ヘビの種類と分布  
 
ヘビの種類と分布
ヘビ類の起源にはいくつかの説がありますが多くはトカゲ類からの分類であろうと言われています。細長いからだは地中でも動きやすいよう
に進化した結果であり、暗い地中でエサを獲るために視覚よりも嗅覚が発達し効率的な捕獲の為に毒腺が発達したとも言われています。
現在は世界各地で約2,000種類以上のヘビが確認されていますが分類についてもまた様々な意見があり多くの問題が残っている様で
す。日本国内に生息する種類は5科に分類されておりメクラヘビ科、ヘビ科、コブラ科、クサリヘビ科、ウミヘビ科に分けられます。
 
メクラヘビ科
ミミズに似た円筒形の体形で体長はおおよそ20cm以下、地中の生活に適応した小型のヘビでからだ全体を細かい鱗でおおわれ、腹板は
分化していません。尾は短く先端は尖っており、口が小さいので大きな餌をとることはできません。
 腰帯の痕跡があり歯は細かく、毒牙はありません。日本には1種類分布しています。
 メクラヘビ科の仲間
 ヘビ科
 ヘビ類の2/3を占める大きい科です。陸上ではどんな環境にも適応し、多くの種類は無毒のヘビです。日本では10属21種類が生息し6
亜科に分類されています。なかにはヤマカガシのように上顎骨の後端部の歯が大きくなり溝のある毒牙に変化しているものもおり後牙型の
毒蛇と呼ばれています。後牙のある場 合、後牙より前に上顎歯があることがヘビ科の特徴です。が無牙型と後牙型の境界は明瞭でなく
分類の特徴にはなりません。
 ヘビ科の仲間
 コブラ科
 ヘビ科に似ている点が多いのがコブラ科です。上顎骨と毒牙の構造以外にきっちりした差異はありません。 上顎骨は非常に短く一定範囲
内で回転できる2本の直立した毒牙を前端に持っています。コブラ科は全て毒蛇で熱帯地方に種類が多く日本には2属5種分布しています。
 コブラ科の仲間
クサリヘビ科
コブラ科に似ている点が多いが、毒牙と上顎骨の構造は大きく違います。上顎骨は非常に短く垂直方向に伸びており隣接する骨の間で回
転もできるもっとも進んだ型の毒蛇です。上顎骨には毒牙以外の歯がなく毒牙は管状に変形し後方へたたみ込まれています。
獲物に噛みつく時は上顎骨が回転して立ち上がります。クサリヘビ亜科とマムシ亜科に区分され日本にはマムシ亜科の2属4種が生息しま
す。
 クサリヘビ科の仲間
ウミヘビ科
コブラ科に近く、その亜科にしようとする意見もありますが海中生活に適応し腹板は分化していません。卵胎生なので陸上で産卵する必要
もなく一生を水中で過ごします。尾はひれ状に変形し、外鼻孔は吻の背面にあり水中で完全に閉じる事ができます。
ウミヘビ科も全て毒蛇で危険性の大きいものもいます。餌は魚類、魚卵を好みます。
 ウミヘビ科の仲間
 
もくじ 
 
 
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