Fishing at Owens River in 1999 1999年8月19日
前日までのヨセミテでの山登りを終えた後、そのままタイオガパスを抜け、東へと足を伸ばした。マンモスマウンテンに一泊してもう少し釣りをするためである。 Tuolumne Meadowsから120号を東へ向かうと、すぐに大峡谷に辛うじて道を刻んだような感じになってくる。道自体は問題ないのだが、高所恐怖症の人には怖いところである。さらに走るとモノレークに突き当たる。平べったくてだだっ広く、真中に平たい島が浮いている砂漠の真中の湖であり、既に異星にいるような感じである。
さて、ここからUS395を南下する。西部劇に出てきそうな乾いた砂漠を左に、シエラの山々を右に見ながらしばらく進むとマンモスに着く。冬はスキーリゾートであるが、この時期は高原チックなムードである。リフトを利用したMTBのダウンヒル等が楽しめるようだ。 スイス・インという名のモーテルにチェックインした後、Hot Creekへ出撃した。乾いた草原の真中のスプリングクリークである。キャッチアンドリリースオンリーであり、釣りができる区間が短いのだが、大きな魚がいることはいる。というか40〜50センチ級の相当大きなレインボーである。ただし、全く食い気を示さない。

そこで、オーエンスリバーへ移動する。オーエンスリバーも上流域は私有地を流れ、フィッシングハットなどが営業しており、一般人は釣りができないが、そこから下ったクロウリーレークの上部は公有地であるためキャンプ場などがあり、また一般人の釣りも可能である。このオーエンスリバーは、春と秋に湖に住む大きく育ったレインボー、ブラウンが産卵のために遡上する際の通過経路にあたっており、このような川でもシーズンによってはかなりの大物が狙えるというようなことが雑誌か何かに書いてあった。 川のこの区間は、乾いた牧草地の中をうねうねと流れており、普段釣りをしている渓流とは全く異なる趣がある。ライズの数はすさまじく、息もつけないほどだが、警戒心も強く、近づくと急に水面が静まってしまう。10センチ程度の小魚に混じり、一匹だけ少し大きめのレインボーを釣り上げた。不思議と色が薄いがとてもきれいな一匹であった。

翌日は、早起きしてサン・ホアキンリバーの上流部に出かけてみた。8時半以前でないと自家用車での進入ができないという場所である。ここにはデビルズポストパイルという奇岩があり、ここに観光客が詰め掛けるからである。この岩は火山活動かなんかで押し出された岩が褶曲し、このような奇妙な形になったらしい(間違っているかも知れませんので、専門家の方は訂正してください)。肝心の釣りは、渓相は良かったが全く駄目であり、虚しくこのエリアを後にした。

(文責:山岳部)