八ヶ岳 南沢大滝

2012.01.25


25日:美濃戸 6:10〜南沢小滝 7:40〜南沢大滝 12:30〜美濃戸 13:30


装備:ミレー ラディカル、グリベル ランボー、BDフュージョン(旧)、スクリュー9本(7本使用)、ツイン50m他

今回は八ヶ岳の南沢大滝。ここはルートというよりゲレンデといった感じ。今回のパートナーもgakuさん。当初の予定では松木沢の黒沢でgakuさんのリードデビューの予定だった(私はオールセカンド)。しかしながら黒沢は氷が薄いとの情報が。gakuさんの師匠のブログを見ると水量が少なかったせいか氷が殆どない。それが判明したのが前日。どうしようかと迷った挙句に出した結論が南沢。アプローチ至近で確実に凍っている。しかし小滝でgakuさんがリードデビューとしても大滝は私がリードする羽目になる。お気楽モードから緊張モードへとなってしまう。装備はバイオニック+バイパーの予定をランボー+フュージョンに変更。衣類もソフトシェルなどストレッチ性のあるものをメインに変更。耐寒対策で手袋変更にダウンベストを行動着として入れる。八ヶ岳山荘で仮眠の後、出発。gakuさんの四駆で美濃戸まではすんなり。

25日 7:40 南沢小滝

行者小屋へ行く道を歩き南沢へ。小滝は水が表面を流れびちょびちょ。真中辺りの水の流れていない部分を私から先に登る。スクリュー3本打って抜ける。灌木にビナ2枚の終了点もある。ロワーダウンしたら50mぎり。続いてgakuさん。昨日買ったばかりのノミックで安定してリード。後からガイドとの2人パーティーが来る。我々は1本づつ登ったところで移動。滝の左寄りの落氷が避けられる場所に荷物を広げスクリュー1本打って荷物固定。

25日 12:30 南沢大滝(帰りに撮影)

大滝は見た目では傾斜が緩く見える。特に抜け口は傾斜が緩くなっている。ラインとしては雪がついているど真ん中やや右が傾斜が緩く多く登られて氷がしっかりしていると判断。準備をする。手袋を交換しようと思ったが、動きを優先してくたびれてきた長年愛用のを使う。スクリューをラッキングする。先程gakuさんが使用した1本が氷が詰まって抜けなくなっている。スクリューは多めに残り全て9本持つ。クイックドローはgakuさんリード用にペツルのニトロ(旧タイプ)を用意していたのを5本とFIXEのショックアブソーバの2本(ビナはスピリット)。あとはフリーで使う大き目のビナのクイックドローを持つ。

25日 南沢大滝をリードする

まずは最初の緩傾斜部。途中で1本DMMのを打つ。さらに傾斜が立つ所で2本目。ノブなしはこれで使い切る。あとはスクリューが足元を過ぎる毎に3本目、4本目と打つ。5本目を打つ辺りで傾斜がきつくなる。手も冷えてきてつらい。5本目が足元になる頃にいい加減つらくなってテンションしたくなる。フィフィに手が伸びるが、アックス位置が悪い。とはいえ打ち直すのもつらい。「教科書になかった登山技術」に出ていた顎で抑えてスクリューを打つやり方を苦し紛れでやってみる。腕がパンプしていてもこれだと入る。やっとクリップしたらせっかくランニングも取ったのだしもうちょっと頑張ってみようと思える(フォールする気はないが、アックステンションやテンションの誘惑はあった)。あと少しで傾斜が緩む。なんとか上半身を内側に入れてノーハンドが出来る位置を確保。ここで最後のスクリューを打つ。いくらレストしても完全に回復しないので根性出して登る。アックスがうまく刺さらない。シャフトの保持位置を変えたりして打つ回数を減らす。ようやく上へ抜ける。

25日 12:00 今回のアックス

gakuさんも無事テンション入れることなくフォロー。二人とも、これでもう十分という気分だったので昼前に片付け。先程のガイド氏のリードを見てから下山する。7年振りの南沢大滝、ようやっとリーシュレスフリーで登ることが出来た。気温は概ね氷点下10℃以下と冷えの面で厳しかった。この日はペットボトルのミルクティーがシャーベット状に凍ってしまった。

gakuさんのブログ

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