というわけで韓国遠征合宿ですが、様々な理由が重なり、なんと写真が1枚も残っておりません。
概要 : 昔から交流のある、ソウルの『慶煕(キョンヒ)大学』山岳部との合同合宿。
インスボンロッククライミング。
向こうの学生とは英語で会話。着いたその日にバスで移動、山に入り、1週間山で過ごす。
慶煕の山岳部は上下関係が厳しく、俺達や向こうの上級生が朝起きると、もう下級生の作った
朝食が並べられていた。皿洗いを手伝う。
山のメシ : キムチ数種類。朝からちゃんとした料理。外で車座になって食べる。かなりおいしい。
いまでも美味そうなキムチの香を嗅ぐと、ソウルの山の朝食会を思い出す。
岩 : ツルツル。部員も、向こうとこっちとLEVELが全然違う。ほとんど引っ張りあげてもらったようなもんだ。
途中、軍事演習の大砲の音が聞こえた。韓国は徴兵制度があり、慶煕の部員も経験者かこれから行く
者のどちらか。そのせいか、我々よりかなり大人っぽく感じた。
夜 : 毎晩、飲めや歌えやの大宴会。酒の飲めない私もかなり飲んで毎晩壊れていた。とくに最後の夜は
すごかった。本当に気のいい青年ばかりで、みんなすごく仲良くなった。ユンさん、リーさん、キムさん、
チョウさん・・・みんな元気だろうか。1年生部員のアンさんとキムさん、めっちゃ美人だったし。
恋におちるところだった。
観光 : 山から降りてきた日に、ユンさんらにソウルの焼肉屋でご馳走になる。。もちろん観光的に有名な
ところではなく、家族連れとかがいるような町中のコギレイなとこ。広いじゅうたんが敷いてあって、
長机が置いてあって、そこにみんなあがりこむ感じ。地区の集会場みたいな感じ(?)。そんで机に
コンロが置いてある。肉は豚オンリー。あとライス。みそとか調味料と葉っぱにまいて食べる。ハマッた。
そのあとだったか、慶煕の学生の溜まり場らしき、喫茶店(ハードロックカフェのようなオシャレなとこ)へ。
そこでアンさんとキムさん(1年生の金さんね)のとなりというこれ以上ないベストポジション。会話が弾む。
とりあえず2人は私の妹になってくれるということになったと思う。
その晩は慶煕の部室に泊まる。2段ベッドがあって、部室の廊下挟んだ戸を空けると屋上。そこでまた
宴会、大概の人はその屋上で寝た。
次の日は同行(?)のOB会長と市内観光。地下鉄に乗り、『又来屋』というかなり高級そうな焼肉屋で
めっちゃ甘くておいしい骨付きカルビ、冷麺など、たらふくご馳走になる。
その夜は飲み屋(村さ来や八剣伝みたいなとこ)でむこうのオエライサン(王さん?とか)も交えての
飲み会。韓国料理を山ほど食べて腹がはちきれそうになる。
まとめ : 慶煕の学生とは本当に仲良くなった。それがイチバンの思い出。明らかに格下で足を引っ張っている
私達に、心から親切に接してくれた。心から歓迎してくれていた。彼らのおかげで、行く前は正直憂鬱
だった合同合宿が、これ以上ない楽しいものとなった。
リーさんに『お金払うからX JAPANのvideoを送って欲しい』と頼まれた。たしか韓国では日本のCD
とかの発売は禁じられてるんだっけか。『OK,I’llPresentForYou!』と勢いで言ってしまった。帰国後、
買ってダビングした(そのまま送ると税関で没収されるとかいう話しを聞いた)videoをお礼の手紙に同封
した。
あと、メシが最高。やはりアジアのメシのLEVELは高い。
韓国から写真を送ってもらったが、先輩が持って帰ったきりだとおもうのだが、本人は『返した』って
言っており真相は闇の中。私はカメラを持っていかなかった。他の部員はフィルムがX線でダメになった
らしい。あと、何日目だったか、クライミングを終えてテントに戻ってくると、テント内で荷物グチャグチャ
に山積みにされていた。空き巣だ。ユンさんのザックや、我々のマットやラジオ、たしか誰かの使い捨て
カメラもなくなっていた。そんなこんなで、写真は一枚も私の手元にはないのである。
靖国とか歴史教科書とか、ゴチャゴチャやっとるけど、結果的にこのような素晴らしい異文化交流の場
がいくつも失われたことは、本当に残念だと思う。