八ヶ岳 広河原沢左俣

2011.12.28


28日:舟山十字路 3:05〜F1 4:40〜12m大滝 8:25〜10m大滝 10:45,11:45〜御小屋尾根稜線 13:25〜舟山十字路 16:40


装備:ミレー ラディカル、グリベル ランボー、BDコブラ、スクリュー6本、ツイン50m他

今回は6年振りの八ヶ岳、広河原沢左俣。前回はテン泊装備で懲りたので今回はライト&ファストの軽量装備。パートナーはgakuさん。ちなみにgakuさんはアイスが今回初。最初のうちは3級程度なので登っているうちに練習になるから大丈夫だろうという判断。まあ普通はこんなことは絶対やらないとも云える。

28日 3:05 ゲート

八ヶ岳には雪が少なく、当日は寒気が緩むようだ。とはいえ行動時間は長くなるので早出ということでゲートは午前3時スタート。

28日 4:40 F1

早すぎたせいもあり、F1はまだ5時前。ばっちり凍っている。釜の上にも氷が張っている。簡単そうなのでアイゼン・ハーネスは装着するが、ロープは仕舞ったまま登る。F1の先の滑滝も雪に埋もれず露出している。こんなコンディションは私が八ヶ岳にアイスに通うようになってからは初である。それも12月末。

28日 5:35 F2を登るgakuさん

F2はちょっと傾斜があるが、時間ももったいないのでまたロープなしで登る。高さはないので高度感はないが、今度はちょっと手強い。F2を過ぎた先、大岩の裏側へ進むところでルートミス。涸れたルンゼを詰め上げてしまう。

28日 6:55 F3

元のルートを見つけて一安心。続くF4は高さがあるのでgakuさんからロープリクエスト。ロープを引いて登る。

28日 7:15 F4

今回は本当に雪が少ない。写真のように露出感のある氷が随所に見られた。涸滝は今回はロープを付けてトラバース。はいつくばって進むのが難儀である。

28日 8:20 F5

どこまで登っても雪に埋もれていない氷が登れる。

28日 8:25 12m大滝

とうとう12m大滝。前回はフォールしてしまった所だ。氷が発達していて途中にテラスが出来ていて容易そう。しかし登ってみるとスクリューセットが厳しい。ザックを背負っているせいかすぐ手が冷える。ここはなんとかフリーで越える。gakuさんも無事フォロー。

28日 9:35 F7?

その先も次々氷瀑が現れる。gakuさんが疲れが出て遅くなってきたので、先にロープを引いてフリーソロして後続gakuさんをビレイ。

28日 10:10 F8?

いよいよ大滝手前に来た。これを越えると見えるはず。

28日 10:45 10m大滝

今回はこちらは発達も悪く、傾斜がきつい。取り付きも雪に埋もれた所から急に傾斜が立つ。中間部まではなんとかフリーで行く。あと3m程度の所で腕温存の為にBDのスクリューに手を伸ばす。今回メインはDMMの17cmにしたのだが、毎回使用していたせいか入りが悪くなってきた。BDは入れやすいので余裕が無い時は便利だ。しかし、使用したのは13cm、ちと短い。さらに打った位置が悪く薄いクラックが入る。さらに登ろうとしたが、手足共に悪い。さっきの支点で落ちるとアウトな気がしたのでクライムダウン。諦めてテンションする。テンションした途端スクリューの周囲が白くなる。やばい!慎重にその真下にDMMを打つ。続いてアックステンションしてBDを打ち直す。さらに高い位置にもう一本と欲張っていたら今度はアックスの先が白くなりだした。もう一本を打ち直してそっちにテンション。スクリューを入れる。さらにずるしてテンション状態で先の3手程度氷を刻む。しばしレストの後、一気に抜ける。(この時の氷の状態は2重になっていて17cmスクリューが一旦貫通した後、さらに奥の氷に刺さると云う状態、10cm厚の氷の内部に空洞が生じていた。それがスクリューやアックスを刺した氷が白濁して崩壊手前になった理由)

28日 12:20 雪に埋もれた滝

前回はこの先はラッセルがきつくて右岸に逃げてしまったのだが、今回は頑張って進む。前回よりは楽だがラッセルは大変。ようやく前回登り損ねた滝に着く。雪の下に氷の感触がある。思ったより傾斜は緩く容易。

28日 12:30 雪に埋もれた滝を登攀

その先で一旦傾斜が緩み、最後に一段立った氷がある。意外に悪く4級程度。

28日 12:35 実質最後の滝

その先にも氷があったが、支点が悪そうで実質ここで終わり。ちょっと登ると尾根に出た。

28日 13:25 御小屋尾根から硫黄岳方向

あとは長い御小屋尾根を下降、舟山十字路に戻る。

END

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