石鎚山(1982M)

 「石鎚山」は西日本の最高峰であり、また信仰の厚い山で、四国は伊予の国、愛媛県にある。

 今回は、同じく東京に研修にきている、十勝は幕別町の佐藤さんと一緒の登山である。

 5月10日(金)、新宿駅発19時10分の高速夜行バスに乗り込むが、天気は雨で、四国方面から雨雲が東京方面へ移動してくれることを願いながら、ビールとウイスキーをあおり、相当深くまで倒れるシートにもたれ掛かる。

 松山市駅に着いたのは、朝の7時30分で、12時間以上もバスに乗っていたが、意外と眠れたし、疲れてもいない。
 
 コンビニでパンを買って、簡単に朝飯を済ませて8時発の石鎚山方面行きのバスに乗り、途中でバスを乗り換えて11時05分に登山口のある「石鎚土小屋」に着くが、やはり山である、街なかの天気は良かったのに、霧が濃く山の全容は全く見えない状況である。

なだらかな登山道を早足で進む佐藤さん
 佐藤さんを先頭に良く整備された、本当に緩やかな登山道を進むが、佐藤さんのペースの速いこと早いこと、自分に迷惑を掛けたくないとの思いからであったようだが、本当にすさまじい勢いで、スピードには多少自信のある自分もついて行くのがやっとであった。

 登山道は新緑に覆われ、終りかけたつつじや野の花が目を楽しませてくれる。


 ハイスピードで歩いたため、疲れるのも早く1時間ほど歩いた12時10分過ぎに、休憩と昼食にする。

 5分ほど休んで、再び歩き始めること15分で石鎚神社の鳥居に到着する。そこからは鎖場(二ノ鎖)のルートと迂回ルートがあるが、せっかくだし、鎖も濡れていないので、二ノ鎖65メートルを登ることにして、ザックをデポする。


 呼吸を整えて、佐藤さんが先に登る。下から佐藤さんの写真を撮り、自分も太い鎖に取り付くがなかなかスリリングで、さすがは修験者の山と言う感じであった。

二ノ鎖に挑む佐藤さん
 二ノ鎖をクリアーして、三の鎖はパスして迂回ルートを進むが、ここもなかなかスリリングで、落ちれば死ぬことはないにしても大怪我は免れまい。

 二ノ鎖からの迂回ルートを進み12時10分、西日本の最高峰「石鎚山」山頂に立つ。

 山頂の天気もいまひとつであったが、登山ルート以外の3方は、落ちたら上げることのできないような絶壁である。

鎖のワンステップをクリアーして余裕の佐藤さん
 佐藤さんと記念写真を撮り、石鎚神社でお参りをして、12時30分に下山を開始する。

 石鎚神社の鳥居からは、石鎚山ロープウェイへの縦走へと向かい、バスの時間を気にしながら、雨で滑りやすくなった木段道や林の中の登山道をどんどん進む。

頂上に立つ自分頂上に立つ佐藤さん
 佐藤さんと記念写真を撮り、石鎚神社でお参りをして、12時30分に下山を開始する。

 石鎚神社の鳥居からは、石鎚山ロープウェイへの縦走へと向かい、バスの時間を気にしながら、雨で滑りやすくなった木段道や林の中の登山道をどんどん進む。
下山口で出迎える「役行者」
 途中、石鎚神社成就社でお守りを買って、14時50分にロープウェイ山頂駅に着き、15時発のロープウェイに乗り、標高差850メートルの急斜面を一気に降りて、15時17分発のバス(この後のバスは17時22分)になんとか間に合った。

 1時間弱バスに揺られ、伊予西条駅に着き、さぬきうどんを食べて、缶ビールを飲み、そこからは電車に揺られて18時過ぎにJR松山駅に到着する。

居酒屋で食べた「亀の手」という貝類
 ホテルに荷物を置いて、道後温泉に入り、繁華街の居酒屋で一杯飲んで、本日はこれまでとする。

 翌日(5月12日(日))は、松山城と四国八十八カ所霊場のひとつである第51番札所、石手寺(いしてじ)を見学して、松山空港発14時25分の飛行機で羽田に着き、全ての行程を終了する。

 金曜日の夜に東京を立ち、日曜日の夕方には東京に戻るという強行な四国の石鎚登山であったが、有意義な楽しい思い出となった。

  
 


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