3月31日  (晴れ→雷雨)

今日はTEAM Russian rouletteのJ氏との釣行。フィールドはJ氏のホームグラウンドでもあるSダムだ。

いつもの爺がいる駐車場へ車を停め、爺との会話もそこそこにいざ出陣。
J氏はこのSダムに関しては、地形・水深・ポイント等全てを知り尽くしている。なんとも頼もしい限りである。この時期にしてこの天候、いかにも釣れそうな感じである。

しかし、あたりはあるもののなかなかヒットしない。やはり時期が早すぎたのだろうか…否っ!今年は観測史上最速の桜の開花宣言が出されたぐらい暖かい!しかも闘いは始まったばかりだ。結論を出すのは早すぎる。キャスティングを繰り返しているうちにお腹も減ってきたので昼食をとることにした。

その後、J氏秘密のハニースポットへ移動。DSワッキ−で数投する。ここもダメかと思ったその時!「コッコンッ」私の竿先が急にしなった。すっかり油断していた私は我に帰り、慌ててあわせた。結構な引き具合である。しばらくすると奴は姿を見せた。パッと見は30cm強、なんにしても2002年初バスゲットの瞬間である。がっ、しかし…キャッチしようとしてくれたJ氏の目の前約20cmのところで痛恨のラインブレイク。我々一行は数十秒間程、時間が止まっていた。その後、まったくあたりがなくなった。

川の方へ移動することを決めた我々はのんびりとした大自然の雰囲気を楽しんでいた。すると、J氏は「気圧が下がってきたな…」言われてみると風が出てきたような気がする。私はそんなに気にしていなかった。川にたどりつきさぁこれからやとばかりに意気込んでいるとポツポツと雨が降りだしてきた。風もきつくなってきたが、しばらく様子を見る事に。これがまずかった。すると突然、嵐の様に激しい風雨が我々のボートを襲う!橋の下に逃げ込むが強風にあおられた横殴りの雨が容赦なく襲いかかる。これは待ってても一緒やと判断し、帰岸することに決めた。

しかし、強風のおかげで思ったように進まない。おまけに雷まで鳴る始末。やっとたどり着き、片付けて車に荷物を運び帰路につくと雨は上がり、なんとお天道様が顔を出しているじゃあーりませんか!うーんついてない…来週のリベンジを固く約束をした。

4月4日  (晴れ)

今日は1人でSダムへ。元来、陸ッパラ−の私はH川周辺を攻めることにした。到着した時間が遅すぎたのもあるが、次々と上流から人が帰ってくる。今日もダメかな…そんな思いが脳裏をよぎる。

今日は風が強く、思った所へキャストできない。結局、風に流されて木の枝にキャスティング。だめだこりゃ。

4月6日  (曇り→雨)
TEAM Russian rouletteのJ氏と先週のリベンジとばかりにGダムへ釣行。

先週のツキのなさを引きずっているのか高速道路が大渋滞。現地には昼前頃に到着するハメに。道中、布袋寅泰のCDでなんとか気分を盛り上げてそのままノリノリでスタート。
直後にJ氏が一匹ゲット!今日はいけるで!続けてJ氏にあたりが!北斗の拳で言うと、
トキあわせと言う感じだそうだ。(ちなみにラオウあわせと言うのも存在するらしい)二匹ともサイズはこぶりだが今日はいけそうな感じがビンビンに伝わってくる。

するとどこからともなく天の声が…「おーい兄ちゃん!ここで釣りしてるから迂回してや」よく見ると私の後方にヘラ師のオヤジがいるじゃあーりませんか。J氏曰く「あそこはポイントやのにぃぃぃ!」仕方がないので迂回して本日のパターンである駆け上がりを攻めることに。すると私にもあたりが…私は慎重にトキあわせでフッキングした。しかし、引いていると何かにガッチリ引っかかった。全く取れないので近づいてみるとそこには、すっかり水に浸かった杭が。これにあたったのかなーと思って落胆したがよく考えて見ると、この杭にべったりひっついていたバスが存在したのでは。そう思うとなんだか気分はハイになり、頭の中では布袋寅泰の「SCORPIO RISING」がグルグル回っていた。

しかしその後、全くあたりがなくなった。交わす会話も少なくなるとまるでコントのように風が吹き出した。嫌な予感は的中、雨です。しかしこれはチャンスである。すかさずヘラ師のオヤジを見るとなんと、傘をさしながら釣りを楽しんでいるではありませんか!オヤジ恐るべし。しかし風雨はだんだん強くなる一方、我々は一時帰岸することに。片付けて車のなかで様子を伺うが雨は上がったのに風が止まない。Gダムをあとにした。

4月7日  (結局晴れ)

予定ではなかったがあまりにものナイス天候のため、急遽J氏とSダムへ。いつもの爺の駐車場へ車を停め、すばやく準備をする。そして順番にポイントを攻めるがあたりがない。

そこで、J氏も攻めたことのないワンドへ行ってみる。誰もいないがここは意外と穴場かもしれない。早速私にあたりが…しかし引きが弱い。バラしたかなと思えばまた引いてくる。そして奴は姿を見せた。それはまぎれもなくブルーギルであった。その後、先週私がバラした秘密のポイントへ移動。

しばらくして、アルミボート2隻がまるでレースでもしているかのような勢いで、疾走してきた。ゴムボートの我々は船酔いしそうな揺れにみまわれた。おかげでバスは逃げてしまっただろう。なんと無神経な奴らだ!もし街ですれちがおうものならドラゴンスクリューから足四の字固めギヴアップを奪ってやりたいくらいムカついた。その後も奴らは全開でグルグル回ったり、二隻並べてだべったりとやりたい放題だった。結局、ノーフィッシュ。今日釣れなかったのは奴らのせいだぁぁぁぁー!!!



4月21日  (雨)

本日もお馴染みのJ氏とSダムへ釣行。
他の追随を許さない圧倒的な釣りで
TEAM Russian roulette悲願のSダム占拠に成功!(ただ単に悪天候の中で釣りをしている人がいなかっただけ?)天候とはうらはらに非常に清々しい気分だ。

だが、マッディな水質がこの後
TEAM Russian rouletteに予想だにしない悲劇を招くとはこの時は知る由もなかった。今年のSダムは厳しい。全てはこの言葉が語っているといっても過言ではない。ギルらしきあたりはあるものの、バスではなさそうな感じ…今日も我慢の釣りで幕を開けた。私は心の中で、本日の一投目はTDサイレントバイブレーションと決めていたが、予定は未定で決定ではありません。マッディーな水質を睨んで、急遽DSワッキ−に変更した。

相変わらずスピニングロッドを握っている時間が圧倒的に長い。小さなあたりはあるがなかなかのってこない。悪天候の為、短気決戦を強いられた我々は藁をも掴む思いであった。そんななかJ氏に強烈なあたりが!!しかし、ワームを食いちぎられ無念のバラしとなった。しらけたムードを一掃すべく、私は仕事が休みの日にまっ昼間から飲むビール(通称:昼ビー)について熱く語っているとその時!強烈なあたりが私を襲った!!

例えるなら、ティップが90度に曲がるほど強く岩壁に押し付けてそのままガリガリとこすりつけるような感触が体中を駆け巡った。その瞬間ボートの下方向へ大きくロッドがしなった。だが、会話に夢中で完全に油断していた私は動揺を隠せないままヘナチョコあわせをしてしまった。すると、ラインテンションが一気になくなり、反動でロッドが「ピンッ」と斜め60度くらいまで跳ね上がった。私もJ氏同様、ワームを食いちぎられた。油断していたばかりに無念である。侍なら切腹を申し出るところだろう。その余韻を引きずりながら、川へ移動、そのまま北上。J氏は根コリグを投入した。極道フィッシングを貫いて「ズーボー」を逃れようとした。するとそこには奇妙な運命のめぐりあわせが待っていた。(以下、J氏の談話より抜粋)

「ツンツンとあたりがあったのでおそらくギルだろうと思い、ほっといたがしつこくツンツン突いてくるのであわせてみたがのらず。かと思えばまたツンツン。仕方がないので大きくフッキングしてみた。多分ギルだろうと思った。」

水面近くまできた奴は光っていた。「さっ鯖!?」我々は淡水のSダム上にいるハズ!?そんなことはわかりきっているが一瞬、そう思わせるほど綺麗なヌメリが映像として飛び込んできた。また、そういうボケが良く似合うほど光輝いていた。勘の鋭い読者はもうお気付きでしょう。ニジマス君でした。
TEAM Russian rouletteとしては、悪夢のSダム3連敗となった。


4月27日  (晴れ)

第5回TEAM Russian roulette会議開催(つまり、J氏との釣行の事である。)今回もいつものSダムである。
なんとGW初日にもかかわらず、釣りをしている人がいない。2週連続Sダム占拠に成功!
今シーズンは、厳しい釣りが続いていたので、今日は思い切って「Sダム修羅の国」へ出向することを決意。ここはアルミボートならたやすいが我々が乗っているゴムボート(ハンドエレキ搭載)ではかなり苦しい。

私にとっては初めての地だがJ氏にとっては慣れたものらしく、出向してすぐに修羅の国を目指した。いとも簡単に修羅の国へ密入国を決めることができた。しかし、修羅の国は我々を歓迎してくれなかった。

ワンドを攻めるが、ギルっぽいあたりしか感じることができない。オーバーハング下をスキッピングで果敢に攻めるが釣果は上がらない。おなかもすいてきたので昼食をとることにした。
J氏の食事はまさに、MB(マシンガンバイト)である。私がコンビニの冷やしうどんを半分ほど食べ終わった頃にはすでに、山菜そばとおにぎりを完食していた。そしてキャストを繰り返していた。

我々は会話に夢中になり、のどかな昼下がりを満喫していた。…と、その時!!
「あっ!釣れとった!」いつのまにかJ氏にヒットしていた。しかもデカイ!水面に姿を現した奴は40UPは間違いない。J氏は本拠地Sダムでの今シーズン初ゲットを目前に、いつも以上に引きを楽しんでいた。しかし、悲劇は繰り返される。痛恨のラインブレイクである。

                     よい夢を、おやすみ…

我々の時間がしばらく止まったのは言うまでもない。
意気消沈するJ氏を後目に私にも弱いあたりがめぐってきた。私は沈んだ空気を一掃すべく、ギルだろうが流木だろうがウィ−ドだろうが関係なく、オーバーアクションの電撃フッキングを喰らわせた。(T・並木ビデオの影響)思わずボートから落ちそうになるJ氏、一心不乱にリールを巻く私。大方の予想どおり、正体はブルーギル君でした。

ここまではこれから訪れる悲劇への序曲にすぎなかった。
1時間ほど過ぎたであろうか、静けさを破る不気味な音が聞こえてきた。「ぼぉぉぉぉぉぉぉぉ」最初は飛行機かなと思ったが、嫌な空気を察知した我々はワンドの奥へ逃げ込んだ。しかし間に合わなかった。

      〜
TEAM Russian roulette遂に、「F−SGり○」に拿捕される!!〜

私はそんな明日の朝刊の一面を想像した。我々は修羅の国をあとにした。その後J氏がナイスサイズとコバッチ等の計3匹を水揚げし本日終了。帰りに釣具店に立ち寄ったところ、なんとF4−66Xを発見した。J氏も「売ってるのは初めて見た!」と、唸る。次の日には売れていてすでになかったそうだ。


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