| 弓削島 |
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交通のアクセスは、東海道新幹線の福山から在来線で尾道まで行きます。(もちろん夜行を利用して移動も可能です) 尾道からバスで因島(いんのしま:ポルノグラフティーや東ちずるの出身地です)へ移動、そこからフェリーで弓削島へ渡ります。 ここ数年は、瀬戸の島々を繋ぐ「しまなみ街道」が繋がった事もあり、車で移動します。しかも、4人乗れば交通費も半額程度で済むので運転も我慢できます。(車で都内〜の所要時間は約12時間) いずれにしても、最終的に島へ行くには船が必要です。 移動の時間を間違えると、野宿する事になる場合も有るので注意が必要。 この写真は島へ渡るカーフェリーです。車は大体バックで載せるので怖いです。フェリー乗り場のスロープから波で動いている船に乗り移るのですから、テクニックよりも度胸がいります。 ちなみに、ここまで来ると疲れも吹き飛び待ち遠しい気分で一杯です。思わず「ただいま」と声をかけてしまいます。 |
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さて、島へ来て始めにする事は荷物の運び込みと掃除です。 車に満載してきた生活物資を運ぶのですが、見ての通り坂の上に家はあります。身の丈ほどの雑草をかき分けて運びます。(蜂や蚊がイッパイいるのでダッシュです) 築27年の家ですが、いい造りをしています。長年の潮風に耐え、みんなを招き入れてくれます。中は2F部分が半分吹き抜けになっていて、高い吹き抜け天井になってます。地下部分は倉庫になってます。ベランダからは徒歩2分の海が一望!朝は耳鳴りがするほどのクマゼミの声。とにかく虫がイッパイいます。 荷物から海水パンツ(投げると戻ってきそうなブーメランです)とウエットスーツを取り出し、徹夜で運転してきた事も忘れて海へ直行です。 注:去年やっと水洗便所になりました。 |
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この島には、数箇所の海水浴場がありますが一番有名な「松原海水浴場」です。泳ぎたいだけの時や、人恋しくなったときや、生ビールを飲みたくなったときはここにきます。 確かこの写真を撮った時期は、お盆も過ぎて閑散とした頃だったような・・・。 基本的にこの島は、お盆のときが一番人口が増えます。 島から出て行った人が帰省してくるのと、お盆休みを利用して遊びに来る人が多くなるからですね。でも、お盆の時期は島のスーパーがほとんど閉まってしまいます。ここ数年はコンビにが出来たりして便利になりつつありますが、いいのか悪いのか、たまに行くだけの者には判断つきません。 |
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この浜辺は仕事場です。海水浴場とは別に漁をする浜辺です。 この浜は引き潮になったときだけ現れる、プライベートビーチです。地元の人がたま〜に来るだけで、人はほとんど来ません。 ちなみに、この島での生活リズムは海の満ち引きに合わせます。海が満ちたら釣りをして、引いた時には潜って漁をする。 大体12時間サイクルで、一日2時間ずつ潮がズレて行くので、 様子を見て次の日の漁場と、対象品目を相談しておきます。 基本的に「働かざる者、食うべからず」の世界があるので、みんな必死に漁に出ます。なぜならば、親方に貢物(みつぎもの)をしなければならない、厳しい掟があります。 |
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今日も出漁です。モリを砥いで先っぽをとんがらせます。 これは、私が仕事の準備をしているところですね。 この砥ぎ次第で、一日の漁獲高が決まってきます。砥ぎが甘いと魚に当たっても、魚が”ヒット”といいません。(サバイバルゲームで言うところのゾンビってやつですか?) 海へ入るスタイルは、基本的にシュノーケリングで潜ります。 一番深く潜るときで約4m位でしょうか、日によって透明度が違います。また、瀬戸内海は穏やかそうに見えますが、一歩外側に出ると強烈な流れがあります。うっかりフィン(足ひれ)無しで出てしまうとなかなか戻ってこられません。 そんなこんなで、今日も命がけの戦いに向かいます。 |
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日差しが強烈なので、日焼けオイルが必需品です。むやみに焼くと、やけど状態になってしまいます。過去にも何人かの愚か者が病院に通いました。(私もその一人) しかし、男同士がオイルを塗りあう姿は美しくありませんねぇ〜。 写真は学生時代からの友人に、オイルを塗ってもらってる私です |
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写真は、グレ(メジナ)です。モリで突きました。 岩の間に隠れているところを一突き!いい仕事でした。 この島で採れる生き物をご紹介します。 ギザミ(ベラ)・・・色が綺麗で「食えんのかよ!」と言いたくなりますが、塩焼きは最高です。 両性具有で、ほとんどがメスです。 オスの数が少なくなると大きなメスがオスになります。 便利ですねぇ〜。たま〜に途中のやつがいます。 キス・・・最近は数が減ってほとんど採れなくなってしまいました。 アジ・・・満ち潮のときは、深くて潜る事が出来ないので堤防の上からコマセで釣ります。 もちろんその場で三枚におろして食べちゃいます。 カラコゲ・・・カサゴの一種ですが、から揚げにするとイケマス。注意しないと刺されます。 チヌ・・・普通釣るのですが、われわれは突きます。塩焼きは最高です。 最近は自治体で放流しているので結構います。 コブダイ・・・オデコのやつです。ナポレオンフィッシュともいいます。 一度だけ、68センチのものを突いたのですが強烈に暴れました。 怖かったです。でも、魚屋さんに聞いたら最大で一メートルを超えるそうです。 私が突いたのは人間で言えば、中学生くらいの大きさとのこと。 悪い事をしてしまった。 でも、身がしまってて歯ごたえもあり、美味しく頂きました。 ボラ・・・これは、頭を出して泳ぐのでエアーガンで仕留めます。 あとは、メバル、カサゴメバル、メジナ、コノシロ、アイナメ、イシガレイ、イワシ、 カワハギ、サヨリ、メゴチ、ハゼ、ワカシ、アコ、スズキ、ミズタコ、渡りガニ、 車えび、アサリ、イカ、サザエ、あわび、とこぶし その他には、採ったことはないのですがエイがいました。 また、アナゴや、ヒラメなんかもいるそうです。 ちなみに、アサリは十数年前からいなくなってしまいました。 その他の何種類かも姿が見えなくなってしまいました。寂しい事です。 |
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採った獲物は、そのまま海で食ベマス。また、家の中で炭火焼にしたりサザエを焼いたり、贅沢極まりない感じですね。 思い出すだけでじゅるじゅるです。 ちなみに写真はサザエとカサゴメバルです。写真だと分かりにくいのですが、魚は20センチ位あります。サザエも握りこぶしくらいあります。おなかいっぱいですねぇ〜。 |
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ここでちょっと一息。この島は現在、四国から水を引いてきてますが、十数年前まで貯水池による時間給水制でした。特に瀬戸内海特有の雨の少ない乾燥した地域の為、日に数時間しか水が出ませんでした。 ところで、海が待ちのときには、この貯水池でブラックバスが釣れます。だれが放流したのか分かりませんが、確かにつれます。 スレていないので、結構つれます。密かな穴場ですね。 |
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ハイ!ハイ!ハイ!ハイ! これですね! ここは、島にある国民宿舎のビアガーデンですょ。 朝、乾杯で目がさめて、一日海で飲んだくれ、夕暮れの海を見ながら風呂とサウナに入り、一日のアルコールを搾り出し、また、飲む。これから、夜の部の始まりです。 昼間も楽しいのですが、夜は大変な事になります。 |
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我が父(元締め)、母(親方)と妹とその友達です。 写真では上品な晩餐にも見えますがとんでもございません。 幸せな時間です。可能な限り続けたいと思います。 |
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夜の遊びの一つ、花火です。 この他には「かに道楽」があります。 夜、酒を飲みつつ堤防を歩いていると、そこには「かに」が! ヒット!6mmの穴があきます。 そうです、道楽でかにをあやめるので、「かに道楽」です。 しかし、しかばねは海に返します。そうするとクロダイがそれを食べるので、循環します。自然の頂点に立てた気分が味わえます。 |
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車はこの様に、砂だらけで乗っても平気なようにシートをカバーします。後から覗いたところです。 大きなクーラーに、大きな氷を入れておき、いつでもキンキンに冷えたビールが飲めます。これぞ、至福のとき。 掃除は大変ですが、幸福で贅沢な時間には替えられません。 |