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両神山【今は歩けない白井差から登る】

 さて、両神山である。
 最近、この山は国立公園法のあり方について論議をかもし出している。美しい自然を見たいという思いと図らずもがな見に行くことが自然破壊の一歩になっているという事実は、避けては通れない難問であると同時に、メビウスの輪のように、あっちをたてればこっちが立たずといった堂堂巡りで結論がでない問題でもあると思う。
 幸運にもこの年はそんな問題も起きておらず、白井差から大峠周りの周遊コースをたどることができた。

←白井差から山頂方面
 (ガスに隠れている)

コース:白井差〜大峠〜両神山頂〜一位ガタワ〜白井差
体力度:☆
技術度:☆
満足度:☆☆

↑下小屋沢の流れ
 大峠までの道はこ
 んなにも明るい。

↑大峠までの道で見つけたニリンソウの群落。あちこちに散在し、本当に見事であった。

 この年に西白河郡矢吹町に転勤となり、交通の便が格段に良くなった。そこで、秩父方面に目をつけたというわけである。春の両神山はアカヤシオツツジとニリンソウの群落で有名である。欲張りにも両方をフィルムに収めようと出かけた。
 当日、着いて分かったのだが、この日は、両神山の山開きだったらしい。「村民登山」ということで、大勢の人が山頂を目指していた。ところが、大峠方面は誰も足を向けない。往復コースが一般的らしい。おかげで白井差〜大峠、稜線〜山頂ではほとんど人に会わなかった。「なんだ、山開きといってもたいしたことないな」と思いなが山頂に近づいていくと、さにあらず。山頂は大混雑。標識のある頂上までは順番待ちとなった。
 また、この日は春霞で山頂付近は朝からずーっとガスに巻かれ、眺望もぼんやり。展望はほとんど望めない状態だった。アカヤシオの方もちょっと早かったらしく、ぽつらぽつらとしか見ることができなかった。

 それでも、山頂を一位ガタワ方面に下り始めると岩場も出現し、全体的に秩父の山らしい雰囲気を味わうことができた。また、今は歩けない登山道を歩けたことは、貴重な体験となったと思っている。

←両神登山道の新緑

今は見れない「昇竜の滝」→

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