読みたく無いかもしれないけど、、、

8月までの読書感想文
社長室はアウトドア
辰野勇 山と渓谷社 2200円

この評価が抜けておりました
評価 B  
2004年08月17日 11時00分04秒

8月までの読書感想文
評価(あくまでも頑固おやじの個人的評価ですよ)
A:借金してでも購入
B:是非購入
C:お金に余裕があれば購入
D::古本で安ければ購入
E:立ち読みか知人から借りてどうぞ

日本の名随筆4 釣
開高 健 編 作品社1982年 1200円

これ1冊で釣り文化歴史のおおよそがつかめるのかもしれません。
山本素石、佐藤垢石、幸田露伴、井伏鱒二、今西錦司など豪華執筆陣による随筆集

評価 A

山釣りロンド
熊谷栄三郎 山と渓谷社 1985年 1200円

新聞記者でもある筆者が趣味の釣りを通じて得た想い出などの小品集。
テンカラの語源探求は興味深い。素石らとの交友、自然破壊への警告など鋭い目で釣りと自然を眺めている。

評価 A

私は森の案内人
田中惣次 創林社 1994年  1500円

東京檜原村の山林経営を通して森のあり方を分かりやすく書かれている。またNGOや各種サークルとの連携などを積極的に行って人と森の繋がりを築こうとしている。また現状での森林保全の問題点を経営側と行政側の両方を視点に考えている。

評価 B

白神山地・四季のかがやき 世界遺産のブナ原生林
根深誠 JTB 2002年 1700円

根深さんのホームグラウンドである白神の四季を通じての自然の移り変わりと山で生きる人々との交流、世界遺産となるまでの紆余曲折と現状の問題点を柔らかめな根深節でつづっている。いつの日にか、ゆっくりと根深さんやマタギの人々が歩いた杣道を辿ってみたい。

評価 A

奥只見物語 イヌワシ舞う渓谷
足立倫行 秋月岩魚 世界文化社 1996年 2400円
イワナ棲む山里の続編  銀山平を中心とする人々の生き様やダムや発電所といった公共事業の問題点。いかにして自然と共存しながら開発を行うのか。あるいは行わないのか。
希少動物でしかダム建設は止められないのか? イワナ保護運動の先駆的立場であった奥只見での時の流れが見える。

評価 A

田舎暮らしの達人達
野田知佑、CWニコル他 晶文社 1998年 1700円

田舎暮らしを実践する著名人達の随筆。私のような貧乏人には参考にならない?部分も多いが森や海との係りと言う分野では参考になる。多くの著名人が別荘を持つのでなく田舎暮らしを始めればより多くの人々が森や海、渓流などに興味を持ったり関心を持ってくれるかもしれない。

評価 C

緑の大回廊
岩松睦夫 東急エージェンシー 1984年 1500円

中曽根首相の秘書。 ドイツ人ケンペルらの日本での調査研究(元禄時代)が日本誌として出版し多くの国で翻訳された日本紹介の内容を中心に日本の自然に関して素晴らしさを紹介している。外からみた日本の良さ、外圧で箱根の木々も守られたとの記載は興味深い。

評価 B

野外の手帖 津軽点景
根深誠 マガジンハウス 1995年 1300円

津軽に住み人たちとの交流や仲間達との楽しい?想い出話のエッセイ。
カミサマの話はとても面白い。根深さんの素晴らしいところは、個人を大切にして話が進むところだと思う。人間の喜怒哀楽が何気なくそして生き生きと描写されている。

評価 B

釣りの科学
檜山義夫 岩波新書 1969年 480円

東大教授を退官されて書かれた科学からみた釣り。魚の生態、釣りの仕掛けや釣り方。養殖やそれに伴う問題点など、まさに釣り人が最低限知らなければいけない事が書かれている。1回読んだだけでは理解できない点も多々あるが、釣り人必携の1冊だと思う。

評価 A

魚釣るこころ
檜山義夫 東京書籍 1982年  1200円
釣りの科学から13年して出版された本書は釣り人のあるべき姿を描いている。
P58から引用
「俺はどこどこでどんな大物を釣った」といって、まさに釣り天狗の見本みたいな話をしている。こう言う手合いには金まわりのよい作家とか、実業家に多い。私は、釣りのほんとうの使命は、こういうひとにぎりの特別な人のためにあるのでなく、子供から老人まで、たいした費用もつかわずに自然を楽しめるところにあると思う。金のある人が、釣りに金を使うのも結構である。そして自費出版して、天狗の鼻を高くするのも結構である。しかし、これが釣りのもっている本質的な意義ではないと言う事を私はいいたいのである
中略
外国で大きい魚を釣った“話”をしたり、書いたりするより、家の近くで小さい魚を、自然を愛しながら釣って楽しむことこそ、ほんとうの日本の釣り人ではなかろうか。私は日本の釣りの為には、“放流”という仕事より、よりよい釣り場を作り、保護するほうが正しい仕事だと思う。
引用終わり。
是非ご一読あれ。

評価 AA

サケはシロザケ ヤマメはサクラ 

大穂耕一郎 のんぶる舎 1995年 1800円
峠を越えたヤマメはイワナになった、の続編
前編よりは少しまともかな、でもあんまり好きになれない感じ。

評価 D

社長室はアウトドア
辰野勇 山と渓谷社 2200円

ご存知モンベルの創業者社長 一流のアルピニストにしてカヌーイスト。
そんな経験や体験が商品作りにも生かされているのだと思う。(モンベルファンとして)
黒部川のカヌー下りなんて、考えもしないような事をやってします。
こんな経営者が増えると日本の自然も未来に向けて明るいのだけれど。。。
モンベル頑張れ。
2004年08月17日 10時58分12秒

今年の夏
今年の猛暑、皆様はいかがお過ごしですか?

私は岐阜の双六に友人らと3泊の野営で
自然とイワナに遊んでもらって癒されて
まいりました。
もちろん癒されるばかりでなく、やはり守るための努力も必要だと感じています。

8月には北海道に職場の釣り仲間と行って
まいりました。過去に良い釣りが出来た
石狩川上流でまた楽しい釣りが出来ました。
来週はネットで知り合った方と北海道で
カラフトマスの釣りを見学したいと
思っております。この皆さんはイトウを守るために砂防ダム計画を中止させた素晴らしい
人たちでもあります。

それでは皆さん残暑厳しき折、ご自愛ください。
2004年08月13日 17時09分05秒

淡水魚の放流と保全シンポジウム
下記のシンポジウムに参加してきました。
○日本魚類学会公開シンポジウム『淡水魚の放流と保全 生物多様性の観点から』
 日時:6月19日(土) 午後1時〜5時
 場所:東京海洋大学 大講義室 東京都港区港南4-5-7
 参加:無料(要旨集 300円)
詳細は↓こちら。
 http://www.fish-isj.jp/event/opensympo_2004.html
今回は特に希少在来魚(ミヤコタナゴ等)がメインではありましたが、在来の渓流魚 等の放流も色々と
考えないといけないと実感しました。
個人的には自然繁殖をいかに効率的に安全に行える環境を保全して行くかがもっとも 重要では感じています。

要旨集をpdf化しましたので、ご興味のある方はご連絡ください。
2004年06月21日 11時19分38秒

ひさびさの読書感想文
2004年6月現在までの読書感想文


評価(あくまでも個人的なモノですよ)
A:借金してでも購入
B:是非購入
C:お金に余裕があれば購入
D::古本で安ければ購入
E:立ち読みか知人から借りてどうぞ

峠を越えたヤマメはイワナになった
大穂耕一郎  のんぶる社 1992 1600円
評価 E

表題から専門的な内容もあるかなと思ったら、期待はずれ。
森林破壊等を憂いながら、魚篭に一杯になるまで渓魚を釣る。
筆者は教員らしいが、提灯釣りを自慢するような態度はいかがなものか。

山屋の釣り物語
小山渓志
東洋出版 2000 1300円
評価 D
山登りから渓流釣りに傾倒していった方のエッセイ。
山梨の山の事などが書かれていたので、個人的にはそれなりは面白い。

森からの警告
畑正憲 C.W.ニコル 対談集   加藤則芳編 
CBSソニー出版 1988 1500円
評価 B
知床の森林破壊を告発し、日本の自然破壊に憂う。
日本の自然保護体制の希薄さや御用学者の弊害も指摘している。
森林の破壊が人間の破滅だと言う事がいつになったらわかってくれるのだろう。

旅愁の川
根深誠 
つり人社 2000 1500円
評価 C
根深さんのこれまで書かれた文章から川や釣りに関するモノを選んで掲載。
マイナーな雑誌等からのモノもあり、初めて読むものも幾つかあった。
特に海外での釣りに関しては初めてのモノがあり興味をそそった。
いつ読んでも白神の森の描写は素晴らしいと思う。

日本の秘境
岡田喜秋
角川文庫 昭和39年 220円
評価 C
大正15年(1926年)生まれの筆者の旅行記。
当然鉄道やバスは使っているが、歩きをメインにしている。当時の写真も興味深い。
北海道、九州、岬など、いまでは考えられないような不便さが其処にある。
しかし、そこには同じ人間が精一杯生きている。筆者もそんな僻地の人間の優しさに惹かれていたのかもしれない。

ブナ林に生きる 山人の四季
大田威
平凡社 1994 2900円
評価 B
山形県を中心に山に住む人々との交流の記録。
写真家としても素晴らしい写真が多く収められている。
山菜、狩猟など山での四季の移り変わりをその土地の歴史や文化と合わせて紹介していて、
今後無くなっていく文化風習の記録としても重要ではないだろうか(すでに無くなったものもある)。
蜂蜜取り、栃もち作り、鷹狩、住み作りなど人間の知恵の集大成が其処にあるように思う。


ありがとう魚たち。面白かったよ、釣り人生
西山徹
つり人社 2001 1400円
評価 C
2001年3月2日 52歳で亡くなった西山さんの生前のエッセイを収録。
臨死体験を切々と書き綴り、これまでの素晴らしい釣行を紹介している。
多くの友人やファンに惜しまれて逝ってしまいましたね。合掌

釣りと私 NHK趣味の手帳
文化出版局 昭和53 700円
評価 C
NHKのラジオ番組での対談をまとめたもの。
桂歌丸さん、佐々木栄松さん、丸山信さんなど多彩な方々の釣りにたいる想いでなどが非常に興味深い。

渓語り・山語り
戸門秀雄
山と渓谷社 1990 1300円
評価 B
考古学を志すも渓魚に魅せられてしまい、郷土料理屋を開いてしまった1952年生まれのトカドさんの書。
殆どはこれまでに雑誌に掲載されたモノであるが、その内容は非常に濃く、山で生きる人や職漁師の話など。
ザザ虫漁、カジカ漁、サンショウウオ漁などはまさに地元の文化である。
その他、毛鉤作り、熊狩り、竿作りなど本当に興味深い。
山梨出身者としては下部の床屋さん「やまめ床」の話は井伏鱒二さんとの交流の話で非常に興味深い。

漁師が山に木を植える理由
松永勝彦 畠山重篤
成星出版 1999 1500円
評価 A
大学教授と漁師の対談を通して、いかに森林が大切かを訴えている。
気仙沼の漁師である畠山さんが始めた森に木を植える運動によって、次第に漁獲高が上がってくることを松永教授は科学的にその裏打ちをしていく。
まさにこれが学問であろう。
一つの指標はフルボ酸鉄という分子だそうだ。これは森が豊かであればあるほど、河川に流れ込み、それを植物プランクトンや海草が取り込むとの事。
森林が健全であれば海の砂漠化も防げるそうだ。
森に木を、そして人々の心にも木を植える事が重要なのである。

ブナの山々 「東北の山からのメッセージ」
根深誠他 白水社 1990 1800円
評価 B
1940年代生まれの筆者らが東北での森林破壊の現状を訴えている。
リゾート法の問題、公共事業と言う名の林道計画など。
どうして人は森を壊すのだろうか?生きる為だけなのだろうか?
人間が自然界の頂点に居ると錯覚しているのではないだろうか。

渓語り
瀬畑雄三
冬樹社 1986 1600円
評価 C
ご存知テンカラの天才瀬畑翁の若かりし頃?の釣行記。
余りにも渓にノメリ込み、妻子と別れた事なども素直に語られている。
その後飲み屋のマスターの座を得た事は釣り師としては羨ましい限りである。

イワナのあくび
河村宗郎
歴史春秋社 1988 1600円
評価 B
日大の水産学科を出て只見養漁場に勤務している筆者が淡水魚に関して多くの内容を分かりやすく解説している。
森林の荒廃や淡水魚の人工養殖、魚料理など多彩である。

イワナ棲む山里 奥只見物語
足立倫行 秋月岩魚
世界文化社 1996 2400円
評価 B
銀山湖(奥只見ダム)をめぐるエッセイと写真。
60cmを超える岩魚が入れ食い状態で釣れたという銀山湖では昭和40年代後半には嘘のように魚が釣れなくなった。
そこで周辺の人々は何とか岩魚を守ろうと活動を開始した。
昭和50年開高健を会長とする奥只見の魚を育てる会が発足したのである。
周辺の自然、人が生きる事と開発、いろんな利害が絡みあう世界が小さな村にもあるのである。
続編もあるそうだ。是非読みたい。

21世紀の河川思想 
天野礼子編
共同通信社 1997 1800円
評価 A
筑紫哲也、五十嵐敬喜、丸山隆、保母武彦などそうそうたる公共事業に意見を持つ人々との対談および意見論文集的書籍。
国が正しいとか間違っているとかの議論より、まず我々は何を考えなければいけないのか、子供達や孫の代にどのような日本を残して行きたいのか議論しなければいけないのだと思う。
壊してしまった環境は我々が復元しなければ必ずその仕返しが子供や孫に及ぶであろう。是非一読を。

森から来た魚 「襟裳岬に緑が蘇った」
相神達夫
道新選書(北海道新聞社) 1993 1300円
評価 B(A)
新聞記者として、森林破壊がもたらした影響と森林が復活するまでの過程を克明に記録している。
昆布が取れなくなる、昆布の質が落ち買い叩かれる、すべてが海岸近く森の伐採が原因であったようだ。
この復元には長い年月と莫大な資金が必要でもあった。一度壊されてしまった自然を復元する事がいかに大変かを教えてくれる。
2004年06月14日 11時34分44秒

梅酒つくり
一昨年に続き(去年は梅が不作だった)。
我が家の庭の梅の木から梅を収穫して
梅酒つくりに挑戦。一昨年のモノは
未だに飲んでいるのだが。
まず4Lの広口ビンに梅を入れる。
(良く洗い、5時間くら水にさらしてアクを
抜くという記述もある、また傷をつけては
いけないと言うのもある)。
手間を掛けたくないので、水で洗い、ヘタを取りペーパータオルで拭いて終わり。
氷砂糖を1kgほどいれて、35度のホワイトリカーそ注ぎ終了。
ガイドによっては梅にあえて楊枝や剣山で穴を開けるという方法も
あるようだ。ホワイトリカー1.8Lで大体フルであった。これが2ビン半出来た。
今年は、ブランデー風味のホワイトリカーも
使ってみたので、半年後が楽しみ。
2004年05月25日 12時58分48秒

野菜
ジャガイモが芽を出し、枝豆も芽を出し、
アスパラガスも芽を出しました。
ナス苗、ピーマン苗も育っています。

秋植えたチューリップも8割ほど、問題なく咲いたようです。

西洋芝と高麗芝の混生庭は草ボウボウ状態なので、早く芝刈りをしなければなりません。

春植えのバラの苗も蕾がついてきました。

季節が動いていることを植物によって教わっています。
2004年04月23日 17時40分41秒

家庭菜園
最近読書もしているのですが、感想を書くのが遅れて、読んだ本だけが、積まれております。

さて、昨年に続き、家の庭の整備を行っているわけです。
昨年、ヤフオクでホンダのミニ耕運機を得て、ガチガチに硬い地面を何とか柔らかくして、西洋芝を植えました。
(時期的に高麗芝がもうなかったのと、冬でも西洋芝は青いので)。地面を真剣に平らにしなかったので凸凹芝生です。
ついでに、枝豆の種を撒いたら、少しだけ食べられるのが出来ました。
それで、今年はミニ耕運機でさらに耕し、
ジャガイモを植え、枝豆の種、ミニトマトの種、なすの苗、ピーマンの苗、アスパラの苗なんかを植えました。
嬉しい事に、ジャガイモと枝豆は芽が出てきました。
最近の朝の楽しみは、これらの野菜の育ち具合と去年の秋に植えたチューリップの花を見る事です。
ますます、自給自足生活に憧れる中年親父であります。
2004年04月15日 12時52分26秒

ガーナでの読書
鎌田孝一 白神山地を守るために 白水社 1998年 1700円

秋田側からの青秋林道反対運動の中心人物
前作の白神山地に生きる、を読んでないので詳しくはわからないが
彼は世界遺産指定後のコア部分への人の侵入を認めないという立場では
なかろうか。逆に青森側の根深誠氏は人間と森との関わりなしの白神ブナ林は
ありえないと言う立場だろうか。
本書では、ほとんど青森側の努力に触れていないようにも感じる。


ジョン クローニン、 ロバート ケネディ Jr. 部谷真奈美 訳 野田知佑 監修
リバーキーパーズ ハドソン川再生の戦い 朝日新聞社 2000年 2800円

川の機能をなさなくなったハドソン川を人が憩いを得られる本来の姿に戻そうとする草の根運動の原点。市民同士のつながり自然を愛する人々が環境を守るために大企業や政府官僚と戦っていく姿が書かれている。アメリカらしく?すべて実名で登場していて、書かれた本人はかなり気分を害しているのだろう。ロビー活動や地域選出の議員への働きかけ、地道な監視活動とデータの積み重ねによって企業を裁判の場に連れてきて罰金等をかせていく。罰金の一部は法律により告発者にも分配されるので、それで草の根運動をさらに発展させていく。しかしながら常に大企業などは偽のNGOなどを作り出し一般市民への嘘の情報を積み重ねて行く。
日本の長良川河口堰や吉野川堰の問題も同じ根にあるように思う。科学的データに基づく政策が行われない限り日本に森や渓流はやがて死に絶えてしまい。本や写真でしか知る事が出来ない遺産になってしまうのだろう。


財)淡水魚保護協会機関紙 淡水魚 増刊 イワナ特集 1980年 3500円

木村英造さんが作った財団からの機関紙。当時58歳、水産大の丸山隆先生は弱冠32歳。
多くのイワナに関する情報はこれに凝縮されている。特に今西先生と大島先生のイワナの
分類に関する評価などは興味深い。形態学からのアプローチがメインだった当事としては当然の議論なのであろう。その後血清蛋白質の電気泳動などにより分類が試みられている。
おそらくもうじき遺伝子解析によるある程度クリアーカットの結果がイワナの分類に関して提出されることであろう。
官民学が一緒になって切磋琢磨して淡水魚に熱意をもって触れていることがふつふつと感じる。このような団体が無くなってしまったことは本当に惜しい事である。
2003年12月12日 22時55分20秒

ガーナでの読書
鎌田孝一 白神山地を守るために 白水社 1998年 1700円 秋田側からの青秋林道反対運動の中心人物 前作の白神山地に生きる、を読んでないので詳しくはわからないが 彼は世界遺産指定後のコア部分への人の侵入を認めないという立場では なかろうか。逆に青森側の根深誠氏は人間と森との関わりなしの白神ブナ林は ありえないと言う立場だろうか。 本書では、ほとんど青森側の努力に触れていないようにも感じる。 ジョン クローニン、 ロバート ケネディ Jr. 部谷真奈美 訳 野田知佑 監修 リバーキーパーズ ハドソン川再生の戦い 朝日新聞社 2000年 2800円 川の機能をなさなくなったハドソン川を人が憩いを得られる本来の姿に戻そうとする草の根運動の原点。市民同士のつながり自然を愛する人々が環境を守るために大企業や政府官僚と戦っていく姿が書かれている。アメリカらしく?すべて実名で登場していて、書かれた本人はかなり気分を害しているのだろう。ロビー活動や地域選出の議員への働きかけ、地道な監視活動とデータの積み重ねによって企業を裁判の場に連れてきて罰金等をかせていく。罰金の一部は法律により告発者にも分配されるので、それで草の根運動をさらに発展させていく。しかしながら常に大企業などは偽のNGOなどを作り出し一般市民への嘘の情報を積み重ねて行く。 日本の長良川河口堰や吉野川堰の問題も同じ根にあるように思う。科学的データに基づく政策が行われない限り日本に森や渓流はやがて死に絶えてしまい。本や写真でしか知る事が出来ない遺産になってしまうのだろう。 財)淡水魚保護協会機関紙 淡水魚 増刊 イワナ特集 1980年 3500円 木村英造さんが作った財団からの機関紙。当時58歳、水産大の丸山隆先生は弱冠32歳。 多くのイワナに関する情報はこれに凝縮されている。特に今西先生と大島先生のイワナの 分類に関する評価などは興味深い。形態学からのアプローチがメインだった当事としては当然の議論なのであろう。その後血清蛋白質の電気泳動などにより分類が試みられている。 おそらくもうじき遺伝子解析によるある程度クリアーカットの結果がイワナの分類に関して提出されることであろう。 官民学が一緒になって切磋琢磨して淡水魚に熱意をもって触れていることがふつふつと感じる。このような団体が無くなってしまったことは本当に惜しい事である。
2003年12月12日 22時53分34秒

最近の読書2
最近森林関係の読書が多いような気がする(笑)

森にかよう道―知床から屋久島までー

内山節 新潮選書 1994年 1000円
哲学者そして山里の釣りからの内山さんの日本縦断森巡りの旅
先進国の中でも一番の森林率をほこる日本。森と人との関係や
森との付き合い方が自然と体の中に染み渡る。

里の在処(ありか)

内山節 新潮出版 2001年 1400円
ついに上野村に古家を購入し永住とまではいかないが村民として暮らし出した
内山さんの日常のエッセイ。
非常に羨ましいと思う方がきっと沢山いると思う。サラリーマンで決まった休みしかなく
小遣いも少なく。でも不便を楽しめたり、山仕事や農業が苦にならなければいっそ山里に住み着いた方が幸せかもしれない。子供がいなかったらな〜〜〜。

山里にダムがくる

菅 聖子 文、 大西 暢夫 写真 山と渓谷社 2000年 1500円
北海道から九州までの9箇所のダム建設の現場でルポ。
本当に必要なダムや堰堤ってどのくらいあるのだろう。代替案はないのだろうか?
自然の恵みで生かされている人間がその母なる大地の森林を切り刻み、人間で言えば消化管のはずの川を一方的に堰き止める。
是非本書の写真だけでも見て欲しい、建築計画のある地域の爺ちゃん婆ちゃんの顔を。
都会の人の顔と違うよ。凄くいい顔している。それに眼がねかけている人は殆どいない。
自然は人間の心も作り出す、そしてそれが顔に現れる。

森はよみがえる 都市林創造の試み

石城謙吉 講談社現代新書 1994年 700円

イワナの謎を追う(岩波新書)の著者としてあまりにも有名。
1973年から苫小牧の北大演習林の責任者として森作りに没頭した物語。
イワナやオショロコマの次が森林なんて本当に羨ましい。
荒れ果てた森林が人の手助けと自然の再生能力で蘇る事が可能なんだと再認識した。
こんな人生を送りたいものです。

アルプスの主 嘉門次

齊藤 貢 朝日新聞社 昭和38年 230円

上条嘉門次 (1847−1917大正7年71歳)の物語
猟師であり釣師である嘉門次が山登りの神様とまで言われるようになった人生を登山家等が残した記録から追っている。特にウエストン卿の知遇を得たことは彼を有名にした理由の一つではあろうが、それにしても強い脚力と山に関する知識の豊富さがものを言ったのであろう。猟の方法やイワナ釣りの事なども書かれている。
遠山品右衛門との出会いもあったようである。

秋山紀行 鈴木牧之 現代語訳

磯部定冶 1998年 恒文社 1800円

鈴木牧之(1770−1842)の秋山郷(現在の新潟県魚沼郡津南町の渓谷部分)を
訪問した時の記録。
山と漁師と焼畑の谷 山田亀太郎、山田ハルエ述 志村俊司 編  昭和58年 白日社 1800円の秋山郷でのさらに昔の記録になるのだろうか。
天然痘を恐れて村への立ち入りを禁止する張り紙があったり、畳などは到底無くて、米は大晦日の日だけ食べれる。そんな村人達の中には里の人々より長生きとの記述もあり興味深い。
電気やガスなど当然無い時代、まさに秘境探検記にも似て居るが、日本人が忘れかけている本来の姿がそこにはあるような気がする。

山登りのこなし方

山下喜一郎  1988年 森林書房 1200円
「岳」はおれの学舎 福島立實 著 山下喜一郎 聞書 河出書房新社 2001年 1900円 の山岳写真家の体験的山登り術。
写真を撮る為には時間的な制約をあまりかけないので回りを見る時間が十分あり、そこから得られる情報は莫大なものであろう。そんな体験の中から山登りでの必要なエッセンスが書かれている。
2003年11月10日 21時05分55秒

最近の読書
頻繁に書き込まなかったので溜まってしまいました。
小田淳 小説 岩魚・山女魚 つり人ノベルズ1998年 950円
初出誌 岩魚 昭和50年 岩魚 叢文社
     釣り師逝く(原題 釣師) 昭和51年 釣師 叢文社
     山女魚 昭和52年 叢文社
     鮎師哀歌 (原題 鮎師) 昭和58年 叢文社

岩魚をより源流に孫と運ぼうとする老人の物語。多くの釣人が同じような考えで岩魚を見てくれれば
少なくとも今後も幻の魚にはならないのであろう。(岩魚)
森の中での少女との出会い、それは山女魚の化身であった(山女魚)
1本の鮎竿に秘められた魔術なのか?釣師の望みをかなえてくれる竿。(鮎師哀歌)
名人鮎釣師に教えを得た釣師は名人の域に達する、しかしそこで見たものは
釣り大会なで大きさや釣果で一喜一憂する悲しい釣師の姿でもあった(釣り師逝く)


山里紀行 山里の釣りからII 内山節 1990年 日本経済評論社 1648円

山里の釣りからの続編。ヨーロッパで滞在した村と日本の村との比較を通して村のあり方、村の将来を憂いている。
ヨーロッパの管理された森や自然より日本の自然の方が素晴らしいと述べる一方で、自信あふれるヨーロッパの村人に
対して過疎に悩み、公共事業に依存して生活している日本の村とは?
自然の恵みで生きて来た山の民は、子供教育や医療といった経済構造にも巻き込まれ、しょうがなく公共事業の尖兵と
なってしまったのであろう。
素晴らしい四季を持つ日本の自然の中で皆が生活していくためにはどうしたらよいのか?考えさせられる1冊である。
木村英造先生とも懇意な事がわかりました。

山と漁師と焼畑の谷 山田亀太郎、山田ハルエ述 志村俊司 編  昭和58年 白日社 1800円

秋山郷での山田夫妻の生きるための山仕事の歴史。岩魚釣り、熊撃ち、森仕事、農業と食べるためには寝る暇もなく働かざるを
得なかった村人達。学校にも行けず布団も畳もない生活の中でがむしゃらと生きていく姿は自分が失ってしまった人間の姿を改めて
考えさせられる。山でしか生きれないと言う山田夫妻だが、自然とまさに共生している幸せな夫妻なのだと思う。
2003年11月10日 19時34分27秒

「岳」はおれの学舎
福島立實 著 山下喜一郎 聞書
河出書房新社 2001年 1900円

乗鞍岳とその周辺を知り尽くした男の物語
父親も山岳ガイドとして多くの学者らと交流があり知識と経験に基づく生き様はまさに山人。山菜、イワナ釣り、登山、キノコなどの内容は読み応えがある。釣りをするものとしては、テンカラ釣りの部分は学ぶべき点が多々ある。
現在はペンションを経営しており、その人柄に惹かれて訪れる人も半端ではないようだ。こんなペンションに泊まって釣りをしてみたいものだ。
2003年09月16日 16時29分40秒

この夏読んだ本
川よ
天野礼子
NHK出版1999  1600円
天野礼子さんの半生がこの本で分かるはず。
あまご便り、萬サと長良川、などですでに知ってはいたが、時系列的に彼女の生き方が分かったような気がする。開高健を師として、長良川河口堰反対運動に開高さんを引き込み
ガン末期の開高さんの病室を探し当てて話をする下りは目頭が熱くなる。
釣り師として川や森、村の荒廃を嘆き、だれよりも力強く建設省と戦ってきた。まさに戦士であろう。この本の中には単なる魚を追い求める釣り師に対する強烈な批判もかかれている。是非ともご一読あれ。

渓流ベストセレクションI 源流伝説
渓流ベストセレクションII 秀渓回帰
吉川栄一 つり人社出版部編  つり人社 1998 1600円

渓流釣りを代表するような人々の釣行記的著作。自分が行けないような源流、釣れないであろう大魚。そんな魚や自然がある素晴らしい森をどうしたら持続させていけるのだろう。
吉川氏は50代にして引退したという。編者としての職を捨て、森に帰ったのだろうか?

東京マタギの渓流跋渉術
深瀬信夫  つり人社 1989 2300円
源流釣行の第一人者であろう。不便を楽しさに変えてしまう達人でもある。この本を読んでいると自分が森の中で深瀬さんと時間を共有しているような錯覚に陥る。もちろん深瀬さんの知識、経験、体力には到底敵わないが。
根深さん同様、一度是非いっしょに酒を飲んでみたい。

川釣り礼賛
榛場英治  平凡社ライブラリー 1995 980円
1976年の釣魚礼賛と1980年の続釣魚礼賛から構成。
大正元年生まれの筆者の釣り人生の書。後書きを故芦沢一洋氏が編んでいる。
オリジナル本も両方あるので、ゆっくり再読したい一冊である。

すべってころんで
田辺聖子  中公文庫1978 560円
山本素石が題材とされている。ノータリンクラブのメンバーも名前を変えて出てくる。
ツチノコ探しに没頭する一人の中年男とその家族の物語。釣りの話はそれほど出て来ない。
2003年09月03日 21時49分56秒

道なき渓への招待 沢登大全
東京新聞出版局 1998.7

一期一会の渓 魚止め滝を越え頂稜へ
つり人社 1997.6

ともに高桑信一


もっと早く読んでおくべきだった!
自然への深い感謝、飽くなき渓への興味。
そして、哲学あるいは宗教とも言うべき高桑氏の自然観、遊び心。
若ければ是非とも弟子入りして、沢を泳いだり
滝を高巻いてみたい。
渓での焚火、魚釣り。
釣りのスタイルも良い。決して下山して持ってかえるような釣りではない。
自然からの恵みによる、イワナ、山菜。

是非とも渓で一泊してみたい。
2003年07月17日 22時36分27秒

北の山里に生きるーみちのくの自然と人生ー
根深誠 1998.4 実業之日本社

青森をメインに他の東北の山々に生きる人々の生活の記録。
根深さんらしい、奥深い洞察と暖かい視点で
山人達を描写している。
生きるために木を切り、ケモノを取る。
山への深い愛着と依存。
素晴らしい人々の記録である。
 
2003年07月17日 22時29分51秒

白神山地 ブナ原生林は誰のものか
根深誠  つり人社 2001.10

青秋林道建設中止から白神山地のユネスコ世界遺産登録。さらにそれに伴う入山禁止問題の根底にあるものは?
これまで、発表してきた文章を集めてあるので、だぶりや、統一性の無さはいがめない。
この本と同時に発表された「立ち入り禁止で得をするのは誰だ」をまだ読んでいないので、軽率な感想はつつしみたいが、本来の自然環境保全という考えを常に自分の都合の良いように変えようとする輩がいるのは事実であろう。
これまで、林道開発や山林伐採を平気で行ってきた側が、今度は自然保護のために入山禁止を打ち出すなど、まったく滑稽としか言いようが無い。
自然と人間との共生、自然から恵みにより生かされている自分が居ることを忘れた時
人間は自然から見放され、死に絶えるのであろう。
2003年07月03日 12時31分36秒

黒部の山人 
副題 北アルプスの猛者猟師 山賊鬼サとケモノたち
 鬼窪善一郎 述 白日社 1989

まさに生きる為の狩猟、イワナ釣り。
あらゆるケモノとの戦い、黒部を知り尽くした男の生き様が見事に美化する事なく
語られている。
遠山品右衛門の子供?富士弥や林平との交流も出てくる。
色々なケモノの味の評価も面白い。
サルの脳みそは旨いらしい。
カモシカはかなり前から禁猟になって居たそうだが、殆どが密猟だったそうだ。
しかし、その後本物の猟師が居なくなり
増えすぎで害獣駆除の名目で年間かなりの
カモシカが撃たれているそうだ。
人間のすることはいつも自然との共生を
まっこうから否定しているようでもある。
2003年06月30日 14時29分43秒

木村英造 淡水魚にかける夢
上野敏彦著 平凡社2003.6 2400円

絶対お勧めの一冊!!

淡水魚保護協会を立ち上げ日本の淡水魚保護にまさに全霊を傾けた男の物語。
現在80歳を超えてもなおその情熱は消えていない。
これまでに断片的に知り得た情報がこの本によりかなり時系列的にまとまったものとなりより木村先生の凄さが体感出来た。
多くの研究者、釣り人、淡水魚に見せられた人々が淡水魚保護協会の再開を望んでいるであろう。
木村英造と言う男の独創性やある種独善的とも取られる行動が問題も起こしてきたではあろうが最終的にそれらの事はこれからの歴史が判断していく。
確かに長良川河口堰問題では、結果として河口堰は出来てはしまったが、その過程においていかに多くの、未来の為への無形有形なモノが得られた事は言うまでもない。
ノータリンクラブの一員として素石らとともに活動をともにしたが、最終的には今西錦司翁の仲介も功を奏せず仲たがいしてしまった事は非常に残念である。この事は朔風社、渓流釣りVol.5の山本素石を偲んでの木村英造氏の一文に詳しい。またこの文章に木村英造氏の素石に対する大きな愛情を感じるのは自分だけではないであろう。

釣り師として出来る事、単に魚を釣ることで終わるのなら、日本の渓流はやがて死滅するのであろう。外来魚の問題、生物の多様性を考慮しない移植放流や増殖放流。魚道さえ付ければ免罪符のように出来てしまうダムや堰堤。
魚を釣る技術を磨く前に魚の住む環境やその生態を知る努力をしていかない限り在来魚は絶滅の道を歩むことになるのであろう。

今の時期にこの本が出てきた事に感謝するとともに、筆者である上野敏彦氏の筆力に感動した。


第1章 イタセンパラ保護が原点
第2章 焼け跡に文化のオアシス
第3章 源流にイワナ追う日々
第4章 ツチノコ探しの仲間たち
第5章 ヒマラヤ渓谷への夢
第6章 千客万来のペントハウス
第7章 美女漁るドンファンの心理
第8章 日本最大の汽水湖を守れ
第9章 長良川河口堰とサツキマス
第10章 外来魚と放流問題
第11章 どっこい生きていく
2003年06月26日 11時07分18秒

渓流 味づくし
開高健 山本素石 編 筑摩書房 1988.4
づくし3部作のひとつ。
渓流から贈り物、魚、山菜、キノコなど
まさに、人間が自然に生かされていると
感じる一時であろう。
このような経験が無い人は食物のありがたみが
あまり分からないのかも知れない。
自然の恩恵に預かって居る事を忘れて
行く人の数に比例して素晴らしい自然も
退色していくのだろう。
釣り師はいったい何が出来るのだろう?
この自然の恩恵を永久の物とするために。
2003年06月16日 17時20分26秒

渓魚(さかな)釣りしかの川
佐藤成史 立風書房 1997.12.15

フライフィッシャー佐藤氏の自叙伝的釣行記。
子供時代からの思い出、全国の渓流での釣り。
現在は群馬県の内水面漁場管理員としても渓流の保護に力を注ぐ。
自然を愛する釣り人が積極的に森林保護や
環境保護に参加しないと釣りと言う文化(遊び)は一般から受け入れられないものになってしまうだろう。
とかくC&R運動のみに積極的なFFMが多い中、佐藤氏のような釣り師が居ることが頼もしい。
(NZのリバーガイドが彼を変わり者とは
言って居たが、それも彼の釣りに対する自信がさせたのであろう)
2003年06月09日 14時34分55秒

イワナ 秘境の追跡
成瀬泰雄 三樹書房 1995

まさにイワナの桃源郷めぐり。1940年代から父親に連れられて源流での釣行。
おそらく全国隈なく歩かれているのであろう。子供の頃には垢石にも会っている。
1994年頃に昔歩いた桃源郷に足を向けているが、その面影はあまりにも無残。
自然環境破壊に鋭い意見を述べているが、個人としてあるいは釣り人として何をしたかが述べられていないのが非常に残念である。
自然に対する造詣の深さを有言実行出来る
人だと思うのだが。
2003年06月04日 12時40分44秒

渓流魚づくし
山本素石 開高健共編 筑摩書房 1988

そうそうたるメンバーの著作。
奥鬼怒イワナ保存会の話、ゴキの話おもわず読み入ってしまうものばかり。
自然への造詣が深い釣り人ばかりだと、今のような釣り場の廃頽はないのだろう。
そういう意味では、この本に登場する心優しき釣り人はマイナーな人と言うことになってしますのだろうか。
既に亡くなっている、開高氏や素石の志を
少しでも継いで行きたいと思う。
2003年05月30日 14時34分29秒

ひたすら渓流釣り
森秀人(編) 世界文化社1995
著名な釣り人達のエッセイをすでに出版された著作等から掲載。
素石、開高健、天野礼子、湯川豊等々、
山梨の俳人、飯田龍太の文は初めて読んだ。増富温泉での飯田蛇笏と虚子との釣行(大勝年)。井伏鱒二と佐藤垢石がやはり増富に釣行に来ていた事も知りました。
そうそう、編者の森氏もヘラブナ釣りに
千代田湖に来ているんです。
古き良き時代の釣行の話も多いのですが
やはり、昔も釣れない時は釣れないのです。
2003年05月28日 12時35分50秒

10万回のキャスティング
風間深志 2002年英知出版

ご存知山梨出身の冒険家。
根津甚八氏の1万回のキャスティングのパクリだと思ったら、風間さんは根津さんの師匠なのね。
日記風にまとめられた釣行記。
メーカーが絡むのがちょっとね〜。
源流志向なのだが、バスフィッシングはちょっとね〜。食うためにはしょうがないのかな。
西山さんはじめ、その人脈は確かに凄いのだから素晴らしい日本の渓流を保存するオピニオンリーダーであって欲しい。
2003年05月14日 20時32分13秒

山と猟師とケモノたち
白日社 昭和54年
現在の湯沢町となる豪雪地帯に生きた猟師の口述。生きるために、子供や家族を養うために魚を取り、ケモノを狩る。趣味や遊びではない生と死の駆け引き。今の世の中がいかに安楽か再認識してしまう。
山で、自然の中で生きる知恵、常識を忘れてしまった人間達はこれからどう生きていけば良いのだろう。
2003年05月14日 20時26分20秒

尾瀬 山小屋三代の記
後藤充 岩波新書 1984
平野長蔵氏から3代にわたる長蔵小屋の歴史。
日本の自然保護の原点とも言われる、尾瀬の自然を守るために戦った人間のドラマ。
人間なんて、自然に生かされているという事を
改めて教えられた。
是非ご一読を。
2003年05月14日 20時21分53秒

イワナII 黒部最後の職漁者
黒部の職漁者 曽根原文平氏の物語 白日社1989年

曽根原氏はなんと、遠山品右衛門の子供の富士弥に黒部での釣りを習っている。2年間組んで仕事をし、富士弥が引退した後は一人で職漁者として
子供を育てた。自然との共生をまさに絵に描いたような人生。
厳しい自然の中で、夏はイワナ釣り、冬は狩猟をし、黒部ダムが出来るまで黒部の主だったのであろう。一日100匹以上釣り、それを焼き枯らして、数が溜まると下山して売り歩く。
本書は志村俊司氏が聞き取りまとめたものであるが、このように過去の民族、文化を書き残す事は非常に重要だと思う。
そこに、今はダム沈んだ過去がある。
2003年04月24日 14時22分59秒

荒野の釣り師
森秀人 平凡社文庫 1996
1976年の原作(二見書房)の文庫版

現在釣りをされている方に是非とも読んでもらいたい。
今から約30年前に書かれている事が全く色あせていない。
多くの釣りに対する苦言、未来への夢が語られている。
もちろん、釣魚大全の翻訳者として有名であるが、自らも釣師で評論家、考古学作家。
さらには科学者としの才能もあるのではないか?この事はさらに調べて書こうと思うが、
魚の表面のヌルが魚病に重要な役割を果たしているという推察、そしてなぜその研究が行われないかとの不満。
1980年代にカエルの体表面から抗菌ペプチドが
発見され、その後植物をも含む多くの生物で関連物質が発見された。現在この発見者はノーベル賞候補にも上げられている。
森氏の示唆を研究者が真剣に取り組んでいれば
今頃日本から素晴らしい業績が出ていたであろう。
2003年04月23日 22時06分06秒

仁淀川漁師秘伝 弥太さんの自慢話
小学館 2001年

雑誌Be-Palに連載されていたものをまとめた。
職漁師というと黒部や桧枝岐が頭に浮かぶが
今はもういない。高知県仁淀川には今も川漁師として生活している宮崎弥太郎さんがいる。
黒部のように岩魚だけを対象にするのでもなく
ありとあらゆる魚が漁の対象となっている。
素晴らしい技術、努力そして魚を育む綺麗な
渓流、森林。
こんな素晴らしい渓流が残っている事を誇り
そして、他の渓流も元通りの昔の姿に戻って
貰いたい。
2003年04月23日 21時57分31秒

焚火パーティへようこそ
国際焚火学会編 講談社+α文庫 1999年 これも本山さんが発起人となり浅井慎平氏が会長として君臨する?焚火好きな人たちのエッセイ集かな。 人それぞれが薀蓄を語っています。 非常に楽しいです。 是非読んで見てください。 焚火ストのおやじも大満足。
2003年04月15日 22時39分53秒

自然のポケットから
本山賢司 小学館文庫 1998 イラストレーターとしてカメラを使わず、自然のスケッチを通してきめ細かな風景を叙述していく。ありふれた物が生き生きと描かれ、食べられていく過程は違和感がない。 酒飲みだという事も大きなポイントか?
2003年04月09日 22時48分50秒

回想のフライフィッシャー
芦沢一洋 つり人ノベル 1999 1979年に刊行された西洋毛鉤鱒釣師譚の改題 山梨が生んだFFMの巨匠。 海外のFFMとのインタビューを通して単なる FFの技術論に収まる事無く自然への造詣の深さを感じる。 今日私達は魚を釣る事だけに気を奪われて、魚を育てること、魚の棲み家を作ることを忘れてしまってはいないだろうか。 芦沢さんがチャールズファーマーの項で述べている。
2003年04月09日 22時43分54秒

秘境釣行三昧
佐々木一男 講談社1984年 現在79歳であろうか。 古き良き時代、それも渓流から源流まで釣り人として ライターとして触れ親しんだ魚との出会い。 森の中での生きる方法。 これに書かれている遡行図を見ながら 過去と現在を較べる釣行も良いかもしれない。でもそれは、落胆とため息ばかりの釣りになるかもしれないが、森や渓、魚そして動物達の大切さを知る釣行になるのだろう。
2003年04月04日 14時26分09秒

排ガス規制
さてさて、今年の10月1日から首都圏ではディーゼル車の規制が始まります。 小生のランクル60(昭和63年、山梨登録1ナンバー)を本日車検に出したのですが 10月1日以降は首都圏は走れない(検挙の方法は未定?3回捕まると罰金?)とかで それでも良いかと聞かれました。新車など当然買うお金もなく、中古だって高いし。 どうしろって言うんだよ〜〜〜〜。 スピードは全然出ないけど、自分では名車だと信じているので乗り換えたくもないし。。。。
2003年03月25日 16時43分04秒

たそがれ清兵衛
NZからの帰りのSQ機内で見ました。
中高年が涙を流す訳がわかりました。
宮沢りえが素晴らしい演技でした。

その後、日本アカデミー賞を総なめしましたね。

NZ釣行のお話はまた後日(笑)
え?ちゃんと釣りましたよ。
でもキャスティングが重要ですよね。
真剣に習おうかと思案中。
2003年03月11日 14時25分43秒

黒岩重吾氏逝く
20代にかなり多くの著作を読ませてもらった。
特に夜の世界を描写した作品は自分の人間形成にも少なからず影響したと思う。
大学時代、喫茶店からクラブまで水商売のバイトをしてそれなりの内情は知っている
つもりではあったが、男と女の関わりなどは黒岩さんの本から吸収したように思う。

ご冥福を心よりお祈りします。
2003年03月11日 13時29分56秒

AirH
PHSでモバイルできるカードを購入。 早速使ってみた。120k出るとの事 これは便利です。使いたい放題だとお高いので、25時間のコースを選んだ。 月額5000円弱でノートからネットが繋がる。PDAにも使えるのだがまだ成功していない。笑 世の中便利になったものだ。
2003年02月07日 12時21分46秒

北の山旅 釣り歩き 根深誠
無明舎出版 1994
根深さんの80年から90年頃に書かれた文章を再構築。山歩き、渓流釣り、源流釣り、白神ブナ林保護活動などが目に浮かぶような自然描写の中に織り込まれている。
酒に飲まれてしまって良く酩酊してしまう自分を素直に白状してしまう根深さんは本当に素晴らしい。
一度で良いから弘前で一緒に酩酊してみたい。
2003年01月29日 15時08分45秒

1万回のキャスティング 根津甚八
1997年 ダイヤモンド社

確か根津さんも山梨出身。
どのようにして、根津さんが釣りにはまっていったかのストーリー。釣りの前はバイクにハマッテ居た事は有名。
今は体調を崩しているようですが、早く
また釣りをしてもらいたいものです。
故西山徹さんとも何回も釣行をされていて
良い釣りをしたようです。本の最後に
メル クリーガーさんの特別寄稿
「フライフィッシングに魚はいらない」は
まさにフライフィッシャーの究極の幸せだと思う。

The Boomの宮本さん?(甲府出身)も確かフライフィッシャーですよね。
2003年01月24日 15時58分37秒

魚はゆらゆらと空を見る 土屋嘉男
新潮社 2002年
珍しく新しい本を読んだ。
ネットオークションに出品されていて、
そのコメントを読んで購入しました。
黒沢明監督に可愛がられた役者さんで、かつ山梨出身。笛吹川の上流の話や、世界での釣りなんかも出てくる。圧巻は筆者が小学生の時、川で井伏鱒二に出会ってからの
交流だろう。太宰治にも遭ったようだ。
さらに釣りはフライフィッシングも嗜み
関西では釣り番組も持っていたそうだ。
芦沢一洋とともに山梨の釣りキチ代表なんですね。
2003年01月21日 17時35分56秒

旅と渓 高野健三
山と渓谷社 1991年

この人の著作は始めて読みました。
フライフィッシャーなんですね。
もちろん昔は餌釣りをお父さんとしたりして多くの渓を歩いたようです。
本業が写真家?でもあるので毎ページに
モノクロの綺麗な写真があり、飽きません。文章もかなり説得力があり、フライフィッシャーへの苦言も多々書かれています。
やっぱり昔の渓は良かったんだよね。
2003年01月16日 13時11分53秒

山人たちの賦
甲斐崎 圭 山と渓谷社

同じ様なタイトルで白日社の本もあるがそれとは異なる。でも内容はマタギとか山に生きる人達のルポ。
いつもながら森関係の本は体力が無いのに
読むと直ぐ行きたくなる。

この本(1986年)の中に岩魚の養殖に成功した方の話があるが、その方の養殖場から全国の河川に有志が放流したと書かれている。善意なのだが、間違いなく遺伝的交雑が起こってします。
くれぐれも移植や放流は十分なデータに基づいて行って欲しいものだ。
2003年01月10日 16時31分42秒

2003年
あっと言う間に2002年は終わり、年をとると時間経過が早いですね。

今年は釣行回数は減るかもしれませんが、在来魚の保護なんかの勉強をさらにしたいと思っています。
そして、もっと沢山の本を読み、古きよき時代の渓の事も知りたいと思っています。

そんな中年オヤジが居ても良いかと思う今日この頃。
2003年01月09日 13時23分17秒

さ〜て長期休みだね
明日より久々の長期休暇です。
娘のお受験はありますが、実家にも帰らずのんびり庭で焚き火でもします。
読みたい本も溜まっているし。
でも当然大掃除もしなければならず、なかなか、ぼ〜〜とさせてはくれませんね。

そんなわけで良いお年を!
2002年12月27日 13時56分57秒

肝臓疲れ
今年の年末はなぜか忘年会やら飲み会が多い。先日も調子に乗って朝まで飲んだら、3日酔い状態。年は取りたくないものです。正月は娘のお受験もあり。鎌倉に居る予定です。庭で焚き火でもして読書三昧で居たいものです。
2002年12月24日 12時40分09秒

釣本の周辺、丸山信
遊びとしての釣りは江戸時代以降のようだ。この本は自分の知らない時代の釣本に
関して非常に分かりやすく、さらに人間関係まで(著者間の)書かれて面白い。
山本素石、開高健以前を知るには貴重な一冊であると思う。また本著者が古本屋を回ったりして貴重な本を集めたと記しているが今の様なネットオークションやネット古本屋があればどんなにか楽に収集出来た事であろう。

そうそう最近読んだ本では、素石との対談集、渓流賛歌、佐藤垢石のたぬき汁が面白かった。
2002年12月05日 12時09分54秒

蕎麦打ち part2
週末に第2回目の蕎麦打ちに挑戦。
今回は強力粉2割。
やはり水の量が問題なのか?
粉全量の半分量の水だとどうしても硬いので、延ばすに延ばせない。
水の量を増やし、何とか延ばし、包丁で切った。
茹で時間6分、前回より大分長い。

それでも、まだ硬かった(笑)
蕎麦のこね方が悪いのか?
茹でる時間が足りないのか?

う〜〜ん、修行は続く。

パスタマシーンを買おうか、こね機も
買おうか安易に考えている今日この頃である。

でも、前回より美味しかったような気がする。(気だけ?)
2002年11月12日 15時50分04秒

川を視に行く 関口誠司 新風舎
筆者は釣り人にもカヌーイストになれなかったと書いているが、自然の情景描写や心情表現は素晴らしい。
釣りの事は殆ど出ては来ないが、川や自然を読みながら感じられる作品だと思う。
自分より2歳も若い人が、何故こんなに奥深い洞察力があるのか
ただただ関心するやら、自分の馬鹿さを思い知るやら。
2002年11月12日 15時45分29秒

蕎麦打ち
そば粉が手に入ったので、初めての蕎麦打ちに挑戦。
今回は薄力粉を2割位まぜて打って見ました。
ゆで方が足りなかったのか、打ち方が不十分だったのか、かなり硬い麺になってしまいました。
それに麺を細く切るのも難しいですね。

修行あるのみ(笑)
2002年11月05日 10時53分28秒

月山慕情 佐々木一男
つり人ノベルズ社

まさに古き良き時代の釣り。
昭和30年代からの全国各地への遠征。
鉄道を乗り継ぎ、バスやタクシーでの釣行は地元の方々との対話やエピソードを生み
さぞかし興味有るものであったであろう。
歩行距離も半端ではないように思う。

タイムスリップしてみたいものだ。
2002年11月01日 15時26分14秒

国が川を壊す理由 川辺川ダムは誰のためか 
福岡賢正著
新聞記者としてのルポ
怒りとかを通り越し、滑稽さを感じました。何度か川辺川の支流で釣りをした事が
あるが、すでに支流の上流部にも沢山の堰堤がある。それでも日本一の鮎が住む川辺川。誰のためのダムなのか?


『白神山地 森は蘇るか』佐藤昌明著と言うのも最近読みました。
これも新聞記者のルポ。
釣り人や森を愛する人が何もしないと、知らない内に森も系もズタズタにされてしまうんですね。根深誠さん達の献身的な活動により青秋林道は中止に追い込まれた。
しかし、現在は白神への入山問題でまた新たな論争があるようだ。

山梨の渓流の多くも知らない内に治山とか治水の名目でダムや堰堤が出来て行きます。
森も川も泣いています。その見返りは必ずや人間達に降りかかるのに。
2002年10月28日 15時54分12秒

山人の賦I(やまうどのうたI)
平野惣吉述、志村俊司編 白日社
副題 尾瀬・奥只見の漁師とケモノたち

桧枝岐での大正昭和初期の暮らしぶりが平野さんの口述によりまとめられている。
まさに生きるためには何でもやった。
野生、自然との闘いを通して得た生き様は我々自身が忘れてしまった、あるいは無くしてしまった能力そのものだろう。
イワナ取り、熊狩りそれは生きるための
真剣勝負であったのだ。
2002年10月24日 16時30分00秒

カムイたちの後裔
鍛冶英介氏 つり人ノベルズ
北海道の渓流釣りの凄さを感じます。
ルアー、フライ、餌、何で有っても凄い
北海道である。1980年代前半の釣行なので
現在はどうなんだろう?
イトウやニジマス、アメマス、オショロコマ、ヒメマス、、、、

ヒグマの怖さも書かれております。
人間のどの部分が最初に食べられるかとか、、
2002年10月23日 16時36分12秒

白神山地ー森は蘇るか
佐藤昌明(新聞記者)著1998年

白神山地における青秋林道建設中止とその後の世界遺産登録の過程が書かれている。
釣り師でもある根深さんらの努力によって
林道建設は中止された。その後の世界遺産登録により、新たに入山規制の問題が起こり、現在に至っている。
自然保護活動の大きな勝利でもあった白神であるが、入山管理等の問題が今後も続きそうである。
私利私欲でない活動と言うのは良いものである。
2002年10月10日 18時11分56秒

さすらいの山釣り
根岸治美さんの著作

いろんな渓流の思い出が語られている。
特に植物や野鳥の描写はすばらしい。
自分も沢山の木の名前や鳥の鳴き声を
覚えたいと思う。
最終的には釣果など関係の無い釣り師に
なりたいものである。
魚がそこにいる事が確認さえ出来ればそれで良いと言う境地になれるかな?
2002年10月10日 12時22分23秒

素石
山本素石翁が文章を発表しだしたのは42歳、テンカラを木曾の杉本先生に習いに行ったのが46歳?おいらも42歳。
なんでこんなに文章が下手なのであろう(笑)
禁漁になったことだし、沢山、本を読んで
すこしは文章が上手くなりたいものである。
2002年09月30日 12時53分57秒

渓流釣りVol5
この号(1989)に、さようなら山本素石と題して交友の有った方が文を寄せている。
目を引くのは、木村英造(木村落釣)氏の
一文である。私自身が木村氏の「愛をもて渓魚を語れ」に非常に感動したからかもしれないが、単なる釣りというジャンルでなく、その上にある自然にまで言及した両者の生き様は素晴らしい。最終的にはそれぞれの道を歩むのだが、きっと精神的には強く結びついていたのであろう。
素石氏の人柄は「釣影」に詳しいが、是非とも遭って見たかった人である。
2002年09月27日 13時55分21秒

魚名文化圏イワナ編
鈴野藤夫さんの著作
良くここまで調べられたものだと頭が下がります。地方におけるイワナの呼び名とその起源。アメマスはやはりまずいようですが食べる地域もある事がわかった。
種の分類に関しては、大島博士と今西博士との乖離について敢えて触れていないように思う。ミヤベイワナやゴギは是非実物を見て見たい。
2002年09月27日 13時46分25秒

渓流ライブラリー3 底なし淵
村田久さんの著作を集めた1冊。
風景描写が凄い。東北の渓流の素晴らしさ、単なる釣行記録でない文章。歴史や釣り場の人達との係わり合い。
自然あっての魚釣りというスタンスは全くその通りである。
2002年09月18日 13時56分58秒

黒部の弥三太郎、立山ガイドと釣り師の物語
甲山五一の著作

遠山品右衛門の後に正式に平の小屋を運営した。その後、佐伯家に引き継がれる。
職漁、狩猟、立山のガイドと自然を相手に
生き抜いた男の物語。博打、女も好きであったようだ(好感がもてる)。
2002年09月13日 10時55分12秒

イワナ・源流の職漁者、白日社
何人かの職漁師からの聞き取りによる著作。餌釣り、テンカラ、釣っても魚が湧いてくるような川。川のウジとまで言われるほど沢山いたイワナ。
魚の減ったのは、やはりダムや森林破壊だと言い切るだけの経験がある職漁師。
2度と見れないのだろうか、淵が黒くなるほどいたイワナ達を。
2002年09月11日 12時25分09秒

双六
今夜から双六2泊の予定で釣行です。
無理せず、ゆったりと山の中で空気を
吸ってくるつもりです。
2002年09月05日 14時34分09秒

釣り師 遠山品右衛門
甲山五一の書籍を読んだ。
まさに黒部の主。イワナ釣り、狩猟と黒部川やその一帯を庭のように駆け巡った。
彼の作った平の小屋は今はダムの底らしい。
ひとつ疑問は、冠松次郎氏とは出会いが無かったのだろうか?
もし、お知りの方はご教示下さい。
2002年09月04日 10時26分24秒

黒部渓谷(冠松次郎)
やっと読み終えた。
と言っても、斜め読みであるが。
山登りの経験の無い自分には専門用がちょっとつらい。
この本も釣りの事は殆ど出てこないのだが
黒部のダム以前の素晴らしい自然が目に浮かぶ。
大正から昭和にかけての時代、黒部は険しく、美しく、そしてある時は素敵であったのであろう。
森に抱かれて、渓に抱かれて寝てみたい。

#すこし山の用語を勉強せねば、、、
2002年08月22日 10時53分46秒

山棲みまんだら(山本素石)
どれを読んでも素石翁の本は面白いし、勉強になるし、望郷の思いにかられる。
この本は釣行よりも、ツチノコ、廃村、村の歴史や怪談?の事が書かれている。
だから、釣りの事はあまり書かれていなくても非常に楽しくなる。
2002年08月22日 10時49分09秒

フライフィッシングの悦楽
標記の西山さんの本を読んだ。

趣味と実益を兼ねた、傍から見ると羨ましい人生。でも、きっとご苦労も沢山あったのだろう。あまりに短い人生だった。
世界中での釣り、環境に対する思い入れ。
NZの魚は全て移入されて自然繁殖した事をこの本を読んで知りました。

西山さんの遺志でもある、釣り場の環境問題を真剣に今後も考えたい。
2002年08月20日 12時33分07秒

不調
北海道釣行、お盆の山梨とロッドを振ってはみたが、、、、
北海道は雨雨雨
山梨は渇水とお気に入りの沢も人が入っていて、、、、
台風13号の雨が適度に降って、山梨の渓も回復してくれると良いのだが。
2002年08月19日 15時23分57秒

奥利根本谷遡行
1992年撮影の標記のビデオを見た。
船のガイドさんは、Bepal連載中の高柳さん。
デカイイワナが釣れていました。
40cm以上のが結構釣れてました。
泳いだり、へつったり、やはり体力と技術が無いと、大物には出会えないのでしょう。
それにしても、簡単に釣れてしまう岩魚って可愛いですね。
2002年08月05日 15時55分10秒

鳥取釣行
今年2度目の鳥取である。
また、寿司屋の大将に案内してもらったが、釣果は今ひとつ。渓相は最高なのだが。やはり、少しは歩かないと行けない川でないと釣果は望めないのであろう。
でも、沢山、美味しいお酒と魚を頂いたので大満足。
20cmほどの山女も釣れたし。
次回に期待しよう。
2002年08月05日 14時23分32秒

雨鱒の川
川上健一氏の標記の本を読みました。 実に良い。 小説なのだが、情景が目に浮かびます。 古きよき時代の川の流れ、雨鱒と話が出来る少年と、言葉が不自由な少女との恋。 くれぐれも、通勤電車や人が居る場所で読まないように。 涙が溢れます。
2002年08月05日 14時04分45秒

癒し渓を求めて
今週末は癒し渓を求めて今年2回目の鳥取釣行です。年券持っているから、もっと行きたいのですが、、、、 夜は、鳥取市内で酔いどれていると思います。昔のバイトのお陰で、今も楽しい夜が過ごせます(笑)
2002年08月01日 09時45分49秒

黒部上の廊下
ヤフオクで購入したビデオを見た。 平の小屋(これも本を読んで知ったが、現代3代目のご主人が経営されており、先代までは職漁師もされていた)から1時間程度の遡行でイワナがテンカラ毛鉤に喰らい突く。1991年の撮影だが、今はどうなんだろう。その後、高まき、へつり、泳ぎなどで上の廊下を行くわけだが、黒部の自然はすごいです。きっと冠松次郎氏が歩いた頃(ダムが無かった頃)はさらに凄かったのだろうな。
2002年07月31日 11時19分41秒

イワナ
27日にいつも行く、小さな沢の堰堤前で29cmのイワナを釣りました。5ftロッドだったので、かなり緊張して取り込みました。その日はいつものように3時間ほどで20匹でしたが、20cmクラスが4−5匹出たので大満足でした。
2002年07月29日 11時05分05秒

熊本釣行
台風は影響なかったのですが、その後2日間にわたる雨の影響で河川は何処も増水で 上流の一部しか釣りに成りませんでした。 今回は4人での釣行でしたが、一人が27cmのエノハを上げました。 自分が遊んで貰ったのは10cm前後の稚魚ばかりでした。 しかしながら同行者の方に九連子など、昔、素石翁が訪れた事のある秘境にも 車で行けましたし、十分森林浴をしてまいりました。 27cmはC&R区間なんですね、やっぱ。また某所に癒し渓を見つけました(教えてもらったのですが)
2002年07月22日 16時28分28秒

梶原川
本日の夜より、鹿児島経由で五木村の梶原川に釣行です。 本年2度目ですが、5ft竿もって、デカイフライでエノハ(山女)に遊んでもらいたいな〜と思っております。
2002年07月19日 10時51分43秒

今野保「アラシ」
秘境釣行記も凄く面白く、開発される前の北海道(虹鱒の放流はあったようだ)の素晴らしい渓流の状況が目に浮かんだが。今回読んだこの本も素晴らしい。
副題として、奥地に生きた犬と人間の物語、となっているように。今野翁がまさに精神的繋がりすら感じる触れ合いのある犬との歴史が書かれている。共感することばかりである。
鎖に繋がれない犬と人間との繋がり、獣医になろうとしていた自分の本質にも繋がっているようだ。通勤電車の中で涙がこぼれた。
2002年07月18日 22時22分26秒

冠松次郎
冠松次郎氏の渓(たに)を読みました。 大正から昭和にかけての黒部をはじめとする手が入っていない渓谷の著述は日本の素晴らしい自然を余す事無く描写している。 黒部ダムの出来る前の黒部、一度で良いから見てみたかった。 大規模な森林伐採、ダム建設を当時から危惧されていた氏の造詣の深さも頭が下がる思いです。
2002年07月17日 11時22分49秒

台風一過
台風6号の影響で山梨の河川も大分被害を受けたようです。自分が通う上流は大きな濁りは無かったものの、流れが変わっていたり、水量が増えていたりしてました。 それでもイワナ達は大きなドライフライにアタックしてきます。今週末は熊本の梶原川に行きます。今来ている台風7号の影響が最低限ですめば良いのですが。 釣行記を更新しました。
2002年07月15日 14時52分06秒

暑い
台風一過です。 梅雨はまだ明けないのうです。 それにしても暑いです。 でも、今日の夕方は山梨の川でロッドを 振っている予定。 濁りが無ければよいのだが、、、
2002年07月12日 11時02分23秒

井伏鱒二
最近、井伏さんの、川釣り、釣師釣場を読んだ。山本素石翁を始めてする一寸昔の釣り師の文章は、なんて面白いんだろう。 時間がゆっくり流れているようである。 釣り場の光景、文化、風習等が目に浮かぶ。
2002年07月11日 12時43分02秒

読書
今日、矢口高雄氏のボクの学校は山と川、を読んだ。ごぞんじ釣りキチ三平の作者である。
矢口氏の子供の頃の思い出や経験が書かれている。今で言えば超過疎地の貧農地帯での生活がうかがえる。
百日咳による弟の死、山や川での遊びや生活を賭けての体験。きっと当時はつらい事も沢山あったのだろうけど
読者としては本当に羨ましい部分も沢山ある。
でも、お金と引き換えに大木が切られていったり、現金収入のための出稼ぎなど、現在の状況を作った
状況も読み取れる。
2002年05月08日 21時04分55秒


釣り専用HPを作りました
これまでの個人的HPの中へ埋め込んでいた釣り関係の項目をこちらに特化していこうと思う。
2002年03月26日 22時19分37秒

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