BACK RUSH
Since 1996 Spring
この名前を聞いてピンときた君はただ者ではない。
帰ってくれ。
何か分からないという君にはこれから説明したい。
まず初めに言っておこう、こうしてビラを作ってばら撒いていること自体が、違和感を感じるほど僕たちらしくないことなのだ。なぜなら、
ある日の夕食に、食べる材料の魚をどうせならいっそのこと自分たちでゲットしてしまおうというコンセプトで結成されたこのフィッシングサークルにおいては、なにも赤の他人を引っ張り込んでその面倒まで見ようなんてことに対しては何の必要性も見出せないのだから。
ところが、この2年の間、さまざまな海や川に向かって釣り糸を垂らし、自らの手で釣り上げた魚たちを食卓に並べてきた中で痛切に感じることがある。それは、金さえ払えばほとんど全てのものを何の苦労もなく食べられる、まさにコンビニエントなこの時代に育ってきた僕たちにとって、自分の食べたいものを自分の手で手に入れ、それをさらに自分の手で調理して食卓に並べることほど贅沢なことはない、ということだ。確かに僕たちの世代にとって、「楽は買ってでもしろ」というのが基本的スタンスになっているといっても過言ではないだろう。しかし、食べ物を口に運ぶその瞬間までのすべての過程を他人の力を一切借りずに自力でこなす事ができるということの素晴らしさを君にも知ってほしいし、その喜びを共有したいとさえ思う。誤解のないように言っておきたい
が、僕たちの価値観を押し付けるつもりは毛頭ない。
ただ、こうしてこのビラをここまで読んでくれた君には是非とも下のアクセス先までアクセスしてほしいだけだ。