パンケ目国内川(!!)〜目国内岳〜新見峠
2003年6月27日(金)〜28日(土)

【地図】 雷電山, チセヌプリ 2.5万図
【メンバー】 L:K崎(HUSV OB, 中央労山)
SL:T戸岡(AACH OB)
M:U住(札幌医大山岳部, 中央労山), S田(札幌医大山岳部, 中央労山), H田(札幌医大山岳部)
【予定の行動】 【6/27】19:00 札幌発−21:00 新見峠C0
【6/28】03:30 起床 04:15−05:00 車止め 05:30−12:00 F12下−13:00 沼−15:30 新見峠下山
【実際の行動】 【6/27】19:00 札幌発−21:40(22:30) 新見峠C0
【6/28】04:00 起床−06:00 車止め発−08:15 F5下 08:30−11:40 F12下 12:00−13:30 F12上−14:40 沼 15:00
−15:40 目国内岳 15:50−16:55 新見峠下山

パンケ目国内川に行く誰かのためになればと思い、行動時間のみだがアップ。
詳細を書く時間が無いので(それに忘却の彼方・・・)、当時のMEMOとC労山MLより抜粋。
見苦しい点もあるけれど、それには目を瞑ってください。。。

【C労山MLより】
久々に学生団体のノリで登れたのも、他団体の人と登れたのも新鮮でした。
天候にも恵まれ、メンツにも恵まれ、とても楽しい山行でした。(でもC0で飲み過ぎて睡眠時間2時間半くらい、翌朝に酔いが抜けてない者アリ)
遡行中、行きの車の中で聴いたJUDY AND MARYの曲がずっと頭の中で流れていて、そしてそれが天気の良さとマッチして、すごく幸せな気分でした。
歩きながら、ビレイをしながら、鼻歌を唄ってました。(今も聴いてる)
天気が良い日の沢は最高ですね。

パンケ目国内川は遡行していくと沼に出るので、ブッシュ漕ぎが全くありません。ブッシュ漕ぎ嫌いの人(僕も!)に最適です。
天気が良ければ源頭の沼の景色はとても綺麗ですよ。一見の価値あり!

/********** 以下、パンケ情報 **********/
・入渓点について
パンケ目国内川の左岸の林道を車で入ると、分かれ道が出てきます。
左に下りるとすぐ沢に出ますが、これは地形図上の道の終点よりだいぶ手前になります。
今回は右の道の通行止めの標識を引っこ抜いて(手で簡単に抜ける)そちらを詰めました。(あまり良くないかも)
そうすると道はいくらか荒れていますが、だいぶ奥まで入ることができます。 時間にして1〜1.5時間は違うと思います。
ただし、こちらの車止めから沢に降りるのは若干の急斜面になるので、大事を取って今回は懸垂下降で沢に降りました。
引き返してきて登る分にはなんとかなると思います。
入渓してからしばらくは延々と堰堤が出てきますが、いずれも簡単に巻けます。

・滝について
c550の二股までは小函と小滝が出てくるくらい。
函は右岸巻き、小滝は右岸直登。
記録ではc550から出てくる滝に一々番号がふってありますが、F5〜7、F12以外の滝は小さすぎてどれがどれだかよくわかりませんでした。登ったり小さく巻いたり。
難しい滝登りはF5の2段目(山谷のカラーページの滝)ぐらい。

F5:(4m・6m・7m)
1段目はなんも。右岸直登。
2段目の落ち口のトラバースが難し目ですが、一応落ち口には銀色のグニャっと曲がった(!)ハーケンがあります。
怖かったら、必要に応じてハーケンを打ち足せばいいかと思います。僕も1本打ち足しました(回収済み)。
上では右岸の巨岩にテープスリングを巻いてビレイ点にしました。(もしくは左岸の少し上にある木がビレイ点になりそうです)
3段目も左岸の左上バンドを使えば登れるらしいですが、時間が無いので右岸高巻きしました。
ロープ無しでも行けそうですが、不安があるなら出した方がいい、という感じ。

F6:(3m・7m)
1段目はなんも。
2段目は右岸を巻いて、懸垂下降で沢に降りました。探せば残置のスリングがあります。
時間があれば直登してもいいでしょう。

F7:(12m)
右岸の大崩落により右岸が埋まってしまい、楽に通過できました。
以前は左岸をロープを出して直登していたようです。

F12:(20m・6m・6m)
1段目はおそらく人類には直登不可能なハングの滝で、巻くしかありません(登ったら初登間違いなし!)。
セオリーは左岸の微妙な土とガレを少し登ってから草付きを詰めるルート。草付き部分には踏み跡もあります。
去年の大森さん達はもう少し滝寄りの岩っぽいところを登ったらしいです。
去年も今年も登った島田君に聞いた感じでは、どちらも同程度の難しさのようです。
今回のルートは土の斜面の辺りの木にスリングを残置してしまったので、それが目印になるかもしれません。
15mも登ると竹やブッシュが出てくるので、後はF12の3段目の上まで一気に巻けます。
2段目上で沢に降りて、3段目を右岸巻きする人もいるようです。

・雪渓について
F12以降でところどころ残っていました。
今回は雪渓の上に乗って歩けそうなところを選んで歩きましたが、
けっこう薄い部分もあったので、来週辺りはもう少し面倒くさいかもしれません。
雪渓の高さ自体は1m程なので、踏み抜いたところで大怪我はしないでしょうけど。

【MEMOより】
パンケ目国内川に行ってきた。
C0で飲みすぎて睡眠時間が2時間半しかなかったとか、 滝登りでの意思疎通のミスとか色々イマイチな点はあったものの、 山行としては間違いなく今季で最高だった。僕の中では。

C0での飲みも楽しかった。沢も難し過ぎずかと言って簡単過ぎず適度。天気もなかなか良かった。 そして何と言っても、久々の学生パーティーで学生山岳団体っぽいノリが楽しかった。 F12を越えて沢様が開けて穏やかになり、日が射し、空には晴天の青と雲の白のコントラスト。 ああ、この瞬間のために山をやってるんだよな。心の底から思う。小確幸。

今回リーダーで沢に行ってみて、改めて思った。 どんな難しい物事であってもそれが人の後にくっついて行っただけであれば、 それは簡単な物事で先陣を切って歩くことに如かない。

自分で何かを考えられない人、自分で何かを切り開けない人にはなりたくないと思った。 それしかできない人、そうしていることにすら気付かない人は、それに甘んじていればいい。 世の中にそれで何とかなる物事が一体どれほどあるのかは知らないけれど。

記:2003年10月24日(金)


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