先日ビッグブロの#2を購入した。これで#1〜#5まで揃った。あと持ってないのは#0.5だけである。詳細はカタログ等で判明するので省略する。

#5(金色)は非常にでかく、スクイーズチムニーでも使えそうだが重いのと邪魔になるので殆ど使用しない。

#3でキャメロットC4の#6とほぼ同サイズである。

ここまでキャメが開いてしまうとビッグブロの方が安心感がある。しかしセットには慣れが必要。ビナの付いたスリングを引っ張ったりゆすってもずれない箇所にセットしないとならない。墜落で引かれる方向にも留意する。カムほどセットは甘くない。

旧#4.5(現#5と同じくらい)の開いた状態(下はC4の#6)だとビッグブロ#2で対応する。

この写真から旧#4.5(C4 #5)と#2で同レンジと分かる。ビッグブロは一番縮んだ状態と伸びきった状態以外ならどこでも同じように効く。カムはカタログスペックの最大値付近は使えないのは周知の事実。

携帯サイズはビッグブロの方がコンパクト。私の場合はずらし用にキャメ、ランニング用にビッグブロを使う。

ついでにカムのことも。最近クラックをやっていて思うのだが、カムの種類や仕組みも知らずしてクラックのリードをトライしている人を散見するので他の情報も。エイリアンは矢印の部分のワイヤーがずれるように出来ている(赤以下)。なので写真のセットでも効きにあまり変化はない。

これがキャメロットだとワイヤーの引きのバランスが崩れて片効きになる。手前が狭くなっているなど片効きでも有効なセットなら問題ないが、平行クラックに浅くセットした場合は危険である。

ヘッド幅の違いは誰でも判る。それでもこの違いを理解せず、キャメロットだけ揃えてリードに挑んでいる人も多い。今はエイリアンは入手出来ないのでマスターカム等を購入すればいいだろう。

リンクカムも便利だと思っていたが、クラック内で写真の様に当たり方がずれてしまう場合がある。これで落ちたらどうなるか検証していないが、やはり気になる。

キャメロットならこの程度まで絞って使いたい。フレンズ系の場合は絞り切る直前まですぼめたい。キャメはあまり絞るとクラック内で動かなくなるのでそれも良くない。

#2でこんなに開いたセットをするくらいなら、#3をセットする。手持ちが少ないなら追加で購入する方が良い。私は#3は4ヶになってしまった。割り切ったセットをするのはそれなりに経験を積んでから。5.9でこんなセットしながら「テンション」とか叫んでいる人は危ない。

せめてこの程度は最低限絞りたいところ。ここでは岩の形状については説明出来ないが、ここに説明した以外にも多くのことを学ばねばならない。そういう意味では経験が浅いうちはフォローで回収をするのが良いだろう。

カムは荷重方向に力が掛かると同じように開く方向に力が掛かり支持力を得る。しかしそれを支えるのは岩との摩擦があってとのこと。これを理解していない人が多く、小さなカムでの事故が多い。

写真のように金属にエイリアンの最小サイズ(黒)をセットし、錘を増やしていく。1.8kgの荷重が掛かった所で抜け落ちた。サイズと摩擦によって結果は変わるが参考まで。
2010.10.05
END