29歳からの中型2輪免許教習
**** 8/29/00 UpDate ****

第1回/入所準備


入所決定まで

2年ちょっとのワイハ勤務を終え帰ってきたのですが
まだ住居が決まっていないので、とりあえず会社が目黒に
2週間ホテルをおさえてくれました。
そこが『日の○教習所』から徒歩5分のところ。

というわけで物件を探しがてら空いた時間でこの機会に
中免を取ろうと決めました。
仕事もとりあえず3週間ほど休みだし。

まったくの突然の思いつきなのでどうしたらいいか
わからず、とりあえずそのままひとりで教習所へ向かい
2階の受付へ。

「中型2輪の免許とりたいんですけど。」と言うと
受付のお姉さんがまず料金説明、
僕は普通自動車免許を持っているので学科と数時間の実技が免除だそうで、
大体12万円ほどで取れるとのこと。
実技が第一、第二段階含めて17時間。
まあなんとかなるだろうと、入所申込書をもらって帰る。

翌日入所金5万ちょっととハンコなぞ持って行く。
入所手続きに続いて所内個人カード用に写真撮影、
視力検査を行う。
結果、視力左1.0、右1.5
結構いいかげんです。

とりあえず15分ほどかけて全ての手続きを終わったようなので
なにかしらバイクに触れるかと期待していたのに
次回はほぼ1週間後に運転適性検査を受けに来い、とのこと。
なんか気勢をそがれた感じです。

4輪持ってんのにそんなの受けなきゃならないの?とは
思いましたが必須との事でしかたありません。
しかも今は学生が既に夏休みなのと、今年はなぜか
バイクブームだそうで2輪の予約がえらい取り辛く
なっているそうです。
やはり3週間で免許取得は難しいのか。


第2回/適性検査<7.14.00>

試験会場はいつか忍び込んだことのある大学の
教室を小さくしたような階段状に椅子のある部屋で、
中にはおよそ30人くらいの男女が集まっています。

年齢はほとんど二十歳くらいで、席は2輪、4輪に別れている
のですが、僕のいる2輪の席はほとんど見た目高校生ばっか
です。
しかも全員茶パツ、というか金色。
逆にほぼ黒髪の僕が中で一番目立っちゃっています。

試験内容はお決まりの意味のわからない問題の繰り返しです。
大きさの違う枠の中にアルファベットの「A」を
規定時間内書きつづけるとか、
シンメトリになったインクのしみが何に見えるか3択で書きこむ
(犬が向かい合ってチンチンしています)とか。
この歳になってこんなことをやらされているとなんだか
腹が立ってきます。
しかもあとで知りましたが
4輪の免許を持ってる人はこれの結果はどう出ようが
全く関係ないとの事でした。
だったらヤラセンナ!!
ということで無駄な1時間を過ごして今日は終了です。

***
後日(適性検査から10日後くらい)試験結果を取りに
行かされたのですが、今初めて会ったばかりの職員に
「君は運転適正は良好だが、気分にムラがあるから注意しなさい」
などと言われ、これはこれで気分を害す。


第3回/実技1段階・1時間目<7.15.00>

今日からようやく実技です!
1階のガレージのようなところでサポーターを借りて装着。
この猛暑の中、2輪の教習は長袖必須な為Tシャツの上に上着をはおり、
近所のコンビニで50円で買った軍手をグローブ代わりに装着。
あとは一段階のあかし、赤いゼッケンをはめ、メットも借りる。

このメットが前の時間に使われていたらしく
かぶってみると誰かのかいた汗が、いやあな感じで
冷えて湿っていて、尚且つ臭い。
いきなり気分がめいる。

気を取りなおしてコース内の2輪教習者待機所へ向かう。
バス停のようなそこには屋根があるのですが涼しいといった
感じではなく、6、7人の教習生が既にうだっています。

赤ゼッケンが何人かいるのでそのそばで僕も待機。
誰も一言も発しません。
ミョーな緊張感があります。

教習開始時間になると所内に軽いノリのふざけた音楽がかかり
先生2、3人が真っ白なツナギを着てやって来ました。

「ハイ、今日も暑いですが、がんばりましょう。
きをつけ、レイ!」

一人のおっさん教官が赤組をまとめて手招き、
みんな自分が使用するバイクを押して来いとの事。
みんな横一列に並びます。
バイクはホンダのCB400SF
重いし日を浴びていて暑いです。

教習メンバーは、おっさん、自前メットをもつ兄さん、
茶パツくん、僕、あとは17、8の女の子とOLぽい女性の6人。

まずはゼッケンを後ろ前につけてた僕を含めた3人が
それを教官に指摘され、笑いが起きたあと
なごやかムードで教習スタート。

はじめにバイクの各部名称とエンジンのかけ方を教わる。
最近の教官は、僕の高校時代4輪を取ったときの教官たちとは
違い、みんなとても穏やかに根気強く教えてくれます。
近頃の教習所は教官指名制みたいなものもあったりする
らしいのでなかなか「鬼教官」は生き残れないのでしょう。
とか思ってたら横を4輪教習の車が通って行きました。
中にはスキンヘッドの目つきの鋭い教官が乗っています。
小柄な女の子が教わっていますが固まっちゃってます。
かわいそうにとか思いながら僕らはそのあとバイクを倒して引き起こしの練習に。

みんなバイクの左側に立っておそるおそる自分の方に一度倒し、
ふん!っと持ち上げ起こします。
400ccなんで普通の男ならまず問題なし。
ただ事件はそのあとおこりました。
僕は、教官を含んだ7人の丁度真中にいたのですが
右のOL風が勢いをつけすぎそのままバイクを向こう側に
倒したから大変です。そのまま人の手を離れたバイクは
ドミノ状態でその右の女の子のバイクを押し倒し、
そのまま右端の教官のバイクにまで被害が及びました。

なんとかみんな立て直しましたが、先ほどまで軽快に
しゃべっていた教官がそのあとちょっと無口に。

最後に、みんなで壁に向かって短距離を半クラで前進、
降りて引いてバックして、また前進の繰り返しを何度か
して終了。
どうやら今日は無事に済んだようです。
戻り際、教官からみんな個々にアドバイスをもらう。 僕と茶パツくんは半クラ時にアクセルを回しすぎないようにと指摘される。

バイクは本来押したり引いたり、倒したり起こしたりするものじゃ
ないので大変疲れました。
はやくコースを走りたい。

**
この日はあとから嫁さんが見に来ていたのですが、
「壁際でバイク前後にゆすってたカッコ悪い集団が見えた」
と言ってました。


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