なぜ人は学ばねばならないか
その1では、人として存在するために。その2では、ジョン・
レノンの「イマジン」を引き合いに出して、同じ過ちを繰り返さ
ないため、平和に誰もが過ごすために、そして他人に優しくある
ために『人は学ばねばならない』と述べたつもりである。
「無知」により人を傷つけることは、差別することは『罪である』
とさえ僕は思う。だから人は学ばなければならないと。
(LHRで生徒に作文を書かせたとき「将来生まれてくる自分の
子供に愛を教えるため。」と書いた子もいた。)
そして最後にもう一つ。人は、本能により「学びたい。知りた
い」と願うものであり、本能がそうさせるのであって、「学ばね
ばならない」理由はないというもの。
人は偉くなるために、または競争して他の人の上に行くために
学ぶわけではなく、資格を取るために学ぶのも、大学に行くため
に学ぶのも、就職を有利にするために学ぶわけでもない。
子供は、いつも僕に聞く。「それは何?どうして?」と。
僕が思うに、人は『知る喜び』を知っているから、『知りたい
と願う』から、それが『人の使命』だから学ぶのだと。
最後に「経済」などと同様にして、「教育や学問の世界」にまで
『競争原理』を導入しようとしている文部科学省、ならび教職員の
方々は、是非再考していただきたいと願う。