サクラマス
生態   サクラマスは川で生まれ、海へ降りて行きます。そして、大きく成長し、産卵の為川に戻ってくるのです。ちょうど川に戻ってきたサクラマスは、食するのに最適な状態であり、釣りや網によって捕獲され、食文化を創ってきました。富山県の各河川には昔からたくさんのサクラマスが遡上し、富山県人は食べていました。8代将軍徳川吉宗に献上したとも言われている、鱒の寿し、で富山県は有名です。江戸時代、ダムが無かった頃には、サクラマスは岐阜県まで遡上し、産卵していたそうです。現在では、神通川第3ダムまでの短い区間までしか遡上できないため、その数は激減し、明治時代160トン捕獲されていたと言われる漁獲高も現在では、2トン程度と言われています。
鮭は産卵直前の秋に川に戻ってきて、遡上後すぐに産卵します。また、川の浅いところを急いで遡上してゆきます。
サクラマスは桜の咲くころから遡上してきて、ゆっくりと、深いところや流れの速い、酸素が多いところをゆっくりと、遡上します。川では、深いところか大きな岩の陰などに定位していることが多いです。
川に遡上してくるサクラマスに胃袋には、鮎の稚魚やみギスが入っていることがあります。川に入ると、あまり口を使って魚を捕食しなくなるともいわれてます。
川に遡上してすぐの頃のサクラマスがもっとも脂ものって、身も引き締まっており美味しいといわれています。
 許可  現在では、サクラマスを捕獲して生計を立てている川漁師もいなくなり、一部の組合員が流し網や投網で捕獲しています。竿釣りも毎年70名に抽選で許可が出ており、釣りが可能です。
 流し網  富山県独特の漁方です。2艘のささ船で、長い網を水中に入れながら、川を下り、魚を網にかけます。この変形で、たる流しという漁方もあります。1艘のささ舟でおこなうのですが、もう1艘の船の代わりに樽を浮かべ、網をはります。大変高度な漁方ですが、この技術をもった漁師の方もおられます。
 ルアー釣り  「流芯を釣る」
川の流れのもっとも良いところ近辺に定位しているサクラマス近辺にルアーを通し、ルアーを食わせる。ルアーを流して泳がせて釣るというイメージです。
「U字効果」
昔よく言われた釣方で、芯近くにいるサクラマスの近くにルアーを通すと縄張りを荒らされたと思ったサクラマスがルアーを追います。そして、ルアーが岸近くになった時、釣り糸の長さの関係で、ルアーが川上を向くときに、小魚が急に逃げ出したと思ったサクラマスがルアーに反射的に噛み付くというものです。
「障害物(ストラクチャー)」
大きな岩や沈みテトラポットの川下に定位するサクラマスの近くにルアーを通し、反応を誘う釣りです。果敢に障害物を攻める為、ルアーのロストというリスクはありますが、釣れる確率は高いです。
「ツイッチング」
川の対岸に向かってルアーを投げ、竿にアクションを定期的に加えながらルアーをリトリーブします。不規則なルアーの動きに対してサクラマスは本能的に反応します。
「ジャーク」
沈み根や岩、流木などの近辺を狙ってルアーを流し、その近辺でルアーを激しく動かします。この釣方は一見ちょっと派手に見えますが、静かにしているサクラマスを挑発する効果が結構あり、実績を上げているアングラーもいるみたいです。
 タックル  竿は8フィートから9フィートくらいが多いと思います。サクラマス専用に開発された竿が各社から販売されております。私は、がまかつのラクゼを使ってます。やわらかい竿ですが、結構腰があり魚には負けません。
シュガースティックも使っており、ラクゼよりも固めですが、ルアーを投げやすい竿です。
リールはダイワのカルディアを使ってます。ドラグ性能もよく、魚の引きに対して素直に糸が出てゆきました。
糸は、バス用の固めの糸を多用してましたが、今年はエギ用の12ポンド、フロロカーボンを使いました。結構耐久性がありました。
リーダーを使うかどうか?リーダーをつけることもあるのですが、ガイドにこすったり、付け直しの回数が増えてくると、先のほうをダブルにしてスイベルをつけるという方法もよく使います。