巻機山 米子沢 '07.09
<加藤祥倶OBからの山行報告です>
会社の仲間と米子沢から巻機山に行ってきました。
メンバー: 村田、多田、鈴木、加藤
記録:9/15 埼玉西出張所発22:00 石打塩沢IC11:50 桜坂駐車場着0:20
9/16 駐車場出発6:30 入渓6:45 大滝上8:30 二条滑滝上9:30
ゴルジュ大滝下10:30 二股下釜場12:30 避難小屋13:30
巻機山13:50 避難小屋出発14:35 駐車場到着16:40(18:00)
ゆざわ健康ランド19:00−23:00 埼玉西出張所1:00 自宅1:40
9月15日
今回のメンバーは前回の上の廊下のメンバーに初心者一名を加え4名となる。
途中の会社の事務所に集合し、一台の車に乗り合わせ22時出発。登山口の桜坂駐車場には0時20分
に到着。駐車場に駐車している車は思いのほか少なく10台程度。我々は早々に車の後ろの草地に
テントを張り、その横の芝生の上で例によって酒盛り。明日のこともありほどほどで切り上げテン
トに潜り込む。
9月16日
朝食を終え、いざ出発の段になって村田が“沢靴がない”と言い出す。家に忘れてきたらしい。
スニーカーもしくは裸足で登るしかない。
数日前の週間天気予報では本日は日本海にある前線が南下し雨になるとの予報だったので、天候を
心配していたが、日差しがありなんとか日中は持ちそうな感じ。勇躍出発。15分ほど工事用道路
を歩き沢に入る。沢の水が伏流水となり水の流れていない大きな玉石のゴロゴロしたところを15
分ほど行き、やがてちらほら水が現れ本格的な流れとなってくるあたりで沢靴に履き替える。やが
て滝が連続して現れてくる。途中で、3組の老年、中年、若手のいずれも男女2人パーティーを追
い越す。村田は運動靴で無難にトップをこなして行き、ところどころザイルを出しフィックスザイ
ルとして安全を確保する。次から次へとそれなりの滝が現れ退屈することがない。ナメ帯下の大滝
の手前で多田の載っていた石が大音響とともに落石となるが本人は間一髪飛び避け事無きを得る。
危ない所であった。
ナメ帯下の大滝はアンザイレンして右側から登る。順番待ちをしているところに先ほど追い越し
たパーティーの内の2組が追い付いてくる。ナメ帯の下部は傾斜もあり滝状になっている所が多い
が、上に行くに従い傾斜は緩くなり滑床が続くようになる。村田は運動靴のためなるべく乾いた岩
にルートを取る。加藤は水の中が気持ちよさそうなのでなるべく水の中にルートを取るがミズゴケ、
ミズアカが付いているところはやはり滑りやすく気が抜けない。沢も終わりに近い二股の手前に露
天風呂状の奇麗な釜があり、村田と鈴木は早速上半身裸になり湯船に浸かり“気持ちいい気持ちい
い”とはしゃいでいる。その横を若手カップル2人組の女性の方が“大きな子供達”といいつつ笑
って追い越して行く。
加藤も風呂に入りたい誘惑に駆られるが、雲行きが怪しくなってきており、濡れてしまって乾かな
いまま歩くのがいやで押し止まる。避難小屋へ分岐するところで、沢靴を脱ぎスニーカーに履き替
える。小屋には5分程で着く。本日の沢登り終了。
バテ気味の多田を残し3人で巻機山頂上へ向かう。15分程で頂上の標識がある所に達する。地図
上の頂上はここからトラバースしさらに先の筈であるが、立派な“巻機山頂上1,967m”の標識があ
るため、記念の証拠写真を撮り多田の待つ避難小屋前へ引き返す。小屋前で多田の入れてくれたコ
ーヒーを飲み、少し腹ごしらえをする。小屋の前でボラティアの若者達と写真を撮る。
下りは一本道であり、それぞれのペースで下ることとし、不調の多田には加藤のストックを貸し、
鈴木から車のキーを預かり下山開始。単調な下りを加藤、村田は快調に下るが、案の定多田と鈴木
はゆっくりペース。
加藤、村田は下りに飽き飽きしたころ、16時40分に駐車してある車に到着。残りの2人は2
時間程度は遅れるだろうとの読みで、時間つぶしを兼ね下の部落まで飲み物の買い出しに出かける。
水部落に店は無く、かなり下まで下り、やっとビール、アイスクリーム、飲み物、ミネラルウオー
ターを手に入れる。テントに戻る頃には雨が降り出してくる。
2人は暗くなる前、アイスクリームが溶ける前に辿り着けるであろうか。この時加藤と村田は同じ
事を考えており、山岳部時代の夏山合宿の新人みたいだと感想が一致する。道は下りの一般登山道
の一本道だし、荷物は個人装備だけで軽いし、ヘッドランプは持参しているし、彼らだけで十分対応
できるであろう。このような経験をすることにより、より強くたくましく成長するものだと、テント
を打つ雨音を気にしつつビールを飲みながら話し合う。
3本目のビールが空くころ、2人は意外に早く辿り着く(18時)。雨もそんなに強くなく、雨具
も着なかったとのこと。うまそうにアイスクリームを食べる2人を見てホット一安心する。
帰り道に”ゆざわ健康ランド“に寄り、汗を流し、食事を取り、加藤と村田は越後のうまい酒を飲み、
仮眠の後帰路につく。
今回の米子沢は滝が連続しているが、それほど難しい所はなく、沢が開けており明るく、上部には
滑床が続き、噂に違わず素晴らしい沢で、標高差も約1,250mあるため適度な?疲労感があり、全員
それぞれの充実した満足感を十分味わうことができた沢登りであった。

滝も現れ沢らしい雰囲気に
なっててくる。

滑滝も現れてくる

初心者が二人おりおまけに高所恐怖症
のためアンザイレン

これから上もまだまだ滝が続く

ゴルジュ部は終わり有名な
上部滑床が現れる

上方から上部滑床

沢の中に露天風呂?、終了地点は近い

頂上記念写真、我ながら年をとって
くたびれたものだ

避難小屋のバイオトイレ、
使用したらペダルを漕ぐ

踏み荒らされた山の緑化に来ていた
韓国他のボランティア