恵庭岳滝沢

2003年6月7日(土)


【地図】 恵庭岳2.5万図
【メンバー】 T平,N崎,Mナミ,T橋(真),K崎
【実際の行動】 0805 事務所―0930 滝沢林道入口 0950―1010 F1取り付き―1020 F1登攀開始―1330 F9上―1430 F9下発― 1530 林道入口下山

前日はM英さん・N子さんの結婚祝賀パーティーだったので、林道入口に9時集合とする。 5人だったため、「T平・Mナミ」「N崎・T橋・K崎」の2パーティーに分かれて出発。 2人パーティーで足が速いと思われるT平パーティーにはF1を巻いてF2から登ってもらう。

F1:N崎
「朝一に登って目を覚ましたい」というN崎さんの意向を尊重し、N崎さんリード。(・・・リードしたかったなぁ。) なんだかんだ言ってもさすがN崎さん。危な気なく登る。
登りはじめて3mくらいにのっぺりしていやらしい部分があるが、セカンドのT橋さんがそこで少しはまった。
去年の11月にアイゼンで来た時はどうしようもなく思えたが、素手・沢靴だとさほどでもない。 下部・中間部がフリクション系だが、上部はガバ系。 落ち口はややかぶっているが、ホールド・スタンスはあるのでなんも。 残置は豊富。ボルトが多い。終了点もボルト多数。落ち口まで35mくらい。

F2:K崎
左岸のバンド状から取り付いて、左岸を直登する。 以前は凍っていてホールドが悪かったが、今回は湿っている程度なのでだいぶマシ。 あまり良いピンはないが、探せば数はある。 ホールド・スタンスも探せばきちんとある。 湿っているのを含めてもW〜W+か。終了点はリングボルト。落ち口まで15mくらい。

F3・F4:ノンザイル
相変わらずどれがF3でどれがF4やら。 とにかく3〜4mの小滝が2〜3個出てくるが、どれもノンザイル。なんも。

F5:K崎
チョックストーンの滝。チョックストーンの右脇を登る。チョックストーン上までで7〜8m。 スラブ系だが、探せば細かいホールド・スタンスがある。 落ち口付近のリングボルトまでは伸びきったリングボルトときいているのかよくわからない残置スリング しかないので、落ちられない。 終了点は落ち口上の木に取ったが、落ち口からもう一段スラブを上がったところで終了した方が無難。

F6:N崎
山谷にも写真の出ている、一番快適な滝。一番滝らしい滝。 この滝あたりから雪がだいぶ残っていて、滝の下部は埋まっている。 右ルートもあるが水が流れていたので、今回は迷わず左ルート。 残置ピンは探せばある。上部の残置スリングのある辺りが若干難しい。 雪で埋まっていたので落ち口まで10mくらい。

F7:K崎
山谷にはA1すると書かれているが、残置が豊富なので、A0で登れる。 大丈夫そうなハーケンを選んで極力荷重をかけないように登る。 ギアは豊富だったので中間支点はたくさんとった。なんも。 雪で埋まっていたので落ち口まで10mくらい。

F8:K崎
ここも下部は埋まっている。落ち口まで6〜7m。 去年来た時は右に逃げてしまったところは、今回は直登。 その部分はフリクション系なので、やはりアイゼン・グローブだと少し厳しいかも。 ビレイ点は落ち口から少し先の木。

F9:K崎
ここでT平パーティーに追いつく。 幸いMナミさんは左ルートを登っていたので、セオリー通り右のバンド状から攻めることにする。 (だが上部で合流するので、落石などを考慮すると時間に余裕がある場合は同時に登るべきではない) バンドを左上ぎみにトラバースしてから、岩を抱きかかえるように乗っ越す部分が若干やらしい。 あとはなんも。落ち口まで20mくらい。左ルートだと下部はA0が入るのでもう少し難しいかも。

F9上でウドを採ってから懸垂。F9下で軽く昼飯を食べてから5人で4本のザイルを使ってどんどん懸垂して下る。
途中、F4の辺りで懸垂をしようとしてK崎が落ちた。直掛けしていた木が細すぎて撓んでしまい、ザイルが外れたのだ。 3〜4mの若干ねている滝だったので落ちる際の摩擦で制動をかけたのとうまく足から着地したためどこも怪我しなかったが、 下手な落ち方をしたら怪我をしていたかもしれない。救助訓練前に危うく本当の救助訓練になるところだった。 登攀中なのにザイルワークを人任せにしてしまったのが原因。 滝の登攀が終了したことで気が抜けていたのだろう。下山するまで気を抜くべきではなかった。
あとは無難に下って下山。

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下山してみると、GWにお世話になったK原さんが赤岩で倒れたとの連絡が入った。 心配ではあるが、レスキュー隊が駆けつけているとのことなのでそちらに任せることにする。 次の日も滝沢で救助訓練なので、漁川の入渓付近の広場でテント泊。 夜は意外と冷え込んだが、久しぶりの焚き火が暖かかった。

記:2003年6月9日(月)


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