PORTA-BOAT


ポータボート購入入門

誰でも始められる楽しいボートライフ!!


陸からバス釣りをしていて、ボートから釣りをしている人が非常にうらやましく感じる時がありませんか?私はありました。「もう少し沖に投げられると誰も投げ込んでいない穴場にルアーが到達して、そこには大きなバスが潜んでいて.....」そんな妄想をついつい抱いていました。(実はバスは沖よりも岸の近くの方が潜んでいる確率が高いのですが....)

私は、そんな妄想に取り付かれてしまい、一昨年の夏、遂にボートを購入してしまいました。

マイボートを持ちたい!!でもマンション住まいだし、車も普通乗用車だし、維持費とかも心配だし、という方は参考にして下さい。

そんな庶民が安心して購入できるボートがポータボートなのです。

ただし、ボートを購入してもお魚の気持ちを読みながら釣りをしないとやっぱり釣果は伸びないものです。



ポータボートとは.....

 アメリカ生まれの折りたたみボートです。本体の重量は28kg程度で、女性一人でも持てなくはないです。定員は2〜3名です。材質は5ミリの高圧縮ポリプロピレン(強度のある樹脂)です。紫外線による劣化に強く、10年以上の耐久性はあるそうです。骨組みとなる張り板は4枚で、ただの防腐加工した合板です。(万一の際の浮力確保のために5センチのクッション材が張られてある。) こちらは、10年は持たないと思われる。しかし、形状がシンプルなため簡単に複製できると思います。

コンパクトに収納できて、組立てに要する時間も短く、船底がV字なので水上の直進性、安定性も高く、湖上のフィッシングボートととしては十分に機能します。

最近、琵琶湖などでは、フラットデッキにして丸イスとフットコンエレキを搭載した、バスボート仕様のポータボートをよく見かけます。10万円ぐらいのキットもあるそうです。ただし、これらの物をすべて揃えてしまうとかなりのボリュームになってしまいますし、組立の手間も増えます。(私としては、ポータボート購入時の自分のコンセプトと離れていってしまうような気がするので、そこまでする気はないです。まあ、好みと考え方ですな。)

弱点 

サイズアルミボートと比べると、軽すぎて、剛性がない為、波を割って進む事が若干苦手です。琵琶湖などの大きい湖は風が強い日はうねりも大きくなるので注意が必要です。又、強度の問題で5馬力以上のエンジンは装着できません。一人で乗っているときは気にならないのですが、波がある時に2人以上で乗ると極端にエンジンが非力に感じられる時があります。そんなとき、波をバンバン割って進むアルミボートがうらやましく思えることもあります。


組立について

組立は簡単!! 慣れれば水辺に車をつけてから5分後に湖の上にいることも可能です。ゴムボートにはこの点で大きく差を付けていると思います。 本体を広げて、4枚の板を張り、蝶ねじで10カ所固定して、最後にエンジンを取り付けるだけです。私たち夫婦の記録は3分です。自分で言うのも何ですが、訓練された特殊工作員のごとく見事な手際の良さです。


ポータボートの選び方

ポータボートには8フィート、10フィート、12フィートのモデルがありますが、実用性、保管面、携行性、コストパフォーマンスから考えると10フィートがお薦めです。ちなみに、私が持っているのも10フィートのモデルです。

12フィートと10フィートの55cmの差は車に乗せたときやマンションのベランダに格納するする際に差がでることをお忘れなく。購入の際は、何処に置くか?エレベーターに乗るのか?車に積めるか?等を十分に検討しする事をお薦めします。伸縮調整出来る物干し竿を購入して保管予定場所や、車のキャリアにおいてシミュレーションするのも良いでしょう。

エンジンは、外部タンクと内部タンクの2タイプがありますが、外部タンクをお薦めします。外部タンクだと最大10L入るので、大きな湖に行っても安心できます。又、エンジン自体の重さが結構あるので、燃料とエンジンは分離して運べた方が腰を痛めないと思います。(これでヘルニアになる人もいます。)

以下に、ポータボートの製品仕様を記述します。

ポータボートの仕様
12フィートモデル 10フィートモデル 8フィートモデル
全長 3.75m 3.20m 2.80m
折りたたみ厚 10cm 10cm 10cm
折りたたみ幅 54cm 54cm 54cm
組立時最大幅 1.50m 57cm 55cm
喫水 10cm 10cm 10cm
中央部深さ 60cm 57cm 55cm
重量(シート除く) 31.2kg 26.7kg 22.2kg
最大積載量 317kg 310kg 212kg
定員数 3名 3名 2名
船体材質 高圧縮ポリプロピレン 高圧縮ポリプロピレン 高圧縮ポリプロピレン


保管場所について

先にも述べたように、購入の前に保管予定場所の下調べをしっかりやって下さい。大きさが大きさなだけに購入してから駄目だと気づいてもどうにもなりません。マンション、アパートの方は保管場所から車までのルートの確保にも注意をはらって下さい。

ポータボートは10フィートのものでサーフィンのロングボードより少し大きめのサイズです。ベランダがあれば収まると思います。本体は野ざらしにしても問題ないと思います。気になる方はテント屋さんにケースをオーダーしても良いでしょう。ウィンドサーフィン用のボードケースも良いと思います。ちなみに私は野ざらしです。

シート等の木材は腐りますので野ざらしは厳禁です。私の場合、これだけはルーフトランクに入れっぱなしです。重量もけっこうあり、運搬の手間も侮れないので注意して下さい。

エンジンは、5馬力程度だとそんなに大きくないです。80cm*45cm*50cmのスペースを確保できれば良いでしょう。燃料タンクが外部にあるタイプのものは横置きしても問題ないと思います。アンカーや燃料タンク等の備品と一緒に保管できるサイズの大きめのベランダストッカーがあれば良いでしょう。


車載について

私が乗っている車はレガシーです。3人家族なので後部座席を荷室にすることはできません。従って、車内に張り板、本体、エンジン、その他法定備品を入れることは無理です。そこで大きめのルーフトランクを付けることにしました。様々なメーカーを検討した結果、TERZOのジャンボシリーズ(460リットル、244cm*74cm*37cm)を採用しました。クッション付きの張り板4枚を入れるためにはどうしてもこのサイズが必要となります。この大きさだと、張り板に加えて、燃料タンク、オール、ライフジャケット、浮き輪等の法定備品、場合によってはエンジンも収納可能です。TERZOを採用した理由は、アジャストレールでメインバーの間隔を調整できるからです。メーカー推奨の取り付け位置より若干、前に取り付けないと、長いルーフトランクは後部ハッチが開かなくなるからです。他のメーカーのルーフトランクは、このアジャストレールがありません。天井の長さが短いセダンだと取り付けられない可能性もあります。

メインバーは130cmを使用しています。ルーフトランクの反対側の余った部分にサーフボード用のクッションを巻き付けて、本体を固定用のベルト縛ります。これでOKです。

尚、先ほどエンジンもルーフトランク入れられると記述しましたが積み下ろしの手間と重量バランスの事を考えて私は、エンジンだけは後部の荷室に入れています。

遊ぶ

さて、ここまでくれば晴れてあなたはマイボートのオーナーとなります。どういう場所で遊べば良いか簡単に紹介します。

芦ノ湖、河口湖、山中湖はバス釣り人気もありますが、良いスロープは貸しボート屋が押さえているため駐車場代を含めた使用料が必要になります。お金を払わないで良い場所も探せばありますが、車と水辺までの距離、駐車スペースの事を考えると使用料を払った方が良い気もします。ただし、これらの湖にボートを持ち込む際は事前に登録する必要があります。

個人的には琵琶湖が快適です。関東の湖沼はギチギチしすぎていて好きになれません。釣れない割には駐車場代や魚券など、お金ばかり掛かっている気がします。その点、琵琶湖はおおらかで好きです。魚券もありません。駐車スペースはたくさんあり、お金をとるなんて感覚はありません。

お薦めは、近江八幡の国民休暇村の湾です。ビーチに上陸して海水浴もでき。トイレやレストランなどの施設も利用できて女性も安心して遊べます。2km沖には沖の島があり、島の裏側は無人なのでちょっとした無人島の冒険気分も味わえます。バス釣りのポイントが豊富です。風向きにより穏やかなポイントを探して釣りをできるのも小型ボートで釣りをする身にはうれしい場所です。


まあこんなところでしょうか....... 

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