25日 平標登山口 8:15〜平標山頂 11:50、12:50〜土樽 15:30
26日 平標登山口 8:45〜平標山頂 12:10、12:40〜平標登山口 14:00
25日
久々のスキー登山である。今回は儚月さんと一緒に平標に行くことになった。二日目は別の山を予定していたのだが初日に予定外のルートを滑って疲れたので二日連続で同じ山を登ることになった。夜半に登山口駐車場に着き、先週遭難があったから入る人は少ないかなと話していたが朝には駐車場は一杯になった。

2年振りのシール登高なので足の付け根がすぐ痛くなってくる。天気は快晴で登っていると汗が流れる。緩い傾斜のヤカイ沢を詰めて途中で右手の尾根に登って行く。

だんだんと傾斜がきつくなりシールの利きが悪くなる。特価1万で買ったモンタナのシールはやはりG3やアッセンション程の利きは得られない。

とうとう直登出来なくなり斜登高を混ぜて高度を稼ぐ。上に見える稜線が近くなる。スキーの人もつぼ足が多く、だんだんシールで登るのがきつくなるが頑張って登って行く。しかしどうにも効率が悪くなったのでスキーを担ぐことにする。

平標小屋方面との尾根と合わさる頃にようやく傾斜が緩くなる。しばらくそのままつぼ足で行くが背中の板が重いので私だけまたスキーを履く。

見た目に遠く見えた山頂も儚月さんの言う通りそんなに遠くなくあっけなく到着した。風は強いが日も射しているのでそんなに寒くはない。山頂では大勢の人が休憩している。

儚月さんが西ゼンが宿題として残っていると言っていたのだがそこにはシュプールが描かれている。天気も快晴だし行ってしまおうかという話しになっていく。今回は車一台だが土樽まで歩いて電車で越後湯沢まで行ってタクシー使えば行けないこともないということになって行くことに決定する。先行者が行くのを見てからと思いずっと山頂で時間をつぶすが結局滑った人は途中まで降りて登り返すようだった。

とりあえず私が先行で滑って行く。見た目には新雪に見えたが薄い新雪の下はアイスバーンだった。今回はミラなのでアルペンターンで誤魔化しながら降りて行く。途中でシュプールは左岸へ向かって行くのでその旨ハンディ無線で伝え擂鉢状のカールを降りて行く。カールの底は穴が空いていて右にトラバースして避ける。

儚月さんの板はアイスバーンに向かないらしく苦労して降りてくる。私はテレマークターンをやらずに割り切って降りて行く。

だんだんと傾斜も緩くなり滑りやすくなる。儚月さんはテレマークターンで滑って行くが私の方はテレ姿勢に戻せなくなってしまった。

高度が落ちてきて随分と気温が高くなる。ここまで降りれば春の陽気だ。

おいしい斜面もほどなく終わりあとは川沿いの緩い斜面が続く。それでも殆ど直滑降で滑れてしまい、途中要所でわずかな登りと大きなデブリを乗越えたくらいで上越線の線路が見えてきた。線路をくぐり、関越をくぐるとほどなく道路に出た。

道路に出て板をザックにつけ右方向に歩いていく。夜間通行止めの看板のある道路を真っ直ぐ行くと右手に駅が見えてきた。ここで時刻標を見ると2時間以上の待ちだったが、今の時期は臨時電車が運行していて16:40頃の電車に乗って越後湯沢まで行く。230円也。越後湯沢駅前からタクシーで元の登山口に戻る。こちらは5390円。明日は巻機の予定だったが面倒なのでまた明日も平標ということにする。駐車場脇の雪の上にテントを張る。
26日
翌朝はゆっくり起床。儚月さんの友人のGさんが来る。彼は山頂で我々と別れ西ゼンの予定で我々はここに戻り越後湯沢まで迎えに行く計画である。

今日は昨日以上に車が多く停めきれなくなっている。ガイドツアーなのか大人数のパーティーもいる。昨日と同じルートで登る。足が重く皆のペースを落としてしまことになる。今日は昨日よりシールが利く。Gさんは買ったばかりのアッセンションでどんどん直登する。結局彼は山頂までシールで登ってしまった。私と儚月さんは稜線で早々に担いでしまう。

へろへろになって山頂に到着したがタイムは昨日とさほど変わらず。ただ今日は余計な装備は車に置いてきてしまったので昨日より3kg位軽量である。

Gさんは体が冷えるとか言ってさっさと滑る準備をして山頂直下の急斜面から華麗なテレマークターンで降りて行く。彼が見えなくなってから我々も準備する。

途中まで登ってきた斜面を滑り、途中から右手にトラバースして林間を滑って行く。儚月さんは林間が得意らしく木々の間を縫うように滑って行く。私は木に激突するのが怖くて腰が引けてしまう。それでも傾斜が落ちてくると昨日とは違いテレマークターンで曲がれるようになりぐんぐん高度を下げる。休み休み滑っていたがおいしい斜面は終わり緩傾斜になる。重い雪に足を取られながらもすんなりと林道に出て、最後は舗装路の脇の雪を拾って駐車場の近くまで滑る。
今回は久しぶりのスキー登山であったが天気にも恵まれ充実した山行になった。
END