2001年7月22日(3日目)

山上の朝食   狐穴小屋〜日暮沢小屋

 いよいよ今日が最終日。小屋から外に出ると、青空が広がっていた。さっそく朝食の準備に取りかかる。朝日に染まっていく以東岳をのんびり眺めつつコーヒーをすする。

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「山上の朝食」
Photo:清水和彦

「朝日に染まる以東岳」
Photo:清水和彦

以東岳を眺めつつ朝食

朝日に染まる以東岳

 6時15分に狐穴小屋を出発。荷物が減って軽くなったこともあり、足取りが軽い。
 昨日通ってきた道を竜門小屋まで戻る。寒江山付近のお花畑が朝日に映えて美しい。相模山をバックにシャッターを切る。

「相模山とお花畑」
Photo:清水和彦

相模山とお花畑

 竜門小屋に9時頃到着。今日はすれ違う人が少ない。おいしい水を飲みながら一休みする。
 竜門小屋から竜門山へ登る途中に日暮沢方面への分岐がある。ここで左手に折れて主稜線とお別れ。もう目にすることのない西側の山々を目に焼きつけておく。

 ここから先は下りが続く。暑さで汗がにじむ。ユウフン山、清太岩山のピークで足を休める。清太岩山から先は樹林帯に入るので、主稜線を眺められるのはこれが最後である。雄大な尾根の重なりに別れを惜しみつつ山を下る。

「清太岩山からの寒江山」
Photo:清水和彦

 朝日連峰はアクセスが悪いこともあり、南の飯豊連峰に比べると人が少ない。それだけにじっくりと山の深さを味わえる場所といえる。さらに水がおいしいことも魅力である。

 いつまでも静かな雰囲気を残しておいてもらいたいと祈りつつ日暮沢小屋をあとにした。


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清太岩山からの寒江山




 清太岩山から先は一気に800の下り。急な坂道なので疲れた足に負担がかかる。清太岩山と日暮沢小屋の中間点にある水場で昼食を取ろうとしたが、水場が枯れていたために断念する。あとはただひたすら下るのみ。ところが最後の下り坂がかなり急なので、なかなか先に進まない。疲れがピークに達し、足がよろめく。坂道は一向に終わる気配がない。
 
 太くて見事なブナ大木の間を抜けて、12時20分にようやく日暮沢小屋にたどり着いた。昼ご飯を食べながら足を休める。ザックが重くてたいへんだったが、苦しさを忘れさせるのに十分な景色であった。


「日暮沢小屋への山道」
Photo:藤田雄一郎