恒例の沢登りである。7月の梅雨明け前に一度企画していたのだが、天候が懸念されたため、K川への釣行に化けてしまった。
そしていよいよ実行の日。東京を12日の午後7時ころに出発し、K氏、三平隊長のお宅を順々に回り、一路関越を北へ。奥只見シルバーラインを経由して現地に到着したのは2時ころである。
自転車を平ヶ岳登山口へデポして恋ノ岐橋へ。橋のたもとに車を停車させ、2時間ほど爆睡。
0500行動開始〜清水沢出合0800〜恋ノ岐大滝0810〜三角沢出合通過1140〜オホコ沢出合1400頃
4時30分頃からいそいそと準備をし、地図にある巻き道は使い物になりそうもないため、すぐ川に降りる。川は少し増水しており、最初の1時間ばかりは結構苦戦する。、

しかし、徐々に遡行しやすくなる。適当に休憩を入れながら進んでいく。特に難しいところのない遡行だ。

恋ノ岐大滝
清水沢出合にはなかなか良好なテン場がある。清水沢を越えると淵を通るたびにイワナが走るようになり、気分もウキウキである。
清水沢と三角沢の中間点付近
三角沢を過ぎてあと一息というところで、疲れも出ているころ、いかにも釣れそうな淵があったため、釣りを始める。しかし、別の遡行者が追いついてきて、さらに2組遡行しているとの情報を得る。慌てて釣りを止めてオホコ沢出合へ向けて急ぐ。
何故かあっという間にテン場へ到着。下がややぬかるんでいるが、ナイスなテン場だ。先人の残したブルーシートをテントのグラウンドシート代わりに敷く。さらに三平隊長が持ち込んだブルーシートをタ―プのようにすれば、素敵なキャンプサイトみたいじゃないの!!

パスタを食べた後、隊長の着火剤でちょっと無理やりな焚き火まで起こすことができた。就寝は8時頃だったろうか。

オホコ沢出合発0730〜0910台倉清水〜1100頃下台倉山〜1320平ヶ岳登山口
出合のテン場で、昨日の先行者から、新潟地方大雨洪水警報の情報を得たため、釣りをせずに稜線へ向かうこととする。

急な渓を一気に高度をかせいでいく。最後は葛根田や大深沢の源頭を思い起こさせるようなササやぶの中のチャラ瀬になっていく。
源頭ではやはりGPSが役に立つ。台倉清水につきあげる枯れ沢を詰めていくと「こっちですよ〜」の声。見ると、昨日、我々が着いた後にテン場に到着した栃木の単独行の人だ。本来の水場(明瞭な踏み跡あり)は沢をもうちょっと進んだ場所らしいが、今はほとんど枯れているとのこと。

台倉清水からは切り立った稜線をしばらく進み、下台倉山からは、ストーンと急降下。歩きにくく、その急勾配は足がガクガクしてくるほどだ。

くたくたになりながら、なんとか平ヶ岳登山口に到着。自転車の鍵を車に置き忘れたため、鍵を壊さなければならず、K氏が100円均一で買ったペンチが無ければ大ピンチであったのは秘密である。しかし、登山口で再び一緒になった人々が何かと助けてくれたのは、ずいぶん気持の良い経験であった。

帰京した後、筆者も100円均一ショップでペンチを買ったのもナイショである。
地図を次に示そう。青旗は基本的に休憩したポイント、赤線はルートの概略である。
