東地区

アトランタブレーブス
90年代最高と言われたチーム、しかし、レギュラーシーズンでは抜群の強さを誇るこのチームもワールドシリーズでは95年の1回しか勝つことが出来なかった。リーグ最強と言われる投手陣を軸に、マイナー組織もしっかりしていて、選手たちも勝つためのつぼを心得ている、敏腕GMのシャーホルツの手腕によるところも大きい。
ニューヨークメッツ ヤンキースと並びニューヨークにあるチーム、ドジャース、ジャイアンツがニューヨークを去って以来、ナ・リーグのチームがなかったこの町に、熱狂的なファンの後押しのもと、62年に誕生した。当初は万年最下位のお荷物チームだったが、69年、86年とワールドシリーズを制し、その奇跡的な優勝から、ミラクルメッツと言われた。01年のシーズンから日本人野手の新庄が加入し、持ち前のキャラクターもありニューヨークの人気者となった事も記憶に新しい、その新庄もトレードによってチームを去ったが、2002年のシーズンより元ベイスターズの小宮山が加入し新たな日本人選手として活躍が期待される。このオフにはメジャーで1番と言われるほどの補強をし、地区優勝の筆頭候補だ。
フロリダマーリンズ
球団創設から最速でワールドシリーズ出場を果たしたチームも、財政事情の悪化や前オーナーとの確執などでこのところ低迷が続いている。しかし、カスティーヨなど伸び盛りの若手も多く、このところ毎年勝ち星をのばしている、名捕手ジョンソンの復帰も心強い、数年後には優勝争いに食い込んでくること間違いなし。
フィラデルフィアフィリーズ
アメリカ最初の首都、フィラデルフィアに83年に誕生したチーム、当時流行った多目的スタジアムを本拠地にし、華々しくスタートしたが、近年の年棒高騰で高額選手を手放し、若手主体のチームで構成していたが、低迷が続いていた。しかし、今年就任したボーワ監督の下、機動力を駆使し、積極的なチームへと改革が成功しつつあり、01年のシーズンでは最後までブレーブスに食い下がり、優勝争いを演じた。まだまだ若いチーム、これからが伸び盛りだ。
モントリオールエクスポズ
アメリカ以外で初のメジャーリーグチーム。そしてカナダ初のメジャーチームである。エクスポスの本拠地があるモントリオールはカナダの中でフランス語圏にあり、球場でのアナウンスも英語とフランス語両方で行われる。まるでヨーロッパで野球を見ているような気分になる。スモールマーケットの都市にあるチームにありがちな緊縮財政に、チームのムードも今ひとつ盛り上がらないが、ゲレーロやビードロなど力のある選手や2人の日本人選手が在籍し、見所はあるチーム。しかし、昨年のオフからメジャーの球団削減政策の候補となり、そんな中での戦いでは士気も上がらないだろう。今年の戦いがチームの今後を左右する。



中地区

セントルイスカージナルス
メジャーホームラン記録を持つ、マグワイアが在籍したことで日本でも有名なチーム、名将ラルーサが指揮を執る、しかし、故障者などに泣かされ、思うような戦いが出来ていない。一時期は現球団副社長のハーゾグが指揮を執り、広い球
場を武器に足でかき回すチームだったが、今はどちらかというと打撃のチームになっている。豊富な投手陣を持つだけに、故障者さえいなければ優勝争いに加わる力はある。2002年のシーズンからはオリックスから田口が加わり、手薄な外野陣の補強になること間違いなし、イチローのような派手さはないが、ベテランならではのプレーでファンの期待に応えてくれるだろう。
シカゴカブス
日本でも人気抜群のサミー・ソーサが在籍するチーム、風の町シカゴでの人気は抜群!平日のデーゲームでも多くの熱心なファンが球場に詰めかける、ツタが絡まる古風で美しい球場。今年は久しぶりに優勝争いへ加わり、シカゴ町はよりいっそう熱くなっている。また、最近の戦力補強が功を奏し、比較的力が安定してきている。中地区の台風の目とも言えるチーム。
シンシナティーレッズ
70年代、ビック・レッド・マシーンと言われた強打のチームもこのところは財政事情もあり、低迷が続いている。しかし、新球場の建設も決まり、グリフィーやラーキンなど実力も人気も兼ね備える選手もいて、この先はチームの考え方を変えていけば優勝争いに加わっていく可能性もある。
ミルウォーキーブリュワーズ
全米最大級のビールの町にあるチーム、ドイツ系移民が多いことでソーセージも名物、試合の合間のソーセージレースは有名、前オーナーはコミッショナーのバド・セリグ氏、現在はその娘に球団を譲り渡している。前回のエクスパンションの時、チームは今世紀初のリーグ移動を行い、ア・リーグからナ・リーグへ移ってきた。2001年のシーズンからは新球場も完成し、チームも数年後の優勝を目指している。
ピッツバーグパイレーツ
昨年から新球場も完成し、優勝争いに加わりたいところだったが、年棒総額の関係で高額選手の獲得が出来ず。どうにか前年レベルのチームを維持することが精一杯、社会に貢献した選手に送られるロベルト・クレメンテ賞で有名な、クレメンテが在籍したのもこのチーム、球場前の橋の名前にも彼の名前が付くほどピッツバーグでは偉大な選手、彼を越えるような選手が出てくることを祈りたい。管理人個人的には好きなチーム。
ヒューストンアストロズ リーグでも有数の強打を誇るチーム、毎年優勝候補の一角にあげられているが、故障者や不振の選手が多く、今ひとつ乗り切れないチーム、しかし、潜在的能力は地区1位といえるチーム、ただ、メジャーでも一番狭いと言われる本拠地に投手陣は泣かされていたが、本拠地になれてきたのか2001年のシーズンからはその投手陣も立ち直りを見せ、この先ますます目が離せない。



西地区

ダイヤモンドバックス
1998年のエクスパンションでデビルレイズと共に誕生した一番新しいチームの1つ、NBAサンズも持つオーナーコランジェロ氏の財力をバックに豊富な資金を賭け、2年目から早くも優勝争いに登場し、2001年にはついにチー
ム誕生3年目にしてワールドシリーズを制覇した。ジョンソン、シリングの両エースにゴンザレスのバッティングと見所も多い。この先数年間は期待度大のチーム。
サンフランシスコジャイアンツ
強打者ボンズが在籍するチーム、新球場の完成以降、彼の放つスブラッシュヒットはこの球場の名物となった。この水へ飛び込むホームラン見るだけでもこの球場へ出かける価値がある。長年ベイカー監督が指揮を執るチーム、最優
秀監督に選ばれたこともある彼の手腕に頼るところも多いが、才能のある選手も揃っており、見応えのあるチームだ。トレードによりメッツから新庄を獲得し、日本人も多く住み観光客の多いこの町で今年は新庄フィーバーが巻き起こるだろう。
ロサンゼルスドジャース
球団創設以来オマリー家がチームオーナーとして家族的経営をし、選手にはドジャーブルーの血が流れていると言われたチームも、今では巨大メディアFOXグループの傘下に入り、巨額の資金を投入してチームを改革して来たが、一貫した方針がないまま補強を続けたため、チームの低迷が続いている。新監督のトレーシーのもと再出発がはかられている。オフに問題児だったシェフィールドを放出し、ブレーブスからジョーダンを獲得、チームリーダの素質を備える彼の獲得はチームに大いにプラスとなるだろう。
コロラドロッキーズ
93年のエクスパンションでマーリンズと共に誕生したチーム、野茂のノーヒットノーランで記憶に残っている方も多いと思う。打球が飛ぶことで有名なクアーズフィールドを本拠地にし、創設以来打撃のチームとして鳴らしてきたが、2000年からは投手力を含め、守りのチームへと変貌を遂げようとしている。しかし、ここまではその変貌も思うようには進んでいない、守備のチームを目指すも、年棒総額の圧縮のため巧守のシリーロを放出するなど?と言うところも。
サンディエゴパドレス
トレーバー・ホフマン、リッキー・ヘンダーソンなどスタープレーヤーが在籍するチーム、前回のリーグ優勝以来、年棒高騰のため高額選手を手放すという最近よくあるパターンでチーム力が低下している。2001年のシーズンを最後にグゥインも引退しチームを去る、生え抜きのベテランが去っていく中で、来年はどんな戦いが出来るのだろうか
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