Heaphy Track


 Kahurangi 国立公園に位置するこのトラック、Great Walk のなか
では81キロと、群を抜いて長く、その上、スタートとゴール地点が、
全く違うなどマイナス面も多いのですが、逆にその点に魅力を感じ
る人も多いようです。なお、このコース、予約の必要はありません。

 West Coastに面しているだけあり、湿った西風が吹きつけ、晴天率はあまりよくないようです
(ぼくが歩いた時、5日間で、スカッと晴れたのは最終日の1日だけ、あとは多かれ、少なかれ
雨が降っていました)。また、この辺りの地域は降水量も多く、思わぬところで足止めを喰らうこ
とがあるかもしれません(2002年シーズン、West Portに出る道路が寸断されているというニュ
ースを見た記憶があります)。
 アクセスは北サイド、南サイド共にバスが乗り付けています(共に折り返し運行)。
 Collingwoodサイドでは2社 Abel Tasman CoachlinesKaharangi Bus が便を持っていて、到着
時間がKaharangi Bus(10:45着)のほうが30分早く着くというだけの違いだったと思います。な
お、途中、いくつか橋のない川を渡るところがありますが、西海岸特有の大雨の際には、通れ
ないことも考えられます(ちなみに1箇所、道のすぐ脇に小さな滝がありました)。Karameaサイ
ドでは午前中の定期便はなく……。ちょっとややこしいのでこちらページで確認してください。
 Collingwoodサイドでのヒッチハイクはヒッチイン、ヒッチアウト共に苦戦必至で、見込み薄でし
ょう。特にヒッチインは、まず無理なんじゃないかと思います(ぼくも悔しいですが、バスを使い
ました。でも、トラックヘッドに着くまでの状況を見て、バスに乗って正解だと感じましたが)。
Great Walkはパスに日付が入っているので、もし、ダメだった場合、1日分パーになります。し
かも現地で買い足す場合、プレミアムレートが適応されてしまい、普通より二割五分増しです。
 Karameaサイドはヒッチアウトは充分可能で、ダメだった場合でも、あるバッパーが宿泊する
ことを条件に(2人以上)、電話すれば無料で迎えに来てくれますよ(Heaphy Hutにいろいろと
情報が貼ってありました)。なお、電話は両トラックエンドに設置されています(Local無料)。南
サイドからのヒッチインもKarameaからなら、日帰りハイカーなどもけっこういましたので可。ヒッ
チイン、ヒッチアウト共に、午後を過ぎてもダメな場合は諦めてバスに乗りましょう。

Heaphy River Mouthの眺め
Waka 慣れていて寄ってきますよ!


 このコース、距離は81キロと長いですが、7つのハットがほどよく散らばっているので、融通が
利きます。ただ、Heaphy Hutは需要の割にはベット数20と少なく、連休やスクールホリデー期
間中はベット争奪戦が必至です 早めの到着をお勧めします。
このハットは南ゲートからで初めからここを最終目的地として目指すハイカーが多く、ロケ
ーションがいいことから連泊する人もいます。南トラックエンドでバスに乗る予定のトレッ
カーは時間的にもここに泊まらないといけないことなどからボトルネックになっています。
ワーデン小屋には2人ほど余分に寝れるスペースが確保してあり、親切なワーデンであ
れば、呼んでもらえるかも!? いづれにせよ、テントがあると安心です。

 しかし、テント泊になると話が全く違ってきます。以前、キャンプサイトは8つありました。2001-
2002シーズンにぼくが歩いた時には5つになっていました。そして、テント派に非常に気になる
ことがDOCのサイトに載ってありましたのでここにご紹介します

 Campsite passes can only be purchased for the three designated
campsites. These are on the coastal section of the track at , and .
 It has proven impractical to provide quality campsites elsewhere on
the track, therefore, only hut passes are sold for other locations. There
are very basic camping areas adjacent to other huts but these should
be used for camping by holders of hut passes on the rare occasions a
hut is over full. なお、こちらの全文、およびコースの概要はこちら

 ぼくなりに訳すと、キャンプできるんは、海沿いのHeaphy Hut、Katipo Shelter、Scott’s 
Beach、もうこの3つだけやで。ほかんとこはもうやっていけへんから、もう閉店!ハットに泊ま
ってんか。ハットが埋まっとたらしゃーないから、まぁそん時はテントでも許したるわ。でも、ちゃ
んとハットの券持ってへんかったらあかんで。  まぁこんな感じの内容です。
 この文がいつ掲載されたかは不明です。上の文のように文字どうり変わってしまったのか。
それとも、2002年シーズンも建て前はこうだった。けど、なぁなぁでO.Kしていて、今もその状態
が続いている。そんな可能性もなくはないんですが…。テント派の人は一応DOCに確認してみ
たらどうですか。

 コースを簡単に説明すると、Brown Hutスタートの場合、トラックは、はじめ一気に登ります
が、その後はほぼ、だらだら下っていきます。トラック自体よく整備されているので歩きやすか
ったです。(ぼくが歩いた時は、土砂崩れでトラックが寸断されていた箇所があり、そこだけ、林
の中を掻き分けるよう迂回路ができていて、ドロドロになりましたが)
 キャンプサイト、ハットはBrown Hut⇒O.K(電話あり、サンドフライ多し)、Aorere Shelter⇒ 
Soso、Perry Saddle Hut ⇒Good、Gouland Downs Hut⇒Old(ガスコンロなし)、洞窟あり(1時
間し探しましたが小さいものしかありませんでしたが)、Saxon Hut⇒Very Good、James 
Mackey⇒小屋、景色Very Good(人気があり混み気味)、Luwis Hut⇒不明(川のそば)、
Heaphy Hut⇒小屋Good(ベッド激戦区)、ロケーションExcellent、Katipo Creek Shelter⇒パス
(サンドフライ地獄)、Scotts Camp⇒O.K.(シェルターなし、サンドフライ多し)

 注意しなければいけないのは、海岸沿いを歩く時波が高いことが多く、よくは知りませんが沖
に向かって潮が流れているらしいので、足元をすくわれないように(2002シーズンぼくが歩いた
時、一人行方不明になっていたようです)。


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