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| 化物岩・八手岩・正面壁を望む 2003年11月24日 |
| 【地図】 | |
| 十勝岳 2.5万図 | |
| 【メンバー】 | |
| CL | S藤(園) |
| SL | S藤(洋) |
| M | S藤(信), H田(良), Y形, G藤, S田(パ), S田(マ), K崎, T戸岡 |
| 【予定の行動】 | |
| 11/22(土) | 札幌―凌雲閣駐車場C0 |
| 11/23(日) | C0―旧噴火口BC←→上ホロ正面壁左クーロアール |
| 11/24(月) | BC←→化物岩のどっか―凌雲閣駐車場下山 |
| 【実際の行動】 | |
| 11/22 | 札幌 20:00―23:30 凌雲閣駐車場C0―25:30 就寝 |
| 11/23 | 04:30 起床―06:45 C0発―07:30 旧噴火口BC 09:00―化物岩右ルート―12:30 3ピッチ目終了―13:30 BC |
| 11/24 | 04:30 起床―C2 06:30―12:30 3ピッチ目終了点―BC―凌雲閣駐車場下山 |
| 【装備】 | |
| 共装 | . |
| 個装 | . |
旧噴まではスキーを使える程度に雪があるが、夏道がどこかはハッキリわかる感じ。石もところどころ出ていて、帰りにスキーでは下りたくない部分も。
うちらより先に出たパーティーがあるのでそのトレースをゴチして楽して旧噴まで。
旧噴に着くと、氷雪入門パーティーも悪天のせいかグズグズしていた。
旧噴は地熱とゴロゴロ転がっている岩のせいで、あまり快適な天場はない。入門パーティーのテントの合間を縫って張る。
今日は正面壁に行く予定だったが、あの辺は地形がわかりづらいらしく、視界が無い時は行ったことのある案内者がいた方が確実らしい。
だが悪天のため、案内役を引き受けてくれたK2訓練隊も正面壁を諦めるとのこと。
K2隊が行けないのにうちらが行けるはずもなく、明日の好転に懸けて今日は化物岩でお茶を濁すことにする。
パーティー割は次の通り。
| SS隊員・S田(パ)・S田(マ) | 北西稜 |
| S藤(洋)・H田(良)・G藤 | 化物岩 左ルート |
| Y形・K崎 | 化物岩 右ルート |
2pitch(30m, U)K崎
なんも。最初は雪ところにより草付き岩の斜面なのでアックスを打ち込むことも(この辺はピッチの切り方によると思います)。
雪田に出てからはスタスタ。中間支点は取れない。
上でのビレイ点は、探せば凹角の向かって右に残置ハーケンとスリングのそこそこしっかりしたのがある。
今回僕はそれを見つけられず、凹角の向かって左にアングルハーケンを打った。回収不可能になったので残置。
凹角に向かって左ののっぺりしたスラブのクラックに残置ハーケンが1本あり、その下に今回誰かが軟鉄ハーケンを打ったので、そこでもビレイ可能。
3pitch(45m, V+)Y形
化物岩の核心を挙げるとすればこのピッチ。
残置ハーケンの多い浅い凹角を15mほど登ると薄かぶりの壁に遮られる。
そこから右に2mほどまわりこんで、傾斜のある草付き雪壁を20mほど登ると傾斜が落ちてロープいっぱいとなる。
薄かぶりの壁までは6本くらい支点が取れるが、そこからは残置はない。
草付き雪壁は、去年はもっと真っ白だった気がするが、今年は岩が出ていたりして草付きダブルアックス。
途中に出ている岩にキャメロットの#1がきめられたようだ。
僕はセカンドでおいしくいただきました。後から鬼のようなスピードで追いつけ・追い越せとばかりの勢いで登ってくるアスカさんのプレッシャーを除けば。
帰りは少しD尾根方向に登ってからトラバース気味にD尾根に乗る。D尾根上は雪少な杉で這松が出ていてズボズボ。
むしろ這松の上を歩く、ぐらいの感じ。とてもスノーモバイラーのことを批難できない。
D尾根を少し下ってから、化物岩を巻くように下っているトレースを発見したので、それをゴッツァンする。
多少木がウザッタイところもあったが、もっと下ってから戻るよりはこれが楽なのかな。
テントに戻ると、入門からの転向のnaokiss君と、北西稜を登っているはずのSS隊員パーティーがいる。
アレ!? (゚∀゚)
どうやら視界が無かったため、アプローチ敗退したそうですよ。人のせいにしてはいけませんよ(・∀・)ニヤニヤ
テントに入ってS藤(洋)パーティーを待つも、一向に帰ってこない。
みんな、「心配だ心配だ」と言いながらお酒DE乾杯。ワッショイ。僕は類稀な鋼の自制心で焼酎一口しか飲みませんでした!(同罪)
結局すっかり日が暮れた18時前頃にやっと帰ってくる。なんだか去年と同じパターンだ。
どうやら、途中から懸垂下降1ピッチで降りようとしたもののロープの長さが1mくらい足りず、
少し飛び降りる形で取り付きに降りたものの今度はその回収に手間取る、ということをやっていたらしい。
とにかく一安心。準備していたカレーと鍋を囲む。あとはいつもの宴会。
9人で一つのテントは狭いので、寝る時は2人だけヒマラヤ隊のテントにお世話になった。
<補足>
CL達の名誉のために一応言っておきますが、別に見捨てていたわけではありません。
そのパーティーには経験豊かなK2遠征訓練隊がついていて、
なおかつ非常時には無線をあけるように指示してあるにもかかわらず連絡が無かった。
なんらかの理由で無線をできないにしても、その場に5人いるにもかかわらず伝令も降りてこない。
そのことから考えて、なんらかのトラブルがあったが、それは急を要するものではなく、どこかでビバークしているだろうという結論でした。
最悪、全滅している場合にもこのような状況は成立しうるのですが、2パーティーとして動いている以上、その可能性は限りなく低い、と。
その場合、暗くて何もできない内に動いて2次災害を起こすよりは、翌日明るくなってからサポートするべき、ということですね。
決して、酒に溺れたわけでは・・・ない・・・ですよ・・・?
</補足>
気になるパーティー割はコチラ!
| S藤(洋)・S田(マ) | 化物岩 右ルート |
| SS隊長・G藤・S田(パ) | 化物岩 右ルート |
| H田(良)・K崎 | 化物岩 左ルート |
| SS隊員・Y形・T戸岡 | 化物岩 左ルート |
2pitch(20m, U)H田(良)
トレンド支点から右に3mほど雪のバンドをトラバースし、まわりこんでへつるようにして雪田に出る。
トラバースしきった辺りでキャメロットをきめられるが、中間支点はそれだけ。
個人的にはダブルアックスでへつるよりは、回り込む部分から小尾根上に乗った方が楽だと思うんだけど、どうだろう?
(ちなみに去年はそうした)
3pitch(45m, V+)H田(良)
昨日と同じ。H田(良)さん、ガッツのクライミング。カッコ(・∀・)イイ!
naokiss君達が左左左ルートの初登を目指したが、敗退した模様。