このオゾン層が現在どんどん破壊されています。オゾン層が少なくなれば紫外線が増える為、皮膚ガンやその転移などでの肺ガン、白内障などの諸原因になるといわれます。オゾン層の破壊は北極や南極の地域問題ではありません。日本上空でも平成13年で30%の減少が指摘されているのです。南米のチリ南部では2000年10月、地上に降り注ぐ紫外線が人体に危険なレベルに達したため、チリ保健当局は紫外線警報を出し、住民には日差しの強い時間帯の外出は控えるよう呼びかけたという報道がありました。
怖い話ですが、現在オゾン層を破壊しているフロンガスは15年前のフロンガスというのです。フロンガスは重い気体のため成層圏に達するには15年かかるといわれています。信じたくはないのですが、あるデータでは現在、成層圏のオゾン層を破壊しているのは、いままでに生産された10%のフロンガスによるものだとされていますが、それでもすでに30%のオゾン層破壊です。
NASAは以前より、このままでは15年後20年後にはオゾン層の3分の2が破壊されると発表していますが、この事実をどう受けとめればいいのでしょうか。
成層圏にあるオゾンの層です。オゾンとは酸素が3つ集まったもので、毒なので吸うと死んでしまいます。成層圏は下のほうから順番に対流圏・成層圏・中間圏・熱圏となっています。地上から約10km〜60kmまでが成層圏です。オゾン層とは、地上25km〜45kmにあるオゾンの密度が高いところのことです。
オゾン層は有害な紫外線を吸収して地球上の生物を守っています。紫外線は浴びすぎると生物にとって有害であって、少しの量なら肌が日に焼けるぐらいですみますが、浴びすぎると、皮膚ガンになったりして、命を落とす場合もあります。また、穀物などの農業生産の減少も心配されます。オゾン層は生物を守るために大切な役目をやっています。
原因はフロンです。フロンは化学的に安定な物質なので、工場などから大気中に放出されると、ほとんど分解されずに成層圏に達します。成層圏で紫外線を吸収して分解し、塩素分子を放出しますが、この塩素原子がオゾンを酸素分子に分解します。この反応によって、塩素分子1個につきオゾン分子数万個を連鎖的に分解するため、多数のオゾン分子が次々に破壊されています。これによって今オゾン層が破壊されています。
オゾン層の破壊により有害な紫外線が増加 (例)上空のオゾン全量の1%の減少により、地上に到される。 達する紫外線は約2%増加すると考えています。
↓ ↓
紫外線の増加で人の健康や生態系への悪 (例)皮膚ガンの発症が2%増加、白内障の発症が0.6〜影響を生みます。 0.8増加、動植物プランクトンに打撃、農業生産減少 など など様々なダメージを与えます。
@フロンの回収
主なオゾン層の破壊物質については、1995年末に生産を中止しました。
フロンの回収・破壊は製造者・販売者・消費者・解体業者など…関係者すべてが社会全体として取り組む必要があります。
Aフロンを使わない商品の開発
やはり、はじめから、フロンを使わなければ問題はありません。最近フロンを使わないスプレーなどが減ってきてはいますが、皆さんはフロンが使われている製品を買わないようようにしましょう。