最近は山道具の買う量が減ってきた。物欲の減退ではなく飽和して買うものがなくなってしまったのだ。それでもGW山行を前にしていろいろ買ってしまった。
ベアール ランド 8mm 30m 1150g

これまで30mという長さのロープは持っていなかった。理由はそのような長さが必要なルートが自分の目標のメインでなかったというのもある。とはいえロープがなくても済むようなルートで状況によってはロープを出そうと思う場合にダブルロープを1本だけというのをよくやってきた。それでも40mロープだと2kg以上と結構な重さである。最初は切って3/4にすることも考えたが40m、50m共に2本あるのでそれももったいない。そんな理由で買ったのがこれである。ロープにはツインロープのマークが付いているが日本の規格では補助ロープ扱いだそうである。説明書きにはリードには使ってはならないとなっていて後続者確保用とかなっている。これは20mも持っていてよく伸びてコンテとかにはいいのではないかと以前から考えていた(補助ロープとして売っているものの中にはダイナミックロープでないものもある)。「後続者確保用」という意味を自分に都合よく解釈すればリードで落ちずに登ればフォローの確保に使用可能という解釈が出来る。テンションや懸垂下降までと考えれば十分使い物になるだろう。
エキスパートオブジャパン レッドパッド 改2 270g

実は既に一本持っているのだがまた買ってしまった。登攀系の登山が多くなってくるとスキー系の登山と違ってスコップというのは非常に邪魔な存在になる。これまでBDのスキーショベルをピッケルに付けたりスノークローというヘラで済ましてきた。ところが軽量化の為にアックス類を買い換えていったら最近の軽量アックスはシャフトが細くスキーショベルがすかすかになってしまったのだった。とりあえずミゾーのモールでも買うかと店に出向いたが売れてなくなっていた。モールにしてもそのままでは細いシャフトの取り付けはよくない。ついでに寄ったWILD−1でレッドパッドが2割引で売っていたのでまあこの価格ならいいかと購入して帰りにホームセンターに寄ってパイプを留めるバンドやらなにやら買って改造した。大胆にモールより小さいくらいにカットして強度を損なわないように穴を空けて270gを達成。取り付けもベノムなどの細いアックスに合わせた。(改1とは私の1本目のこと)

ライフリンク スノーソー 140g

スコップと同時にスノーソーも軽量化を考えて軽そうだけど高くて買わなかったライフリンクのものが古くなって安売りしていたので購入した。しかしながら歯のプロテクターが重くて現在一番使いやすいと思っているBDスイッチブレードスノーソーと30〜40gくらいしか違わない。ハンドル外せば同じ重さである。しまったと思ったがこれもレッドパッドと同じく切って短くしてしまった。それによりプロテクター含め140gを達成。
G3 タルガ アッセント+専用クトー(テレマーク)
このテレマークビンディングは山スキーのように登高時につま先のヒンジを中心にしてヒールフリーになる代物である。テレマークからスキー登山を始めた人には判り難いことであるが、テレマークの歩行性は山スキーに対してラッセル、スピード共に劣るものである。私自身山スキーを経験していなかったので革靴+3ピンでテレマークの機動力を最も発揮出来ると言われていることに対して、山スキーの機動力=3ピン+革靴と誤解していたのである(おそらくガチガチの兼用靴の山スキーと同じくらい?同じ革靴であればやはり山スキーにはかなわない)。ケーブル+プラブーツでの体感2割程度の軽快さの喪失は滑りの向上でそれを上回るからケーブル+プラのテレマークが最強なんて考えていたのである。その考えが間違っているような気がし始めたのはハードワイヤーのケーブルビンディングで山に行ったことが始まりで、さらに登山靴用に山スキーを購入したことで決定的となった。さらに滑りが上達して革靴でツアーに行ったことにより一層歩行時の機動性が気になり始めた。テレマークはバネのコンプレッションや靴の硬さだけでなくその構造上からラッセルでトップを引き上げにくくそれが消耗につながるのであった。とはいえG3タルガアッセントにしてもBD O1にしても結構な値段である。当然重量増もある。後押しになるきっかけはGW山行予定であった。稜線を縦走するので朝一の行動時にクラストした斜面の歩行が入るなと思ったことが始まりだった。クトーが付くテレマークのセットはレイニースーパーループを付けているTUAのセットがあるが板が187cmと長く重量もある。担ぎが途中予定されているのでHAGANの板を持っていきたい。そんなこんなでK2のプレートが付いて穴の位置もだいたい同じということでHAGANの板にタルガを付けることにした。専用クトーと取り付け込みで35kの価格で購入。総重量も1910g(1/2)となんとか許容範囲で収まった。構造上登高モードの状態で凍り付いて戻らなくなると大変そうだがその辺は割り切った(O1はその辺が良く出来ていると思う)。この位になると何故山スキーにしないの?と言われそうだが「テレマークターンしたい!」の一言が答えになると思う。重量は本体はカタログスペック通りかちょっと軽いくらい(1910-1230)×2=1360gだがクトーはケース込み350gであった。
スワンズ 766DTBS-N 換気ファン内蔵ゴーグル
ゴーグルはないと困る時があるのだが厳冬期稜線という条件以外では滅多に出番がない。最初の頃はバイク用のスコットのダブルレンズを使っていたのだがでかいのと古くてスポンジの劣化もありスワンズの安いファン付きゴーグルを買っていた。とはいえシングルレンズはファンがあってやっとダブルレンズファンなし程度に曇るしバイク用は前走車の飛ばす石ころでも割れないのがこっちはザックの中のストレスで割れてしまう。そんなこんなでやっと購入したのがこれである。ダブル+ファンは曇り知らずで良いのだがセンサによるファンの自動動作は寒い中では作動せず。まあスイッチを自分で入れれば済む。これは前の安物より音が小さくなっていた。前の安物はファンを作動させるとコールとか相手の言葉がよく聞こえなかった。
END