羊の小噺



毎年、年賀状に薀蓄を書いているんで、今年もどーしようもない小ネタを展開していきたいと思います。
1、ジンギスカン:ひつじ肉の料理の代表格といえば「ジンギスカン」ですよねー。意外と九州では知られていないようだけど、本場の北海道にいけば知らない人はいないっていうぐらい、メジャーな料理なんだよ。基本形は子羊の肉(ラム)をジンギスカン鍋の上で焼いて、タレをつけて食べるというスタイルで、「ただの焼肉じゃん」とツッコミがありそうだけど、ジンギスカンは「鍋」なんですよ、カテゴリー上は。ラム肉はちょっと焼き目がついた、ミディアムな状態を、たまねぎ・もやしと一緒に特製のタレに放り込んで、あとはわしわしと食べるのみ。ひつじならではの上品な肉汁とタレがとことんよくあって、思わず「うまいっ」と叫んでしまうこと請け合いですよ。ビールがそばにあれば、さらに云うことなし。これぞひつじ、これぞモンゴロイド!という、ひつじ料理の王様に間違いなし。
しかし「ひつじ肉なんて臭くて食べれないわ」という人も多いはず。それはきっと「マトン」を食べているからではないですか?マトンは成長したひつじのお肉をさして呼称されるんだけど、これが臭くて固くてまずい。しかも悪いことに、市販されている「ラム」肉も実際は「マトン」というケースが多くて、本当のラムを食べたことある人は少ないんじゃ?ぜひとも、本物志向を心に秘めて、通販でもいいからラム肉を購入してみましょう。つーか、近いうちにジンギスカンパーティーでもしたいなあ、おぃ。
本年賀状の「おまけ」ページに、札幌のあるおいしいお店の「ジンギスカンのタレ」のレシピを掲載しています。参考にしてみては。
2、羊をめぐる冒険:日本的小説家「村上春樹」の「ねずみ三部作」(と私は勝手に呼んでいる)の三作目、「羊をめぐる冒険」はおすすめな書物ですよ。少なくとも、私はあれを読んで、少なからずとも影響を受けています。特に「いわし」との決別の場面は涙なくては語れない、というのは嘘なんだけど、とにかくいい感じなお話なんで、ぜひ古本屋にでもいって買ってみてくだされ。ただし、三部作なんで「風の歌を聴け」→「1973年のピンボール」→「羊をめぐる冒険」の順で読みましょう。
3、ドリー:クローン羊ドリーはどうなったんですかね。死んだとか聞いたような。人間はもう少し謙虚でなければなりません、神の領域に足を踏み入れるなんて。バベルの塔の時のように再び天罰が下るかもしんないのにさ。最近はヒトのクローンも誕生したらしいけれど、ああ、どうして神は沈黙しておられるのか。なんてね、ちょっぴり遠藤周作っぽくしちゃいました。しかし、生命倫理はもう少し考えなければならない問題だよね。
あぁ、疲れたんで無駄話はこの辺で。

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