントを背負って、来た道を引き返すという最終決断となりました。
それでも6泊7日間、スタート地点で夫16kg,妻11kgのザックを担いでパタゴニ
ア山中を何とか歩けた健康・天運に深く感謝しております。
(亡くなった沢井先輩の口癖「ええ歳からげて何やってはんねん」が耳をつく毎日でありま
したが・・・。)
パイネ・パタゴニアの凄いところは、ほとんど海抜0mからいきなり主峰3080mまで氷河を
抱いた岩峰群のそそり立つ様ですね。雨と、蚊と蠅と、体ごとブッ飛ばされる烈風にも痛め
つけられました。
次回は、歳相応に、合宿スタイル(ベースキャンプ+空身アタック)でアルゼンチン・パ
タゴニアをやって見ようかと思っています。
以下、日程概略。
12月9日(火)夜行バスでマリンガ市発(トラブルその@途中バスが故障、飛行機時間
ギリギリセーフ)
10日(水)サンパウロ→サンチャゴ泊
11日(木)サンチャゴ→プンタアレナス(バス)→プエルトナタレス泊
12日(金)プエルトナタレス(バス)→パイネ国立公園アマルガ入口事務所。
11:25トレッキング開始→17:00セロン泊。
トラブルそのA今度はMSR白ガスコンロが故障し調理不能。
一時はトレッキング続行を断念。
13日(土)朝、セロン小屋から工具を借りて何とかコンロ修理に成功。
9:15セロン発→17:05ディクソン着(これはコースタイムの1.3倍かかった)
14日(日)8:10ディクソン→15:00ペロス着(これはコースタイムの1.7倍かかった)
15日(月)トラブルそのB前夜から雨、朝も雨。日程に余裕なく、今日の峠越え難路と
自分たちの体力も省みて引き返す事とした。
8:50ペロス→15:30ディクソン(再びコースタイムの1.7倍)
16日(火)9:10ディクソン→17:05セロン
17日(水)8:40セロン→13:30トーレス
18日(木)トーレス(バス)→アマルガ→プデト(船でペオエ湖往復)→プエルトナタ
レス(蟹を腹一杯食す)
19日(金)プエルトナタレス→プンタアレナス→サンチャゴ泊(蟹を腹一杯食す)
20日(土)→サンパウロ(黒山さん・お仲間と大夕食会)
21日(日)深夜バス
22日(月)朝マリンガ市帰着・その足で公園に行き太極拳指導再開。
パタゴニア パイネ国立公園


パイネ北面。中央トーレス。
右インディオの頭。
左トリデンテ峰。

ディクソンキャンプを望む

ディクソンテント地

ペロスへの樹林帯。
半日猛烈な蚊の襲撃の中を行く。

パイネ北面。インディオの頭

ペロス氷河湖

帰路、ディクソン湖へ。
妻は夫を労わりつ〜。
夫は妻に慕いつつ〜

行けども行けども白菊。彼方に雪山。
一足早い臨死体験を味わう

帰路。小パイネとトーレス岩峰

快適なトーレスキャンプで
至福のワイン

ペオエ湖フェリーより大パイネ、
クエルノ峰など。