2001/10/17 メキシコの第一印象
2001/10/20 メキシコの第二印象
2001/10/26 バスの運ちゃんウオッチング
2001/10/30 我が家のモバイル事情
この旅3カ国目のメキシコに入った。
ホテルの居心地が良くて少し迷ったけど、なんだか早くメキシコに入りたくてしょうがなかった。
もちろん治安面でも少し心配だったし、 ロスの大元ホテルで会った人はメキシコを2週間ほど旅行してきていて「日本人に冷たかった」といってた。
サンディエゴを12時ごろ出発し、トロリー(路面電車)に揺られて30分、 国境の町ティファナに着いた。
電車を降りるとまだアメリカ領だけどなんか違うぞという雰囲気。
そこから通路を5分ほど歩いてメキシコ領に入る。
途中で親切なおばさんに会って、にこにこしているのを見るとちょっといいんじゃない?という気がした。
国境で入国スタンプを押してくれる役人のおっちゃんも陽気で親切だった。
前もってもらっていたツーリストカードには滞在30日と書いていたのだが、わざわざ最長の180日に書き直してくれた。
さすがラテンの国。
人の顔もラテン系やインディオ系が圧倒的になった。
そして、最も変わった交通ルール。
アメリカでは信号のない道で歩道に立っていると2車線ぐらいある道でも 車はわざわざ止まってくれた。(これは感動!)
しかし、メキシコではそんなものはないのである。
信号が変わっても注意しないと突っ込んでくるわ、すごいスピードだわ、とにかく荒いのである。
バスも乗ってみた。
座席は破れているし、窓ガラスはひびが入っているし、
乗るとき料金を払うのだが運転手は運転しながらおつりを渡すし、
行き先は助手席側の窓ガラスに手書きなんてのも多い。
運転はもちろん荒くて、すごい音がしたとおもったら木の枝をこすってたなんてことも。
でも乗客はすましたものである。
町を歩いていると、店の客引きはとりあえず通る人には声をかけないと失礼だと思っているらしい。
日本語で話し掛けてきたので傑作だったのが「キンコンサン(新婚さんのつもり)、ヨッテケ!」「ホトンドタダ!(安いよ、なんてありきたりじゃないのが笑える)」
とりあえず無視しているのだが、心の中ではくすくすと笑ってしまう。
日本語をしゃべる人が多かったのは日本人観光客が多いのかな。
20歳の頃タイに行ったときは、どんなに辺境といわれるようなところでも売り子が「100バーツ!」 なんて日本語をしゃべるのを聞いてなんかやだなーという気分になったものだが、
今は純粋に楽しんでるなあなんて思いながら歩いていた。
それからこれがとどめの「シマウマ」。
街角にシマウマが居るのだが、耳が長いので実はロバらしいのだ。
体中にご丁寧ににペンキで縞模様をかかれて写真撮影用に立っている。
なぜにメキシコでシマウマか?それで商売が成り立つのか?
疑問が渦巻くが何頭もいたところをみるとやっていけてるのだろう。
とにかくたった1時間足らず来ただけでこんなに雰囲気が変わるとは思わなかった。
なんでもありである。でも、とっても楽しい!
この先、この印象が変わらないでいて欲しいな。
まだまだ発見がたくさんあったんだけど、あんまり長くすると読む人があきるよ、といわれたのでここらで終わりにします。
(本当は、自分が早く書きたいだけだと思うんだけどね)
そうそう、たるが思っていたよりスペイン語が堪能で見直しちゃいました。
今までいろいろネタにしてしまったので、ちょっとフォローしとこうかな。
メキシコに入って4日が経った。
ぶっちゃけた話、メキシコ人はとっーても親切なのである。
今のところ私はいやな思いはしていない。
例えば、初日に私は一人で朝ごはんのタコスを買いに行った。
タコス屋の前に行くとまだ開店したばかりの様子。
店の前で中の様子をうかがっていたら、近くにいたおじさんが、
「タコスか?タコスが欲しいのか?」と話し掛けてきた。
(私の語学力では「タコス」という単語しかわからなかったが)
「Si, tacos」と返事をしたら、「中に入ってみたらどうか」という。
(身振りしか理解できなかったが)
中に入ったらおじさんもついてきて、「この人にタコス売ってくれや」とか言ってくれているらしい。
しかしまだ準備中ということでもう少し待ってくれとお店の人のゼスチャーでまたそう理解する。
するとおじさん、「あの店はどうだ?ほら通りの向こうにタコス屋があるだろう」 と教えてくれる。
「グラーシアス」とお礼を言って前の店に行ったがやはり準備中で、
仕方なくバーガーキングでハンバーガーを買ったのだった。
結局タコスはゲットできなかったが、とりあえず助けてくれようと話し掛けてくれたおじさん。
とっても温かい気分になった朝なのだった。
また、別のとき、スーパーでビールを2本持ってレジに並んでいた。
そしたら前に居たおばさんが、「それ、6本セットじゃないとだめなのよ」
(といってるらしい。私は数字の6がかろうじて聞き取れただけである)
でも6本はいらないしなあ、困ったなあという顔をしたら、
レジのお姉さんに2本で売ってくれるかわざわざ聞きに行ってくれた。
「やっぱりだめだったわ」ということでその店で買うのはあきらめた。
とにかくほっとけないという気持ちが伝わってくるのでこちらもうれしくなってしまう。
そして、今日は10時間の鉄道の旅。
デッキは窓が無くて写真を撮るのにいい場所だったので、
結構長い間そこに張り付いていた。
渓谷はものすごく規模が大きくて、それに紅葉も始まっていてすばらしかった。
そのデッキで会ったのがロベルト。
3歳児以下のボキャブラリの私に付き合って、辞書を片手に会話をしてくれた。
「この辺は冬になると雪がつもるんだ」というたわいない会話も
「雪」という単語を辞書で調べてやっと理解できたのであった。
会話の内容よりもそれだけ辛抱強く話し掛けてくれたのが驚き。
だいたい通じないと分かると諦められてしまうものだから。
これから先のこんな出会いのためにも、スペイン語をもっと勉強しなければ!
あーこの歳になって動詞の活用形を覚えなければならなくなるなんて。
メキシコはとにかく広い。だって日本の5倍もあるのだから。
しかし、鉄道はほとんどなく、飛行機も高い、となると移動はバスとなる。
すでに18時間と20時間の2本、長距離バスを乗り継いでここメキシコシティーまでやってきた。
あさってにも20時間のバスの旅が控えている。
あー、うんざり。でも仕方ないのだ。
しかし、救いはメキシコの長距離バスはきれいで快適ということ。
日本のデラックスバスのように3列というのこそまだお目にかかっていないが、
エアコン、リクライニングシート、ビデオ(主にアメリカのアクション物が多い)、トイレ完備である。
それに対してローカルバスは前に書いたように、オンボロである。
そして両者に共通しているのは、運転が荒いこと。というかメキシコのドライバー全員が荒いのだが。
日本ではちょっとお目にかかれない光景も時々目にする。
最近は、前の席を陣取って運ちゃんウオッチングを楽しんでいる。
食べながら、飲みながら(もちろんジュースですが)、しゃべりながら運転は当たり前。
長距離バスで走行中に運転手が入れ替わったのを目撃したときは、驚くのを通り越して感心してしまった。
とにかくあっという間に入れ替わってしまったのよ。
バスではたいがい音楽をかけているが、運転手の好みのテープがかかっている。
若いにーちゃん運転手は朝からガンガンにロックをかけていた。
ある時は、バックで逆走するので道を間違えたのかと思ったら、タコス売りのおっちゃんを拾うためで、実は運ちゃんが食べたかったらしい。
でも冷静に考えるとかなり危ないぞ。ええんかな、そんなんで。
ま、メキシコだからいいか。
さて、ここで我が家のモバイル事情を少し説明しようと思う。
モバイルなんて言えないぐらいおそまつなんだけど。
アメリカでの2泊目、電話つきの部屋だったので、つなごうとしたのだが どうしてもつながらない。
モデムセーバーなるものも持ってきていてちゃんと「OK」ランプがついているのだがモデムが応答しない。
だんなの経験によれば、パソコンの内臓モデムでは海外から通信できなかったので、モデムカードを使って通信したことがあるとのこと。
そうか、FIVAの内蔵モデムも海外ではつかえないのかもねーという結論に達し(正しいかどうかは不明ですが)、
このパソコンで通信するのは諦めた。他のところで再度トライしてみたらもしかしたらできるのかもしれないけど、ホテルの電話代って高いし、 そもそも電話つきのホテルに泊まったのなんて、アメリカで1回、メキシコで2回しかなかったし。
だから最初はモデムカードをどこかでゲットしようと思っていたんだけど、今はそんな気もなくなってしまった。
そこで私たちが通信手段として使っているのがインターネットカフェである。
少なくともメキシコにはたいていの町にある。少し歩き回れば1〜2件は簡単に見つけることができる。
料金はアメリカでは5分2ドルと高かったが、メキシコは30分15ペソ(1ペソ=13円) と比較的安い。
(アジアではもっと安いらしいけど)通信速度もまあまあ速いし。
日本語フォントは読むだけなら結構どこのインターネットカフェでもできた。
なければお店の人がインストールしてくれた。(ティファナで)
それだけ日本の旅行者が利用してるってことだよね。
ただし、読むフォントと書くフォントは別物なので、書くとなると今までメキシコシティの1件だけしかインストールされていなかった。
ホームページは自分のパソコンで作成し、更新ファイルだけをフロッピーに入れてインターネットカフェでアップする。
メールはインターネットエクスプローラなどのブラウザで見ることが出来るので、これも1件ずつフロッピーに保存していって、 自分のパソコンにとりこんでいる。その後返事を書き、次回インターネットカフェに行くときに返信しているので、メールの返事が遅れがちになるのは許してください。メールの返事は極力書くようにしているので気長にまっていてくださいね。
・・ということで、なんちゃってモバイラーな私たちなのだけれど、パソコンを持ってきてよかったと思っている。
夜、出歩くのはちょっと怖い町ではとっても長い夜になる。そんな時にパソコンがあれば日記を書いたり、小遣い帳をつけたり、
デジカメの写真を取り込んでスライドショーをして楽しんだりなんてことをしているうちにあっという間に時間が経ってしまう。
暇なときのために小説やらオセロやらを持ってきているのに一度も登場していない。
今は、このパソコンが壊れませんように、盗まれませんようにと願っている。
でも経験上パソコンってある日突然壊れるんだよね。
それが一日でも遅ければいいのだけど!

たるモバイル中。手元が暗いのでヘッドランプをつけてます。