Deeの普通二輪教習日記。

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あらすじ
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「よし。バイクの免許、取ろう。」

突然思い立った訳ではない。
以前から、バイクには興味が有った。
実家に居る時は、16歳になる前から、「乗るな。乗るなら大型に乗れ。」と親父からキツく言われていた。
しかし、原付にすら乗った事の無い私には、遠い話であった。
そして、19歳の時には、当時プータローであった私に、車の免許を取らせてくれた。
車だと、複数人数でワイワイ移動出来るし、運転するのは一人だけ。
結局、そのまま車でズルズルと数年間を過ごしてきた。
しかし、興味が消える訳も無い。
24歳になって、改めてバイクに興味を持ち始めた頃、会社の同僚に、ハーレーを購入したヤツが居た。
そいつの勧めで、とあるグループに顔を出すようになったのだが、それが私に一気に火を点けた。
しかも、目指すは大型二輪。
それが、26歳の梅雨の事である。


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免許の取り方
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バイクの免許を取るには、2種類の方法がある。
1つは、免許試験場へ直接行き、そのまま本試験を受けてしまう、俗に言われる一発試験と呼ばれる方法。
もう一つは、教習所で技能等を学び、その後、技能免除で本試験を受ける方法。
私は、後者を選択した。
理由は2つ。
1.全くバイクと言うものに乗った事が無かった。
2.基本をしっかり学びたかった。
そして、私は教習所探しを始めた。


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教習所探し
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一番手っ取り早い方法は、車の免許を取った教習所へ行く事だろう。
しかし、私が車の免許を取る時に使った教習所は、関西にある。
現在の住居は、関東。
渋々、現在の居住地近くの教習所をいくつかピックアップする。
そして、質問のメール。
4校に、大まかではあるが、次の様なメールを送った。
「大型二輪を取りたいのですが、費用はいくらくらいかかりますか?
 所持免許は普通自動車のみです。」
質問した内の2校からは、見当違いの返答が返ってきた。
その内容とは、「大型二輪は普通二輪を取得してからしか取れません。」の一行のみ。
この学校は、本当に教習生を取る気があるのだろうか?
あとの2校からは、普通二輪と大型二輪の最低必要経費を教えてくれた。
どちらにしようか迷ったのだが、もう一度それぞれの教習所へメールを入れる。
「そちらで教習を受けた場合、技能免除は受けられますか?」
ここで、それぞれの教習所の対応がはっきり出た。
残った2校のうち、教習料金はちょっと高かったのだが、対応が良い方を選んだ。
こうして、結果としては自宅から一番近いK教習所へ行く事にした。


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2001年6月30日(土) 教習所 入所
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実は、技能免除の件を聞いた時、この教習所は、運転適性検査がある日を教えてくれていた。
もちろん、私は一番近い日を選び、14時半頃に手続きをする。
そして、15時から運転適性検査。約一時間で終了。
勝手も分からずにうろうろしていて疲れたのか、そこから先の手続きをせずに帰って来てしまった。


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2001年7月4日(水)1時間目 スタンド教習
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朝の10時。
私は何故か教習所に居た。
理由は簡単。
土曜の帰宅後、教習所へ問い合わせたら、一番近いスタンド教習がこの時間だった。
そして、仕事を仮病でサボり(汗)、教習開始。
まずは、サイドスタンドを払い、センタースタンドを立てる。
燃料点検、オイル点検、車輪点検、チェーン点検、ブレーキ点検、クラッチ点検、燈火点検、バッテリー点検、締め付け点検。
それぞれの点検を順序立てて説明を受ける。
一通りの点検が終わり、センタースタンドの外し方を教わる。
やってみた。。。右へ転倒。
ついでだから、って事で、引き起こしの練習。
その後、エンジンを停止したまま、引き回しの練習。
そして、またセンタースタンドを立て、最後にクラッチ・ギヤチェンジの練習。
気が付いたら、一時間の内にたくさんの事を一気にやった。
次から点検は教習が始まる前にやれとのこと。
憶えてられるか。。。?


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2001年7月7日 2時限目
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朝8時起床。
今日は9時から教習。
寝ぼけ眼を擦りながら教習所へ。
今日は実際に走って見ようとのこと。
しかし、今日もまた、センタースタンドを外す時に右へ転倒してしまう。
引き起こして、教習再開。
CB400に跨り、まずはブレーキのかけ方。
壁に掛けてあるタイヤへ向かって、進んでは停め、の繰り返し。
しかし、アクセルの反応が良すぎる。
すぐに空吹かしをしてしまう。
そうこうしながらも、何回か練習している内に、左手の感覚がおかしくなってきた。
ヤバイ。腱鞘炎が復活したか?!
どうやら、教習官にも気が付かれたようで、「いきなりは重いみたいだから、125に変えようか」との有りがたいお言葉。
今度は、すんなりブレーキ/クラッチの操作が出来る。
アクセルも、かなりまったりしている。
「じゃ、ちょっと広い所へ行って、練習しようか」
次は、壁が無い。
初めは、教官とのタンデムで一度走って見る。
「じゃ、やってみて」
恐る恐る発進。これはすんなり出来た。
しかし、停まる時に右足を付いてしまう癖が有るらしい。
教習所では、右足を付く時は完全停止時で、しかも後方確認をしてからでないといけないらしい。
ヤバイな、と思っていたが、そのまま流されてしまった。
「それじゃ、外周走って見ようか」
やっぱり初めはタンデムで。
ここは何速で、と指示を受けながら、一週周る。
「じゃぁ、前を走るからついてきて」
と、教官はCB400へ跨る。
そして、とっとと先へ。
おいおい、125で、その加速には付いて行けないぞ。
途中で気付いたらしく、速度を緩めてくれる。
これも、すんなりクリア。
1時間の教習が終わって、ヘルメットを脱いで、初めて汗だくである事に気付いた。
それだけ真剣になってたって事か。
どうやら、問題点は「左手」らしい。
左手の腱鞘炎をかばう為に右手に力が入り、結果的に右へ転倒したり、右足をつく。
どうにかならないものか。。。


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7月14日(土)3時限目
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今日は朝1番からの教習。
8時に起床し、9時には教習所へ。
やっと、予約システムにも慣れてきた。
9時20分、教習開始。
「Deeさん、前回は125しか乗ってない?」
の質問に、「はい」と返事。
「今日は400で外周をやろうか。まずは、引きながらついて来て。」
取り回しの練習で、コース1ブロックを引きながら周る。
「それじゃ、後ろ乗って。」
ということで、まずはタンデムで、変速のタイミングを教えてもらいながら、外周を2周。
「それじゃ、乗って後からついて来て。」
で、2周ほど外周を周る。
「じゃぁ、次は真ん中の道へ入ってみようか。」
またタンデムで、ここをこうやって、と1周しながら教わる。
「T字の所では、ミラーに車が写ったら、発進しない様に。写ってなかったら停まらなくて良いよ。」
そして、また教官の後ろについて、ぐるぐる周る。
走りながら、「じゃ、外周と真ん中のコースを交互に走ってて。」
という指示を受け、そのままグルグル周っていた。
今回はこれで終了らしい。
恐らくあと2周は出来るかな?と思っていた矢先に、T字の所で立ちコケしている人を発見。
教官が横に並んで停まっていたので、そのままコケている人の後ろへ停止。
ってか、どういうコケ方したら、バイクが真横になるの?(汗)
ガードが付いているにも関わらず、前方のバイクは真横に倒れてました。
結局、その人がなかなかバイクを起こせずに、教官が手伝ってました。
そして、コース走行再開。と思いきや、そのままピットイン(苦笑)
今回は、走行練習だけで終わってしまいました。


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7月14日(土)4時限目
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昼食を取り、お昼の日差しが強い。
教習開始5分前。名前を呼ばれ、指示を受ける。
ウォームアップに、外周を2周、真ん中を突っ切るコースを2周して。
そして、教官が合流、スラロームへ。
まずは、タンデムで一度走ってみせてもらう。
その後、スラロームをグルグル(汗)
何度かやっていると、7秒台が出るようになった。
そこで、教官から指示。
「曲り切ったら、アクセルを使って体勢を立て直して」
何度かやって見るが、上手く行かない。
微妙なアクセルワークが、出来ないらしい。
加速しているのに、8秒台へ落ちる。
「もうちょっと体勢を前へ倒してみて」
指示通りにすると、またタイムは7秒台に。
う〜ん、なかなか上手く行かない。。。と思っている内に、タイムアップ。
やはり、手首の痛みがネックになっているらしい。。。


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7月15日(日)5時限目
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日曜の昼下がり。
一番暑い時間に、何故教習を入れたのだろう?
暑い中、長袖、長ズボンで教習開始。
「じゃ、まずは中回りを2周して、スラロームをやってて。」
という事で、真ん中を突っ切るコースを2周。
何か、手に違和感がある。が、それが何か判らない。
そして、そのままスラロームへ。
先日教官に言われた通り、体をちょっと前へ倒しながら、滑走。
「そんなに体、前に倒しちゃ駄目だって」
え?そうなの?前の教官は、これくらいでOKって言ってたけど。。。
次は、体を倒さずにやってみる。
やはり、上手く行かずに8秒台。
アクセルワークも上手く行かない。
う〜ん。。。教官の言っている事が違うので、動揺しているのか?
あ〜だこ〜だと考えている内に、そこそこの秒が出せるようになる。
「じゃ、今度はその横の制動に入るよ。」
えっ?次に行っちゃうの?
「出来るだけ加速して、この線ぴったりに停まるようにして。ブレーキは途<中で調整しちゃ駄目。」
一回目。タイヤ1個分空けて停止。ついでにエンスト(^^;
クラッチを握り忘れたらしい。
「もうちょっと前まで。ここまでいけるんだよ。ここまで。」
と言いつつ、バイクを前へ引き摺られる。
「この感覚を憶えて。じゃ、ここを繰り返しやってて。」
2回目。今度はクラッチを握っているが、ギヤがニュートラル。
3回目。なんとか出来た。。。と思ったら、右足つき。
4回目。今度はなんとかクリア。
ここでストップが入り、
「じゃぁ、中を突っ切るコースを2回ほど周って。」
お。もう終わりの時間か。。。
そのまま中周を周り、ピットイン。
ハンドルを放して、改めて違和感を感じる。
やはり、手がおかしい。
「じゃ、次までに教科書のこのページ読んできてね」
で、教習終了。
頭の中は手の痛みの事でいっぱい。。。


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ティータイム
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メールでお世話になっている、M教官へ挨拶に行った。
色々質問をした時に、いつも丁寧に教えて下さる方だ。
実際に会うのは、今日が初めてだ。
いや、厳密に言うと、この教官に一番初めの運転適性検査をしていただいている。
しかし、それは一種の教習で、会話はしていない。
教官の居る部屋へ入って行く。
「はい、どうぞ〜」
てっぷりとした体格のM教官。(失礼)
すごく気さくな方で、話をしていると楽しい。
もともとバイクの教官をしていた事もあり、いろいろアドバイスをもらう。
すごく短時間の会話だが、為になる時間になった。



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トラブル発生
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7月17日の火曜日。
あまりにも手が痛く動かしにくいので、診て貰いに行く。
「何故、こんなになるまで放っておいたの?」
両手首、腱鞘炎。
とりあえず、湿布でごまかす事に。
教習は、約一ヶ月のお預けをくらってしまった。。。


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