シーモンちゃんとわたし・1
ここから!

12.09:>	嫁さんと横浜の実家にメシに行き、以前自分が使っていた部屋の
	押入れから「えびぞう君」と書かれたシーモンキー飼育セットを
	見つける。
	ハワイに飛ばされる前にコンビニで見つけ、懐かしがって買ったまま
	すっかり忘れていたので3年は経っているはずです。
	これで水に入れて生命が宿るとしたらまさに生命の神秘。
	家に持ち帰る。

12.10:>	新宿に買い物、すごい混みよう。
	昼からワイン飲んで、ぶらぶら細かいものを買って帰る。
	しばらく新宿はもういいや。

12.12:>	夜、嫁さんがシーモンキーセットを持って
	「やらないなら捨てる」と言うので急遽セッティングを始める。
	が、良く見たらなぜか説明書だけ紛失している。
	箱に「このセットに必要な塩60gは含まれていない」と書いて
	あるのでボールにテキトウに濾過した水を入れ、塩を少しずつ
	混ぜてみる。
	だいたい40gほど入れて舐めたところ、このままだと60gも
	入れたら死海なみの濃さになると気づきそのへんでやめる。
	出来あがったその水を飼育容器に移し、卵を付属の超小型スプー
	ンで1杯入れてそのまま居間の棚に置く。
	早いと24時間で孵化するそうだ。

12.13:>	今日は新宿に仕事仲間と飲みに行って帰りはAM4時前。
	シーモンキーがどうだなんて見る暇無し。

12.14:>	二日酔いのため、今夜の飲みはキャンセル。
	胃が重いのに昼はマルキンでとんこつラーメン。
	うまい!
	夜帰って容器の中を見るがなんもいない(見えない)。
	入れた卵が水面と底にたまっている。
	
12.15:>	水槽の中に変化は無い。	
	ちょっとあきらめ気分、
	さすがに3年もほっておいたからなあ。

	ネットで「シーモンキー」と何気なく検索したら
	数件ヒット。
	あるもんだなと感心。
	結構飼育方法などみなさん詳しく書いておられます。
	「水はほんのりしょっぱいくらいが良い」などという記述発見。
	やばいよ。

	いくつか飼育日記を見ていて気づいたんですが
	私もそうだが、みなさんなぜか飼い始めはクリスマスイヴとか、
	元旦とか年末年始が多いんですがこれって偶然ですかね。
	関係無いけど前にクリスマスイヴは年間で一番自殺者が多いって
	聞いたことあるなあ、、関係無いけど。

	ちなみに今日は年間で一番急性アルコール中毒で運ばれる人が
	多いだろうと新聞で予想が出ていた。

12.16:>	昼頃起きて水槽を期待せず覗くと、
	おお?!底のほうになにか小さな生き物がひこひこ泳いでる!
	シーモンちゃん、4日かかって誕生です。
	体長はあって0.2、3mm。
	大雑把に数えて30ぴきちょっとはいそう。
	3年の、いや更に長い年月の眠りから目覚めて彼らは生を謳歌し
	始めました。

	なんかシーモンキーと名がついているから「生まれた!」って
	気になっているが、それがなかったら
	「なにかがわいた」って感じです。
	
	「生まれた、生まれた」と叫んでたら嫁さんが
	「それ海老なの?」と聞いてきました。
	パッケージにも「えびぞう君」と書いてあるし、めんどうなので
	「そうだよ」と答えましたが、
	僕の知っている海老はこんなんじゃない。
	シーモンキーって正式名称や分類はなにになるんだろう?
	
	ちょっと気になったのだが、水槽の底に白い沈殿物がある。
	なんだろう、卵の殻か溶けきれなかった塩か。

	ちなみにこの水槽、縦6cm、横幅は14、5cmあるのだが、
	奥行きが2cmほどしかなく、いずれ俺か掃除中の嫁が倒して
	こぼすことまちがいないので、明日新しい容器を買ってこようと
	思う。
	今日は餌を与えるのはやめておく。

12.17:>	日曜。
	昨日と打って変わってえらい寒い。
	しかし最近身体を動かしていなかったので近所の公園に
	嫁とバトミントンをしに行く。
	この寒さじゃ公園に誰も居ないだろうと思っていたが結構人は
	来ている。
	始めはなにもこんな日に、なんて言ってたくらい寒かったが
	右手が痛くなってお互い左手に持ち替えてやるくらい遊ぶと
	さすがに身体も温まった。
	次はテニスにすると決定。

	そのあと食材を買い物する嫁さんと別行動することにして、武蔵小山の
	商店街に行き中華雑貨屋で480円のガラス容器を買う。
	直径7、8cm高さ15cmの円筒形で口がすぼまったビンで、
	病院で脱脂綿なんかが入っているものに似ている。
	あとは水に空気を入れるためのストローが欲しいが、そんな何本も
	いらないのでドトールコーヒーへ。
	この寒いのにアイスラテを持ちかえりで頼み、帰宅。
	寒い部屋でストーブをつけ、一服しながらアイスラテをストローを
	使わずに飲む。
	氷が死ぬほど入っている。

	シーモンちゃんは今日見たらもう見える範囲で50ひき弱はいる。
	生まれたばかりで悪いんだけど洗面所で今までの薄っぺら容器から
	新飼育ビンに移しかえる。
	綺麗に入れ替えたつもりだが、もとの容器の底のほうに濾過した
	水をたらすとその中で数匹移転できずにひこひこしているやつらが
	いるのが見え、あせる。
	これは可愛そうだとなんどかチェックして細かく新容器に移す。
	ちゃんと全員移ったかなあ、たぶん数匹は犠牲になったかも・・。
	まあ、前の容器のままで誰かがこぼして全滅してからじゃ遅いからね。
	ゴメンよ。

	移転完了祝いに餌をほんの少し与える。
	エアレーション(空気の入れ替えのことらしい・・)は
    移転の際に十分おこなわれたでしょう。
	こんなちいさくても餌食べれるのかな?

	今日はつかれたので夕飯は宅配ピザ。
	ビールと一緒においしく頂く。
	
12.18:>	ビンの中は昨日とほぼ変わらず。
	シーモンちゃんの体長もそれほど変化無く、まだ極小の豆粒がひろひろ
	してるくらいしか見えません。

	夜、デジカメで写真を撮ってみる。
	なんか小さすぎてわかんねえだろうなあと思うが
	WEBにアップしようとして、マシンに繋ぐケーブルがないことに気付く。
	まあ撮るには撮ったのでケーブルを見つけて近いうち公表しようと
	思う。
    (※後日この写真は嫁に消去された)
	顕微鏡も欲しくなった。

	あと驚くべき事実発覚。
	とあるWEBページによるとシーモンちゃんは死海(塩湖)
	に生息しているものらしい。
	ということはうちの塩水の濃さは問題ないのだろう。
	

12.19:>	ショック!!
	朝起きてすぐビンを覗くとシーモンちゃんが激減している。
	11〜2ひきしか見えない。
	昨日までの1/5ほどです。
	なんで〜〜??
	昨日の夜の寒さのせいだろうか。
	いきなり水を移し変えたのもまずかったか?!
	餌も早すぎた?!
	思いあたること山ほど。
	
	とりあえず暖かい日差しの当たる窓際にビンを移して様子を見よう。

	

	夜、
	シーモンちゃんが30ぴき強はいるようだ。
	昼間暖かかったので新しい卵が孵化したのだろう、豆粒みたいな
	シーモンが増えている。
	このごろようやくサイズの個体差が少し見えてきたように感じる。
	大き目のものはなんとなく[T]字の体型が肉眼で見る。
	これ以上、可愛いいシーモンちゃんを減らしてはいけない。
	今夜は防寒の為、なにかサバイバル系の書籍で新聞紙は保温性が高いと
	書いてあったのを思い出し新聞紙をビンのまわりに巻くことにする。

	
12.20:>	朝から空がどんよりしている。
	9時に目覚ましをかけておいたのに結局起きたのは9時40分ほどで
	朝一にシーモンちゃんを見る暇もなく、出勤。
	半分まだ寝ぼけたままマンションの玄関口を出る際、通路の脇に
	なにかカラフルな物が見えた気がして振り返ると、それは黄色と緑の
	きれいな羽根を持ったちいさな鳥。
	
	人間が寝ているようにコンクリートの床に横になっていて、
	どうやら既に死んでいるようだ。
	こんなにカラフルな鳥はハワイならともかくこの近所では見たことが
	ない。
	見たところとくに外傷もなくきれいで、
	なにか浮世ばなれして見えた。

	たぶん誰かに飼われていたのに逃げ出して、この寒さのなかで餌も取れず
	死んじゃったのではないのかな。
	今更ながら冬が来たんだなあと感じる。

	  ゴメイフクヲオイノリシマス・・

	夜、シーモンちゃんは元気に泳ぎ回っています。
	数も昨日からそうは変わっては見えません。
	エアレーションしようかと思ったのだが、ようやく落ち着いたところで
	ショックを与えるのは良くないだろう、今日は止めておく。
	
	またWEBでシーモンちゃんの驚くべき能力を知る。
	なんとシーモンちゃんは子供を産むとき、そのときの生息環境の良し悪しで
	卵で生むか、幼生で生むか産み分けるらしいのだ。
	
	うちは環境悪いから卵なんだろうなあ。
	ってそんな日は来るのか?!

	夕飯はエビフライだった。


12.21:>	なんだ〜朝からすごいだるい、テンションあがんない。
	今日の僕はディズニーランドの係員をやっちゃいけない人ナンバー1だ。
	こういう日に限って仕事で今更ながらの企画変更があったり
	家のマシンが壊れたりいろいろ起こる。
	今日という日はおとなしくやりすごそう。
	なんかうまい日本酒でも飲みに行きたい。

	今夜はシーモンちゃんの家(ビン)に空気を入れてあげることにする。
	4日前に入手したドトールストローを取り出して、それで空気を
	吹き込もうと思うがこのままだと勢いがありすぎる気がするので
	ストローの横にハサミで細かく穴を開け、横漏れして空気の勢いが
	分散するようにして息を吹き込む。
	しかしシーモンちゃんの体長はいまだ1ミリもないのでストロー
	ひと吹きでみんな吹っ飛び、ビンの中の嵐にされるがままに流され
	ている。
	ちょっとやばいか?!と思いつつあと2、3吹き。

	まだ孵化しない卵や細かなゴミ、シーモンちゃんがぐるぐる
	しばらく回っている。
	
	ビンの中に綿のような水カビが発生し始めている、
	どうやって取り除いたらいいのだろう・・。

12.24:>	クリスマスイブの日曜日
	起床して居間に行くと、嫁さんがすでにシーモンハウスを窓際の日の
	当たるところに移してくれている。
	感謝感謝。
	日の光を向こうにビンを覗くと、シーモンちゃんがざっと60、70
	ひきはいそうだ。
	ここ数日で増えている。
	最近日に当てているせいだろうか。
	ただ日光浴の弊害で、ビンの中の水ががんがん蒸発して減っている。
	その少なくなった水の中でシーモンちゃんが所狭しと暴れまわっています。
	ちょっと今飼育環境に変化を与えるのは怖いが、そろそろ水を足さねば
	ならないと思い、簡易濾過した水を大き目のコップに1杯入れ
	しばらく置いてカルキ抜きをする。
	明日の夜には水を足せるだろう。
	
	夜は東京駅から有楽町のイルミネーションのショーを見にいく。
	ものすごい人の数。
	ちょっとシーモンちゃんハウスを思い出す。

12.26:>	なんかまた数が減ってるよ〜。
	最近はみんなそこそこ大きくなってきていたので、ビンの底のほうに
	[T]字型の物体がいくつかゆらゆらしているのが確認できます。
	なんか増えたり減ったり、パターンがあるな。
	でもその中で生き残ってきている奴は確実にたくましく大きくなって
	来ているようです。
	今日は餌をやる。
	この餌はインスタントラーメンについている「かやく袋」のような
	ものに入っていてそれの口を切って、さっとひとふりあげています。
	餌は一袋こっきりなのでこれがなくなったらどうしよう。

	この時期はクリスマスだ忘年会だとイベント続きでなかなか夜に
	家でゆっくりできない。
	唯一寝る前に読む吉川英治の宮本武蔵が楽しみです。

	飲むのは好きなんだけどね。

	


12.27:>	深夜3時。
	今日も忘年会だ、ここんとこ連ちゃんでかったるいなぁ、などと思ったのは
	はや8時間前。
	上機嫌のうちに、もうここで3件目です。
	うまい日本酒とうまい肴で気分良く酔いつづけ。

	しかし明日も仕事、ということで最後まで残った12人と名残惜しくも
	解散となり、タクシーを拾って帰宅。
	寝際に嫁さんから
	「シーモンちゃんは大きくなってるよ」
	と聞き、安心して就寝。

	今年の宴会もこれで最後。

12.28:>	シーモンちゃんまた減っている。
	昨夜も今朝も確認したが、20ぴきいないんじゃないだろうか。
	大きくなっては来ているんだけど・・。
	ここんとこ数も増えていたので減らすのが怖くて
	まだ水足しを		

01.10:>	新世紀も11日を数えました。
	あけましておめでとうございます。
	正月は温泉旅行で河口湖に数日宿泊、
	寒い中ワカサギ釣り(なにも釣れなかったから
    ワカサギでもなんでもいいんだけど・・)をする。
	その間、家で放っておかれながらも生き延びた数匹のシーモンちゃんも
	今や1匹。
	あの大量のチビモンちゃん達が泳ぎ回っていたあの日を思い出すと
	少し切なくなる。

	さて今や残ったラストシーモンちゃんですが
	さすがに一匹といえど捨て置くわけにはいかないので
	今夜も帰宅後ストローで空気を送り込む、がゴミが舞い上がり
	ラストシーモンちゃんは粉塵の中に消えた・・。

01.12:>	全滅・・。
	近々気持ちを新たに飼育開始します。

つづく

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