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霧島の花々
(2004年7月1日 更新)

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 梅雨空のもと、林の中でも草原でも 
可憐な花が顔を覗かせくれています


    

つちあけび
ラン科の野草で腐生植物です。
根にキノコの「ナラタケ」の菌糸を取り込み、ナラタケと共生しています。
霧島では鹿児島県側では見られず、宮崎県側の数箇所で自生が確認されています。 
花は地味なのであまり目立ちませんが、秋に成る実は赤く熟し、またその形状が独特な形をしていますので目立つようになります。
このアケビの実のような形の実の様子から命名されています。

やまあじさい
梅雨に一番映える花がアジサイです。
うっとしい雨空をはねかえすように爽やかな風情を醸し出しています。
この時期、テレビや紙上では華やかな花アジサイの情報が流されていますが、山地ではこのヤマアジサイが顔を覗かせています。
大輪のアジサイのような派手さはありませんが、深い林の中で涼しげに咲いている姿には清楚さを感じさせるものがあります。



てりはあかしょうま
ユキノシタ科の多年草です。
霧島全山で多く見られますが、鹿児島県ではここ霧島だけに分布しています。
これによく似た野草に「ヤマブキショウマ」がありますが、これは高所に多くバラ科に野草です。
名前の由来は、ショウマ(キンポウゲ科)という野草の葉に似た葉を着け、根茎が赤っぽいのでアカショウマ。さらに葉に光沢があるのでテリハ(照葉)
が冠されたようです。


きりしまぐみ
霧島連山の山麓でよく見られるグミです。
別名の「クマヤマグミ」は愛媛県の久万山で発見されたことから名前が付けられました。
登山道の脇などでも見られ、赤く熟した大粒の実は果肉が厚く甘いので登山者の喉を潤すのには最適です。
霧島ではこのグミの他に、秋に実が熟す「アキグミ」も多く自生していますが、こちらは実の渋味が強く食べるのには適していません。





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