雲の平・槍編@
早朝5時前、大阪発の夜行直行バス・アルペンライナー立山号は富山地鉄・有峰口駅近くに私たちを降ろし、立山方面に去って行った。今回は相棒の都合で、盆休み真っ只中の山行となった。
寝不足のボーッとした頭とからだで駅を探しあて、6時10分発の折立行き臨時バスを待つ。
臨時バスは6時前、満席で発車した。九十九折れの山道の揺れにいつの間にかぐっすり眠っていて、気がつくと折立に着いていた。

折立はかなりの人出だ。さすが盆休み。
朝食をとり、登山届を出し、装備を整えて7時45分ころ歩き出す。曇天。そのうち降り出しそうな雲行き。

しかし、三角点に出るころより青空が見え始める。雨雲の上に出たらしい。
相棒は4泊5日分の装備を担ぎ、よくがんばってるが、だんだんペースが落ちてくる。頭が痛く、胃もおかしいという。寝不足のせいだろう。

相棒の様子を気遣いながら太郎平まで上がる。11時45分。標準タイムより1時間も速く着いてしまった。
太郎平小屋わきのベンチで大休止。紅茶を沸かして飲む。ここで相棒が朝食べたものを吐き出す。しかしこれで少しすっきりしたようだ。元気が戻ってきた相棒を見て、予定を変更し薬師沢小屋まで脚をのばすことにする。

同じ名前だからと記念に太郎山を経由した。太郎山の山頂はどこがピークか分からない、なだらかな丘のようなところだ。

ときどき、花などを写真に撮りながら薬師沢を下る。

薬師沢小屋は、盆のかきいれ時で1枚のふとんに2人の割りで詰め込まれる。この時期はどこへ行ってもこんなものらしい。来週になればすくそうだ。昨日の宿泊者が130人。今日が167人。どうやら今シーズンのピークの日のようだ。 (Aにつづく)
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