2002/4/27〜28
メンバー 田中、入江
当初の予定は、丹波川流域の小室川谷であったが、ゴールデンウィークの影響で、渋滞しており出発が遅れたので、急きょ日原川の日陰谷に場所を変更した。
あしぐろ山渓会のメンバーの一人、小野寺君が四月から小笠原に転勤になってしまったため、しばらくは、二人の活動が続くだろう。残念だがしかたがない。
日原林道を終点まで車で行き、身支度をし、出発する。 以前に来た時は、長沢谷に降りる道が左岸にあったが、その道が崩壊しており、かなり危険な状態だった。 初心者がいる場合ザイルが必要だろう。
なんとか長沢谷に降り、遡行開始。 開始早々深い釜があり、右岸を巻いたが、巻き道が崩壊していた。しかたなく、藪を漕ぎさらに高巻くが、この高巻きがしょっぱく懸垂の連続だった。短いザイルしか持ってなかったので難儀した。 しばらく遡行すると開けた場所に出た。
日陰谷の出合だ。ここで休憩を兼ねてお昼にする。今日は一泊の予定なので時間はたっぷりある。天気も良くなり、岩魚も釣れて気分最高。
日陰谷に入ると、しばらくは平凡な感じで、やがて四mの滝、次に深い淵があり胸まで漬かれば通過出来そうだが、異常に水が冷たく、巻く事にした。左岸の岩を登ったが、このルートは、かなり危険でおすすめできない。夏なら泳いだ方が早いし安全だ。 しばらく行くとF1-10mの滝なかなか綺麗な滝だ。
この後もいくつかの小滝を越えて行く。そろそろテント場を探しながら行くと左岸に高台のいい場所を見つけた。まだ時間は、早いが今夜の天場はここに決めた。ツエルトを張り、流木を集める。夜は長いのでたっぷり集める。 火を熾しビールで乾杯、枝に岩魚を刺し、焼枯らしのように、じっくり焼く。
岩魚は、一人1匹が原則、それで充分だ。天然の魚を守るためにも、皆でルールを守りたい。 焦がさずにじっくり焼くと、頭から尻尾まで美味しく食べられる。捨てる所は無いのだ。内臓は中身を出してモツ焼に出来る。あーウマイ。
酔いが回る頃には漆黒の闇になり、時が止ったかのようだ。 田中さんと 小笠原に行った小野寺の事や、いままで行った、山や沢の話をする。 九時頃には、シュラフにもぐる。
夏用のペラペラシュラフなので寒くて寝付けない、浅い眠りのまま朝を迎えた。
寒くてなかなか起きられないが、小用がしたくて我慢できずに起きた。 湯を沸かし、まずコーヒーを入れ一服する。 だらだらと朝飯を食べ、ツエルトをかたずけて、出発。ここから稜線までは、二時間ぐらいあれば着くはずだ。 だんだん水量が少なくなり、あっさりと涸れた。小さな岩の下からコンコンと水が湧いている。ここが日陰谷の源頭だ。

水の涸れた沢は、がれ場となり、雪渓が出てきた。寒いはずだ。 その後も雪渓が続く、急斜面の雪渓歩きは、疲れる。時折空洞になっている所もあり、慎重に通過する。 最後の斜面の手前で左に入り、急斜面を詰めて行くと、芋ノ木ドッケの手前に出た。 帰りは大ダワ林道を下り、車に戻った。