金峰(きんぷ)山(2595M)〜
瑞牆(みずがき)山(2230M)

 
 今回は金峰山と瑞牆山の二つの「日本百名山」に挑戦である。

 10時間近くの長丁場が予想されるので、前日の5月24日(金)のうちに山梨県小淵沢に入ることにして、立川発18時57分のあずさ67号に乗り込むが、金曜日の夜であり、相当に混んでいてデッキに立つ。

 20時40分に小淵沢に付き、今日の宿である「民宿 すずらん荘」に着いたのは21時すこし前であった。

 宿のおかみさんに朝早く発つので、おにぎりをお願いして、ビール500を2本と小さなペットボトルに入れて持参したサントリー「角」のお湯割を4、5杯飲んで、目覚ましをかけて10時半過ぎに床に着く。

 翌日は5時に起きたが、前日の電車の疲れと酒のお蔭でぐっすりと寝ることができた。

 玄関に行くと、おにぎりが5つとバナナ1本、漬物が用意してあり、「お見送りできませんが、気をつけて行って下さい。」との添え書きまであり、感激しながら宿をあとにする。
裏瑞がき
 電車とバスを乗り継いで、7時30分に金峰山登山口近くの「川端下(かわはげ)」に着き、「裏瑞牆」を眺めながら畑の横の舗装された車道をしばらく歩いて、登山口にある「金峰山荘」には8時20分に着く。

 登山計画書に必要事項を記載して、千曲川源流沿いの林道を早足でどんどん進むこと40分で本格的な登山道となる。
満開のしゃくなげ
 登山道からは、つつじやしゃくなげが目を楽しませてくれる。

 最終水場を過ぎ、樹林の尾根道に取り付き、中間地点で瑞牆山を眺め、少し進んだところで、バナナを食べて小休止とする。登山道したの方はしゃくなげが咲き誇っていたが高度を上げるにつれ、花からつぼみへと変化していく。

 中間地点からの巻道を進み、10時40分に「金峰山小屋」に到着し、小屋横の花崗岩の塊に途中まで登ってみるがなかなか手ごわい。

金峰山山頂
 そこから金峰山山頂へは、ハイマツの間の大きな花崗岩の登山道となり、11時15分、奥秩父の「西の鎮め」と言われる金峰山頂に立ち、写真を撮って、10分足らずの昼食と休憩にする。

 予定では、11時30分の金峰山頂であり、いいペースである。
金峰山山頂からの五丈岩
 天気は最高で、360度の大展望やこれから向かう瑞牆山のビルのような岩峰の眺めを楽しみ、高さ15メートルほどの五丈岩へと向かい、中間まで岩に取り付いてみる。

 次の山、瑞牆山を目指し険しい尾根道を下り、さらに樹林帯の登山道をハイペースで歩き、13時ちょうどに「大日岩」という巨大な花崗岩の塊の前に着く。

 小休止をとり、13時30分に瑞牆山への分岐にある富士見平に出る。
金峰山から瑞がき山を望む
 瑞牆山へは、ここからの往復となり、樹林の登山道を一気に下る。途中、「これから瑞牆ですか。もしかして、金峰も登ってきたのですか。」と声を掛けられ、「そうですが。」と答えると「凄い健脚ですねえ。」とびっくりしていた。

 確かに、今回の山行は通常は1泊2日のコースである。

 一気に沢に下り、そこからは頂上までの連続した花崗岩の急登となるのであるが、さすがにきつく、リュックの重さが気になる。そこで、途中で岩陰にリュックをデポして、水とデジカメだけを持ち急登を進む。
岩峰の瑞がき山
 登山道はしゃくなげが満開で、まさにしゃくなげロードといった感じである。

しゃくなげが満開の登山道
 急登に喘ぎながらも、14時50分、ついに自分にとって本州、四国で10山目の日本百名山となる瑞牆山の山頂に立つが、帰りの時間も気になり、15時3分に下山を開始し、富士見平を経て、16時25分にバス停のある「瑞牆山荘」に着く。

 バスの最終は16時45分であり、なんとか間に合った。

 アップダウンを繰り返した、実質8時間半にも及ぶ山行となったが気分は最高であった。

 バス停には、普段着でサンダル履きの男性が一人いて、話しをしてみると、川崎からマイカーで来たが、トランクにキーを入れて閉めてしまい、JAFも呼んだが対応できず、川崎まで電車でもどり、翌日に車を取りに来るとのことでなんとも気の毒な人であった。瑞がき山頂

 東京にいる間(02年4月4日〜6月14日)にせいぜい5つも登れたらいいと考えていたが、10山も登ることができた。


      
 








赤岳      御岳山