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| 2007.jan |
| HP(ヒューレットパッカード)電卓にぞっこん |
| ・・・RPN(逆ポーランド法)入力の魔力 |
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このページでは私の愛するHP(ヒューレットパッカード)の電卓について紹介しましょう。
何を今さら電卓ごときと言われましょうが、もう今では日本で入手出来なくなってしまったこの素晴らしい電卓については、語らざるを得ない物があります。 何が素晴らしいかって? ・・・そう、一度これをさわった人は二度と普通の電卓には戻る気になれないということ。それが全てです・・・
そう、普通の電卓の操作とはボタン操作が全く異なるので、使えないのです。 では何故それがその職場でそんなに流行っていたのか? それが、HP電卓独特の”RPN(逆ポーランド法)入力の魔力”たるゆえんなのです。 一旦は使えなかったボクですが、先輩連中が使っているのが何か格好良く見えたせいか、やっぱり使ってみたくなって、当時で1万円もの金額をはたいて「HC11」を購入しました。その結果 ・・・・やはりHP電卓の魔力に取り付かれてしまいました・・・。 この電卓は操作が特殊なこともあって普通のお店ではそうそう売っておりませんで、丸善なんかで入手することが出来たのです。
仕方なくそこらへんで普通の関数電卓を数千円で買い使い始めた訳ですが、どうにも使い勝手が悪い・・。特に長い数式を電卓で検算していくと、自分の叩いた結果に自信が持てなくなる羽目になってしまいました。 HP電卓は途中で結果を確認しながら入力していくのですが、普通の電卓は途中の結果確認がいまひとつ分かりづらいのです。 そういう使い勝手の悪さと、あまりにへなへななそのキータッチのしょぼさに耐えきず、やはりHP電卓をインターネットで探す事になり、とうとう米国からネット経由で購入することが出来ました。 HP電卓の魅力は、その独特の入力法と、キータッチの高級感にあるといえるでしょう。以下ではそれを紹介していきます。
例えば「1+2=3」を計算するときのことを考えて見ましょう。 普通の電卓であれば、式の通りに ”1+2=”とキーをたたくと答えが出てくるわけなのですが、HPの電卓の場合には違います。 この場合でしたら、”1(enter)2+”とたたきます。 そうすると「3」が出てくる具合なのであります。 つまり上の式を言葉で置きなおしてみると、式を見たときに頭で考える様に打つのです。 すなわち、”1と2を足す”ってな具合です。 それでは次の様な式の場合はどうでしょうか?ちょっと目にはかっっこがたくさんあって入力が厄介そうです。 √(((100+200)×5)/3)= 普通の関数電卓でしたらひたすらカッコの連続でだんだんわけが分からなくなってきてしまいますね。 HP電卓の場合ですと、上の式をこう考えながら打ちます。 【考 え】100と200を足して、5を掛ける。それを3で割る。そのルート。 【打ち方】100 enter 200+5×3÷√ どうでしょう?まるで頭で考えるのと全く同じように叩くだけでよくって、しかもカッコの入力が一切不要なのです。 (というか、かっこのキーが無いのですが・・) というわけでとってもシンプルに式を計算できることが、一度この電卓に慣れたら、 普通の電卓には戻れないゆえんなのです。 というわけで普通の人にはかなりマカ不思議な入力をする電卓なものでありますので普通の人に渡すと絶対に計算が出来なくて、相手の「あれれっ・・?」てな反応を見るもの面白かったりします。
特に初期モデルで僕が使っていたHC11の、断面が台形状となったキーはその視認性のよさも特筆物です。 残念ながら、つい先日購入したHP33sではそのキー形状ではなくなってしまいました。
![]() 左から HP33s(僕の物)、 真ん中がHC41V(同僚の物) 、一番右が名機HC11(僕の物)
![]() HC11の液晶表示と、キー形状。 非常にすっきりした表示が特徴。但しアルファベットの表示は出来ない。 キーに割り当てられたファンクションはタテに3段表示で非常に分かりやすい。
とまあここまで書いてきましたが、こんなページを見る人が世の中にどれだけ居るでしょうか・・?殆ど自己満足の世界なのですが、ここまでお読みくださった人には、その魅力の一端が感じられたかも知れません。 もし興味津々・物好きな人がおられれば、絶対にお奨めします。 ヒューレットパッカードの電卓。 あなたもその魅力にとり憑かれてみたくありませんか・・? おしまい。 |