石川県石川郡白峰村  2003年8月4日 晴

ようやくの梅雨明け。長梅雨のお陰で、山登りの虫がムズムズ。月曜日が休みになったのだが、一緒に山へ行ける人も見込めないので、一人で夏を感じられる山として、白山・大汝峰へ行くことにしました。展望歩道も行ったことないし、お花畑もきれいかな?なんて夢は広がるばかり。でも行程表を作ってみると、砂防新道の一部は工事中だというし、朝5時出発でも、夕方6時頃の下山になってしまう。あ〜どうしよう。

黒ボコ岩
▲水屋尻雪渓と緑のコントラストが美しい弥陀ヶ原
▲黒ボコ岩まであと一歩(十二曲がり)

別当出合 ■あわただしい出発
昨夜結局寝るのが遅くなり、起床は朝3時。慌てて準備をし、ローソンで食料を調達の後、4時15分に武生出発。ヤバイ!!このままで行くと予定が…。思わず武生ICから福井北ICまで高速に乗る。空が徐々に白み始め、いっそうあせりが…。5時50分、別当出合に到着。6時10分、別当出合を出発。久し振りの登山なので、ペースをいつもよりも落として慎重にスタート。山麓の緑が爽やかで、大きく伸びをして深呼吸。まさに森林浴。途中、カップルや若者がどんどん飛ばして抜いていくが、気にしない。今日は砂防新道から室堂、御前峰、お池めぐり経由で大汝峰登頂。帰りは展望歩道経由で帰る予定。
中飯場 ■遭難者発生!!の危機
6時44分中飯場到着。赤兎山や大長山が望めるが、少し雲がかかっている。一方、砂防ダムは、昨年よりもより一層完成度を増しているようだ。 休憩中、先に休憩を終えた若者が出かけたが、砂防ダムに向かって歩き出した。新しい道ができたのかな?なんて呑気に考えていたら、年配の方が若者に向かって大声で注意を促したので、若者は戻ってきた。あやうく、行方不明者を出す?ところだった。 5分の休憩の後、出発。途中林道との交差地点にトンネルが出来ていた。ダンプとぶつからないようにということだろうが、とっても無駄なものを作るって感じ。これもまた税金の無駄遣いなんだなと思う。
■別当覗き〜甚之助避難小屋(1970m)
7時24分 別当覗き到着。観光新道がよく見える。雪渓が見えるか期待していたが、全くなく、期待はずれ。このあたりまで来ると、空気も爽やかになり、朝の木漏れ日が気持ちいい。 8時00分。甚之助小屋到着。既に小屋の前には、二十数人の人が休憩して満員状態。平日だというのに…。ここまで登ってきただけで、もう既に汗でびっしょり。ズボンの中も滴り落ちるくらいの汗が流れている。うぇ〜、気持ち悪〜い。甚之助小屋からも、別山がよく見える。ここからの眺めでも、登ってみたいと思わせる。 休憩中の人が、ここからの登りがきついんだ。と同行者に説明していた。そう、その通りと思いながら、自分も気を引き締めて、8時15分 甚之助避難小屋出発。
■十二曲がり〜黒ボコ岩〜弥陀ヶ原〜室堂
(画像が変化します。)
南竜分岐までの登りもきついから、バテないように注意しながら、ゆっくりと登る。 南竜分岐はそのまま通り過ぎ、十二曲がりに挑む。途中ご夫妻で登っている方と抜きつ抜かれつしながら、歩みを進める。十二曲がりでは、お花が満開。黄色や紫・青の花が咲き乱れている。つらい登りもこれで少しは解消される。 延命水で一服。ホントに命が延びる。黒ボコ岩を抜け、9時30分、弥陀ヶ原に到着。水屋尻雪渓を初めて見た。緑と雪渓の白が映えて、なかなかのものだ。でもその先には、またまた室堂までのつらい登りが待っている。意を決して、室堂へ向かう。 9時55分室堂に到着。ここまで3時間45分。少しバテ気味だったので、おにぎりを食べ、休憩する。少し汗が引くと、やっぱりTシャツ1枚は寒い。うかつにも長袖を忘れてしまった。少し寒くなってきたので、ラーメンも作ろうかと思っていたら、御前峰にガスがかかり始めた。そそくさと片付け、御前峰に向かう。
■室堂〜千蛇ヶ池〜大汝峰(画像が変化します)
歩いて3分のところに、大汝峰への分岐道があったので、ガスがかかってきた御前峰はあきらめ、今回の主目的の一つ、大汝峰登頂を目指すことにした。一旦分岐道に入ると人気もなく、とっても静か。周りに咲き乱れる花を見ながら、のんびりと進む。 千蛇ヶ池の雪渓を横切り、岩間道への分岐へ。目の前に大汝峰がそびえる。近づくにつれ、数人の人が登っている様子が伺えた。

■大汝峰山頂へ(画像が変化します)
11時10分、登山道入口に到着。所々登山道がハッキリしていないが、マーキングしてあるので、それを頼りに進む。何ヶ所か両手を使って登るところもある。登りが終わると、尾根伝いに山頂を目指す。約 30分で山頂に到着。かなり広い。 ガスがかかってしまったので、小松方面は全く見えないが、ヒルバオ雪渓がよく見える。デカイ。ゴマ平小屋へはこの雪渓を横切ることになるようだ。山頂には、立派な社もある。無事に登山できたことのお礼と安全な下山を祈願した。ガスが濃くなってきたので、山頂には5分ほどいて、すぐに下山開始。晴れていたら、翠ヶ池と御前峰、剣ヶ峰が望め、すばらしい眺めだと思われた。12時00分大汝峰、下山。

■足がつっちゃった!! 下山編
大汝峰から来た道を戻り、室堂へ。靴を脱いでリラックスしようと思ったら、あれ、ふくらはぎとももがつった。それも両足。まっ、マズイ。まだ帰りがあるのに。それに山岳保険にも入っていないしな〜。一抹の不安を感じながらも、さぁて、今日の第一の目的は達成したので、ラーメンでも食べましょうか。ありゃ、ガスの火がつかない。そうだ、たばこを止めたので、案の定ライターを忘れた。前にいらしたご婦人にマッチをいただく。ありがとうございました。それに、ラーメンのお湯が沸き始めたら、ポツリポツリと雨が…。こりゃまたまた困ったな。早速撤収。室堂小屋に入り、改めてラーメンを作る。これがまた開いている場所がトイレの前しかない。まぁいいか。冷凍キャベツを入れ、おいしくいただく。小屋でもビールやホットコーヒーが売られている。 食べ終わる頃でもまだポツリポツリ降っていたのとガスで周りが見えなくなってきたので、展望歩道はあきらめ、砂防新道で帰ることに。帰りはいつものようにぶっ飛ばし、1時間で甚之助小屋へ。冷たい水を飲み、顔を洗って、一路別当出合へ。下へ行くほど、雨はやんでいた。15時00分、別当出合に無事到着。車を飛ばし、白峰村の「天望の湯」温泉へ。ヒノキ風呂で、ツルツルのお湯。泉質がいいみたいだ。のんびりと汗を流し、帰路に着いた。    

ワンポイントアドバイス

<参考コースタイム>
■大汝峰
武生発(1時間35分)別当出合(34分)中飯場(40分)別当覗(35分)甚之助小屋(1時間15分)
弥陀ヶ原(25分)室堂(1時間15分)大汝峰(3時間)別当出合

行程時間 9時間

◆登山形式:単独(1人)

<見所>
御前峰とは違い、静かな登山ができる。ヒルバオ雪渓はダイナミック。


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