東地区

ニューヨークヤンキース
ジーター、クレメンスをはじめ、多くのスター選手を抱えるメジャーでも1番の人気チームであり、実力も兼ね備えている。そして、レギュラーシーズンの強さもさることながら、ポストシーズンなどの、短期決戦となると一段と実力を発揮する。毎年豊富な資金をバックにFA市場に打って出るほか、しっかりしたマイナー組織を持ち、若手の育成にも余念がない、これがヤンキースの強さの秘密だろう。現役監督の中ではもっとも有能な監督のうちの1人と言われるトーレの手腕によるものも大きい。ダイアモンドバックスと死闘を繰り広げた01年のワールドシリーズは記憶に新しいが、4年連続の制覇を逃し、来年はまた1からのスタートとなる。
ボストンレッドソックス
ヤンキースと並ぶ人気チーム、数年後の新球場完成を優勝で飾りたいと積極補強に出ている、ペドロ・マルティネスガルシアパーラなどスター選手も多く、2000年のオフにはインディアンスからFAでラミレスを獲得し、着実に戦力補強に勤めている。2001年のシーズンは故障者続出に泣かされたが、ベストの体制で望めば優勝にも手が届く。
トロントブルージェイズ
カナダで2番目に誕生したチーム、そして、長いメジャーリーグ史上で初めてアメリカ以外のの球団としてワールドシリーズを制した球団、今最も3冠に近いバッターと言われるデルガードをはじめ、モンデシーなど強力打線を抱える、投手陣の奮起次第では優勝も夢ではない、ヤンキースが在籍する東地区でそのヤンキースを敗れるのはトロントしかないのでは?と期待させてくれるチーム。
タンパベイデビルレイズ
98年に誕生した今一番新しいチームの1つ、華々しく誕生したが、毎年最下位をウロウロするチームとなってしまった。必ずしも戦力が他のチームに見劣りするわけではないが、新興チームにありがちなチームワークの欠如やまとまりのなさなど目に見えないところでの差が順位に出ている。観客動員も低迷し、この辺が正念場だ。
ボルティモアオリオールズ
優勝を目指し強豪インディアンスを率いていたマイク・ハーグローブが監督に就任し、チームの建て直しに取りかかっている、FA市場などにも手を出しているが、ここ数年、一貫した戦力補強を行わなかったため、チーム力アップにつながっていない、投手力、守備力など、まだまだ整備していかなければならない課題が多い。このチームのトップスターだったリプケンが引退し、これからのチーム構成に注目される。



中地区

クリーブランドインディアンス
映画メジャーリーグの公開で日本でも一躍有名になったチーム、映画のとおりお荷物球団だったが、チーム一丸となった取り組みと、ハーグローブ前監督の力でリーグ有数のチームへと変貌を遂げた。アロマー、ロフトンなどチームを支えた主力が去ったが、優勝争いに加わる力は残っている、打線より投手力の整備が優勝へのカギ、パワーと巧さを兼ね備えた選手も多く、当分の間は絶頂期が続くだろう。
シカゴホワイトソックス
カブスと並びシカゴに在籍するチーム、ここ数年低迷が続いていたが2000年のシーズンに優勝し、チーム力も盛り返してきた。1番人気のフランク・トーマスをはじめ、上位打線にはホームランを打てる打者が揃っている、破壊力はリーグ有数、今後勝ち続けるには投手陣の整備がかぎ。
ミネソタツインズ
ここ数年間は、毎年のように最下位候補に上げられ、2000年のシーズンには観客動員も70万人代と球団売却と本拠地移転の噂が絶えなかったチーム、14年ものあいだこのチームを指揮したケリー監督が2001年のシーズンを最後に引退し、02年からは新監督の下で再出発する。長期計画の下、ケリー前監督の地道な指導が実を結び、2001年のシーズンには優勝争いをするまでになった。若い選手が多いこのチーム、しかし、エクスポスと並びメジャーの球団削減対象となり、今年は正念場のシーズンだ!
カンザスシティーロイヤルズ
アメリカ大陸の真ん中、ハート・オブ・アメリカの別名を持つカンザスシティーにあるチーム、69年のエクスパンションでエクスポスなどと共に誕生したチーム、誕生直後の70年代にブレークし、中部にある小都市の球団としては快挙の200万人近い観客を集め、エクスパンションで誕生したチームの中でもっとも成功したチームと言われた。現在は、機動力と守備力で勝負する、ミューザー監督が率い、リーグでも有数の内野守備を誇っている。
デトロイトタイガース
メジャーリーグでも屈指の広さを誇るコメリカパークを本拠地とする、そのためホームランが比較的少なく、投手にとっては援護が少ない、他のチームと比べても自慢が出来るスターが少ないが、全員の総合力で勝負しようと言う感じ、しかし、戦力不足は否めない。



西地区

シアトルマリナーズ
過去3年間に、ジョンソン、グリフィー、ロドリゲスと3人のスーパースターを失いチーム力の下降も覚悟したが、新球場の完成に合わせ打撃のチームから、守りを重視した総合力で勝負するチームへと変貌を遂げた。そしてここ2年間、佐々木、イチローと日本で素晴らしい実績を残してきた2人を獲得し、チーム力は確実にアップした。2001年のシーズンではメジャータイ記録となる116勝をあげ、チーム方針の正しさを証明した。これから数年はブレークが続きそうだ。
オークランドアスレチックス
ジャーハ、テハーダと並ぶクリーンナップは破壊力抜群、そして、マルダー、ハドソンなどの投手陣も強固で激戦区、西地区の中では最強とも言えるチーム、過去にはマグワイア、カンセコなどで作るバッシュブラザーズと言われる強力打線を誇った。一時は低迷したが、現在のニューバッシュブラザーズの猛打の下、再びブレークの時代が続きそうだ。今年のシーズンはジオムピーが去った穴をどお埋めるかが課題。
アナハイムエンゼルス
1961年に誕生したアメリカンリーグでは比較的新しいチーム、2000年のシーズンでは30ホームラン以上の打者が4人誕生した。同一チームで30ホーマーの選手が4人揃ったのはア・リーグでは初のこと、強力な打撃陣をそろえるリーグ有数のチーム、投手力が弱点だが、投手育成に定評があるソーシア監督の下で着実に力を付けてきている。オフの補強で昨年最多勝のシーリーやメッツからベテランのエイピアーなどが加わり投手力は向上した。競合が犇めく西地区にあって、ダークホース的存在。
テキサスレンジャース
2000年のシーズンオフ、過去最高の金額でアレックス・ロドリゲスをマリナーズからFAで獲得したチーム、更に打撃陣の強化を図り、優勝を狙ったが、打線強化のあおりを受け補強のままならなかった投手陣が足を引っ張り、シーズン早々に監督の更迭となり、優勝戦線から脱落した。監督だけの責任ではなく、フロントを含めチーム一体となり、バランスの取れたチーム作りをしてほしい、元々力のあるチーム、ちょっとしたことですぐに優勝争いに出てくるだろう。
戻る